[2024/10.19]

旅のおみやげ

愛媛・大洲市と内子町のおみやげ

大阪から飛行機で約1時間(意外に早い!)、松山空港に到着します。
空港に到着すると、ゆるキャラのみきゃんと、あこがれのみかんジュースの蛇口がお出迎え。

まずはここでひとやすみ。空港のみかんジュースは400円。設置されている場所によって価格が違うので、ほかの蛇口を探してみるのもおもしろいかも

愛媛といえば、松山や道後温泉のイメージが強いですが、少し足を延ばすと、まだまだすてきな地域がたくさん。
松山から車を走らせること約1時間、ノスタルジックな街並みがすてきな大洲と内子町に行ってきました。

「伊予の小京都」と呼ばれる大洲は、市の中央を清流の肱川(ひじかわ)が流れ、城下町の趣が残る水辺の街。内子町は、江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋(もくろう)の生産で栄えた街として知られています。

今回は、そんな大洲と内子町、そして松山空港で出合ったおみやげを紹介していきます。

仕事仲間へのおみやげ

ベビー母恵夢 スイートポテト味

県外でも目にする機会の多い母恵夢(ポエム)。だんだんと秋めいてきたことだし、せっかくなので紅はるかをたっぷり使った母恵夢を選んでみました。スイートポテト味は10月末までの限定販売。
価格:6個入り 670円(税込み)
購入場所:松山空港内 いよてつショップ

別子飴

定番の別子飴の由来は、日本三大銅山のひとつ・別子銅山から。愛媛県産みかん・いちご・ピーナッツ・抹茶・ココアに、ミルクをかけあわせたの5つの味が小袋にイン。サイズ感とパッケージ、リーズナブルさも相まった愛くるしいおやつ。
価格:5個入り 129円(税込み)
購入場所:松山空港内 いよてつショップ

肱川の湖畔にたたずむ大洲城の天守は、大洲城を愛する市民の寄付などにより、2004年に再建されました

【友達へのおみやげ】

5匁 和蝋燭

江戸時代に創業、和ろうそくの伝統を継承する四国で唯一のお店です。パラフィンと呼ばれる石油を原料とした洋ろうそくに対し、和ろうそくは櫨(はぜ)の実や木ろうといった植物性のろうを原材料に用いています。お香のような感覚でろうそくに火を灯すと、夜のリラックスタイムにもいいみたい。コーヒーを淹れて、一緒に楽しんでもらえたらいいな。
価格:2本入り 880円(税込み)
購入場所:大森和蝋燭屋


オーガニックコーヒー OZU+
スペシャルブレンド ドリップバッグ

大洲の街並みをイメージしたオーガニックコーヒー。大洲の歴史と、重厚な街並みをコーヒー落とし込んで、深煎りでがつんと濃いめの味わいに仕上げているんだとか。
価格:190円(税込み)
購入場所:OZU+

内子町の街並みは、国の伝統的建造物群保存地区に指定されています。ゆるやかな坂道の約600mの通りに、白壁の商家や町家が建ち並んでいる

【自分へのおみやげ】

Mustakivi
PIKKU 小皿 KIKYO

四国と瀬戸内の手しごと品を扱うお店で、マリメッコでデザイナーを務めていた石本藤雄さんが手掛けるブランドの砥部焼を手に取りました。小皿は、マグカップのふたにしたり、ちょっとした豆皿にもできますよ、と教えてもらった。
価格:1,650円(税込み)
購入場所:うなぎの寝床 愛媛大洲店

宇和島みかん & 愛媛なつみ

自分のおみやげは大好きな柑橘系を多めに選んでみることに。みかんの季節には少し早いので、ジュースをいくつか買ってみました。カラマンダリンとポンカンの掛け合わせで生まれたなつみは、強い甘みと程よい酸味が特徴です。
価格:各178円(税込み)
購入場所:松山空港内 いよてつショップ

ちゅうちゅうゼリーの
ガチャガチャ

空港を歩いていると、ガチャガチャコーナーを発見。みきゃんバージョンのブラッドオレンジを引き当てました。本物のちゅうちゅうゼリーも欲しかったけれど、保安検査の時間が迫っていたので買うことができず……(涙)
価格:400円(税込み)
購入場所:松山空港内のガチャガチャ

じゃばらドリンク

ゆずやだいだい、かぼすの仲間のじゃばら。甘酸っぱく、さっぱりとしているので、ごくごくと飲んでしまいそう。
価格:180円(税込み)
購入場所:内子フレッシュパークからり

温故知新からひもとく
大洲市と内子町

愛媛を訪れるのは今回で2回目。
前回は松山~道後温泉、伊予灘など、定番のエリアを訪れました。
四国にいると、瀬戸内海に囲まれた島感を実感しますが、海ではなく山々に囲まれている大洲と内子町からの眺めはなんだか新鮮に感じました。

近年、大洲の城下町には歴史的な26棟の建造物を再生した、分散型の「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」がオープン。
それに伴い新しいお店が続々と登場するなど、大洲と内子町は共に新しい流れが到来しています。
一方、当時の姿を正確に復元した大洲城の天守、伝統を守り続ける手しごと品など、新旧の表情の違いもおもしろさのひとつ。

アクセスのよい松山を拠点に訪れるのもいいけれど、せっかくなら大洲や内子町に宿泊して、時間を気にせずに存分に巡るのがおすすめです。

最後は、内子町でお昼ごはんに食べた鯛めしを。愛媛県・宇和島が発祥の郷土料理です。あつあつのごはんに乗った鯛と卵黄が絡み合って、ぺろりと平らげました

※販売価格については、2024年10月時点のものです

STAFF
photo / text:くるみちゃん