[2024/10.21]

旅のおみやげ

島根・隠岐諸島のおみやげ

ユネスコ世界ジオパークに登録され、雄大な自然が残る隠岐諸島。
4つの大きな島と、およそ180の小さな島々から成り立ちます。

地形的に暖流と寒流がちょうど合流する地点でもあり、日本海らしい海の迫力と同時に南国の植物が生息しており、生態系や地理の興味深さを感じられます。

大阪・伊丹空港からは飛行機で50分でアクセスが可能で、非日常を求めてくる若者も増えているようです。
今回はそんな隠岐諸島で見つけたおみやげをご紹介します。

仕事仲間へのおみやげ

塩キャラメル

隠岐の名産品「隠岐の塩」。透明度の高い海水と温暖な気候によって塩作りには最適な地として知られています。ホテルのお着き菓子としていただいたときに、疲れが吹っ飛ぶおいしさに感動し購入しました。職場のばら撒きお菓子としてのおみやげにぴったりです。
価格:440円(税込み)
購入場所:隠岐空港売店

海を眺めるときの煎茶

今回滞在したホテルの中でも中ノ島にあるEntô(エントウ)はお気に入りのホテル。窓いっぱいに美しい海が広がり、時折フェリーが来航してくる様子が伺えます。お着き菓子と共にいただいたお茶がとてもおいしく、名前の通り、海を眺めながら穏やかなひとときに癒やされました。
価格:無料(ホテル滞在時のプレゼント)
購入場所:中ノ島「Entô」

ホテルの窓からは穏やかな海が眺められ、波の音が心地よく現実を忘れられます

【友達へのおみやげ】

摩天崖のポストカード

隠岐諸島の中でも、迫力のある自然が残るエリアが「西ノ島」。中でも巨大なナイフで垂直に切り取ったような大絶壁「摩天崖」は自然の力に圧倒される景勝地です。また道中、牛や馬の放牧エリアがあり、牛の横を車でそーっと横切ったことはヒヤヒヤしましたがよい思い出です。遠くに住む友人にはがきを送って旅の思い出を共有します。
価格:無料(ホテル滞在時のプレゼント)
購入場所:中ノ島「Entô」

sailing coffee
ドリップバックコーヒー

西ノ島はE-bike(電動スポーツバイク)をレンタルし、周遊するのも楽しみ方のひとつ。中心地から自転車で40分ほどサイクリングすると、「国賀海岸」に辿り着きます。摩天崖と繋がるハイキングコースも整備され大迫力の景勝地です。道中に寄り道したカフェ「sailing coffee」さんは、雰囲気のいい落ち着いたカフェでおいしいコーヒーが楽しめます。とても気に入ったので、ドリップコーヒーを購入しました。
価格:300円(税込み)
購入場所:西ノ島「sailing coffee」

波によって岩肌が侵食し、自然の力でできた洞窟が見られます。日本海の荒々しい波とともに大迫力の光景です

【自分へのおみやげ】

隠岐誉

隠岐の島には「名水百選」に選ばれる湧き水が2ヵ所あり、お酒作りにぴったりな清らかな水に恵まれています。隠岐酒造で製造される「隠岐誉」は創業から40年以上研究や改良を続け、今も地元の人に愛されるお酒です。キリッとした辛さがあり、海鮮料理やお鍋などの和食にはもちろん、アイスクリームと一緒に食べても相性がよく飲みやすい日本酒です。
価格:285円(税込み)
購入場所:西ノ島「安藤本店」

のどぐろ醤油煮

隠岐諸島に来たらやはり楽しみたいのは海鮮料理。イカやタイなど新鮮なお刺身を滞在中何度も楽しみました。「帰ってからも余韻に浸りたいな〜」と思い、のどぐろの缶詰を購入。隠岐誉と一緒に嗜みたいですね。
価格:1,080円(税込み)
購入場所:西ノ島「どうぜんレンタカー」

隠岐で感じた「足るを知る」

「ここは日本なのか!?」と圧倒されるほどの絶景が多く残る隠岐諸島。

パンフレットやカレンダーなどでしか見たことのないような風景が、心を癒やしてくれます。
旅の中では、20代〜30代の島民たちをちらほら見かけました。彼らの移動手段は、車と船。「コンビニもスーパーもないこの地域でどうやって生活をしていくのだろう。」と不思議に思いましたが、この絶景を見ていると「そんなことは愚問かもしれない。」と思い始めました。

都会にいると便利なものにすぐに手を伸ばせますが、ここでは「足るを知る」ということを根底に人々の生活が営まれていると感じました。そんな大切なことに気づかされる「隠岐諸島」。
みなさまもぜひ、訪れてみてください。

※販売価格については、2024年9月時点のものです

STAFF
photo / text:Ririko Saito