[2024/09.24]

旅のおみやげ

長野・松本のおみやげ

日本最大級の北アルプス山脈がそびえ立ち、ふもとには田園風景が広がる長野県。
そんな大自然に囲まれたエリアで、ひときわおもしろい街として注目されているのが「松本市」。

あつまる人々が「おもしろいことをやってみよう!」という熱意に溢れ、小さい街ながらも活気のよさがうかがえます。

街のユニークな噂を聞きつけて、遊びに来る人や移住する人が数珠繋ぎのように広がる様子。そして、外からの文化を受け入れる住民の懐の深さに、松本が愛される理由を肌身で感じられます。

そんな、松本の旅で見つけたおみやげをご紹介します。

仕事仲間へのおみやげ

壱の蔵 
わさびチョコレート

長野の名産のひとつ「安曇野わさび」。わさび特有のツンと感が痛くない、フレッシュな薬味としておみやげに人気です。そんな安曇野産のわさびをチョコレート菓子にして個包装にされたお菓子を発見!休憩中のリフレッシュになればいいなと思い、購入しました。
価格:378円(税込み)
購入場所:壱の蔵 松本店

【友達へのおみやげ】

珈琲美学 アベ 
ドリップコーヒー

松本市街地を歩いていると「ここにも喫茶店が!コーヒーショップが!」と至る所でコーヒーを飲める場所があります。なかでも有名な喫茶店が「珈琲美学アベ」。昔ながらのモーニングがおいしい人気店です。英国様式のインテリアや食器が並ぶ空間は背筋がピンと伸びて、いい朝のスタートを過ごせることは間違いなし。友人にも喫茶店のよさを知ってほしいと思いドリップコーヒーを購入しました。
価格:250円(税込み)
購入場所:珈琲美学 アベ


菊の湯 
MOKU light towel

冬はうんと冷える松本では、あったかいお湯でからだを癒やし、温めることは街の人々の大切な習慣です。創業100年を超える「菊の湯」は、向かいにある本屋「栞日」が運営を継承する銭湯。若い番頭さんや利用客、昔から通うおじいちゃんおばあちゃんに愛される地域の憩いの場です。私も愛用しているMokuタオルは、長さや速乾性がサウナに抜群です。菊の湯さんのパンフレットも添えてそのよさを熱弁するつもりです。
価格:タオル/1,430円(税込み)、パンフレット/無料
購入場所:菊の湯


宿とサウナとジェラート「tabi-shiro」
ペットボトルホルダー

松本にあるゲストハウス「tabi-shiro」。個室サウナが楽しめたり、ラウンジでジェラートを堪能したり、古民家でゆったりとしたひとときを過ごせます。旅行者や移住者スタッフがラウンジに集まって会話が広げられるその空間は、みんなにとって温かい場所なんだなと実感しました。思い出の品としてtabi-shiro のマスコット「ムクくん」のボトルホルダーを購入。サウナで起きる飲み物の取り違えを手助けしてくれる唯一無二の存在です!
価格:630円(税込み)
購入場所:tabi-shiro

松本の独立系書店「栞日」。写真集や詩集、個人出版のエッセイなど、ここでしか手に入らない本が並び、県外からも多くの人が訪れる魅力的な本屋さんです。2階スペースでは、コーヒーを飲みながら本を読むこともでき、一日中入り浸ってしまいそうなほど居心地のよい空間です。

【自分へのおみやげ】

宿とサウナとジェラート「tabi-shiro」
サウナ用ナップザック

銭湯やサウナのお悩みは「かばんが濡れてしまうこと」や「かばんが重くなること」。サウナ好きの筆者も長らく悩んでいたことがついに解決されそうなかわいいグッズを購入しました。サウナのイベントなどに持って行ったら、「どこで購入したの?」とうらやましがられるかもしれません……!
価格:2,900円(税込み)
購入場所:tabi-shiro

栞日
コーヒー豆『Ordinary Happines』

栞日に滞在中、カフェスペースに広がるコーヒー豆の香りがとてもよかったのでおみやげに購入しました。ライトテイストをチョイスしたのですが、袋からも珈琲豆の甘い香りが漂ってきます。ひきたての豆で朝の一杯を飲めるのが楽しみです。
価格:833円(税込み)
購入場所:栞日

「暮らし」と「観光」の狭間で
ゆるやかな変化を遂げる松本

観光地として有名な松本の城下町ですが、県外移住者が一気奮闘して始めたお店には、観光客や街の人などボーダレスに行き交うお店もいくつかあります。

滞在中に出会った旅人の中にはいわゆる「観光」だけではなく、この小さな街で営まれる「暮らし」や「働き方」を自身の価値観と重ね合わせる人たちがいました。
この街にはこれからどんな生き方をしていきたいかという「指標なるもの」が散りばめられているような気がします。

筆者もハッとさせられたひとりで、同世代の移住者がこの街で自分を探求する姿に勇気をもらいました。雄大な自然の中で営まれる暮らしに「ためらわずにやってみよう!この自然が癒やしてくれるから」と背中を押された気がします。

この旅で、今後人生に迷ったとき立ち寄りたい素敵な街と出会うことができました。みなさまもぜひ。

※販売価格については、2024年9月時点のものです

STAFF
photo / text:Ririko Saito