[2024/09.24]

旅のおみやげ

神戸・北野エリアのおみやげ

神戸三宮駅から山側に向かって徒歩約10分。

坂をのぼると、そこには異国情緒溢れる洋館が立ち並んでいます。神戸港開港後にやってきた外国人の旧宅にあたる建物がいくつもあり、中には、100年以上の歴史を持つものも。

三宮駅から北野異人館街へ向かう坂は「北野坂」と呼ばれ、おしゃれなカフェが立ち並んでいます。登録有形文化財にも指定される洋館を利用した「スターバックス北野異人館店」があるのも、この北野坂です。

そんな、神戸・北野エリアを散策して見つけたおみやげをご紹介します。

国登録有形文化財の洋館をそのまま使ったスターバックス。いつも観光客の方でにぎわっていて、外国に来た気分になります

仕事仲間へのおみやげ

神戸チーズ蒸しケーキ

しっとりとした蒸しケーキに、チーズクリームがとろーりおいしいケーキ。パッケージには、北野を象徴する風見鶏と異人館が描かれています。ひとつひとつ個包装なので、デスクでさくっと食べてもらうのにもぴったり。誰に贈っても喜んでもらえる、神戸の定番おみやげのひとつです。
価格:12個入り 756円(税込み)
購入場所:風見鶏本舗

風見鶏カスタードプリン

北野エリアを歩いていると、風見鶏本舗のオレンジ色の袋を持っている方がたくさん。神戸・北野の地で約40年以上続く洋菓子店です。たまごをたっぷり使っているので濃厚で、カラメルソースが別添えなのも魅力的です。パッケージは、神戸の町を走る「シティーループバス」をイメージした形なんだとか。ばらまき用のおみやげとは別に、仲よしの仕事仲間へ特別なおみやげを。一緒にランチしたあとの、デザートとしてもぴったりかと思い選びました。
価格:4個入り 1,288円(税込み)
購入場所:風見鶏本舗

レトロな雰囲気のシティーループバス。北野の異人館をイメージしたデザインだそう

【友達へのおみやげ】

神戸やさいの手づくりソース

神戸で採れた旬の野菜やフルーツを使った、手作りのソース。コロッケやハンバーグにおすすめなんだとか。毎週土曜日に神戸・東遊園地で開かれている「EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET」のリアルショップ「FARMSTAND」で購入しました。お店でコトコト煮込んでつくられたオリジナルソースは、瓶のイラストもスタッフの方の手書きとのこと。お野菜からパッケージまで、神戸の手仕事を感じられるおみやげです。
価格:1,270円(税込み)
購入場所:FARMSTAND

洋館が立ち並んでいて、どこを切り取っても絵になる町

【自分へのおみやげ】

白樺細工 べレスタの箱

北野エリアには、異国を感じるお店がたくさん。フレンチレストランや、ロシア雑貨を扱うお店、フランス雑貨を扱うお店まであります。今回自分へのおみやげに選んだのは、ロシア雑貨専門店で見つけたべレスタの箱。白樺の樹皮で作られた木工細工で、ロシアの伝統工芸品のひとつだそう。水洗いでき、虫除けの効果もあるそうなので、小麦粉を入れて使いたいと思います。
価格:5,000円(税込み)
購入場所:ロシア雑貨いりえのほとり

EAT LOCAL KOBE ステッカーとポストカード

港町神戸を象徴する、ポートタワーのステッカー。他にもたくさんデザインがあったのですが、いちばん神戸らしく、何よりイラストがとってもかわいくて選びました。ポストカードは、神戸の魅力が詰まったイラストでじーっと見ていても飽きません。旅先でポストカードを集めるのが趣味なので、これもコレクションのひとつとして、大切にしようと思います。
価格:ステッカー/1枚 300円(税込み)、ポストカード/1枚 150円(税込み)
購入場所:FARMSTAND

ヨーロッパを感じる建物と植物。お散歩が楽しい

世界中の文化がまざり合う町

異人館をはじめとし、フレンチレストランやロシア雑貨屋さんなどもある北野エリア。ヨーロッパの雰囲気なのかと思えば、インド料理やエジプト料理、チリ料理の専門店もあってとにかく多国籍。そしてその全てがうまく共存している雰囲気があります。

毎年ゴールデンウィークの時期には、北野坂を舞台にインフィオラータ神戸も開催されています。イタリア語で「花を敷きつめる」という意味を持つインフィオラータは、イタリアをはじめヨーロッパ各地で行われているそう。

すべてが徒歩圏内のコンパクトな北野エリアですが世界中の文化が混ざり合う中に、神戸の地産地消を発信するお店もあって魅力たっぷり。ぜひ訪れてみてくださいね。坂道が続くので靴はスニーカーがおすすめです。

※販売価格については、2024年9月時点のものです

STAFF
photo / text:さきやまみさき