[2024/08.05]

旅のおみやげ

横浜のおみやげ

東京から電車に乗って30分ほどでアクセスすることができる、神奈川・横浜。
観覧車のある景色が印象的なみなとみらい地区や、中華街、横浜赤レンガ倉庫など、たくさんの観光スポットがあります。

レンガの色に映える、海の青。港には、きっとこれから遠い場所へ向かう船。1859年に横浜港が開かれて以来、海外への玄関口の役割を担ってきたまちは、今も異国情緒を感じる雰囲気に包まれています。

今回はJR桜木町駅から横浜赤レンガ倉庫までを散歩しながら、横浜の歴史が感じられるおみやげを探しました。

1930年から1984年まで、船員を養成する練習帆船として使われていた帆船日本丸。現在はみなとみらい地区で保存されていて、中を見学することができます

仕事仲間へのおみやげ

横濱シルクアーモンド 筒

港から絹を多く輸出していたことにちなんだ、横浜らしいおみやげ。香ばしいアーモンドをミルクとシルクの真っ白なパウダーで包んだお菓子です。甘さの中にほんのりしょっぱさを感じる、ついつい手が伸びてしまう味。1~2粒ずつ個包装されているので職場でも手に取ってもらいやすいと思い、選びました。
価格:約13袋入り 756円(税込み)
購入場所:赤レンガ デポ

JR桜木町駅から汽車道を通り、横浜赤レンガ倉庫へ。季節の花が植えられたガーデン越しの景色がきれいでした

【友達へのおみやげ】

赤レンガかりんとう

両手にちょうど収まるくらいのサイズの、赤レンガ型の箱に惹かれて購入。かりんとうは、ふんわりやわらかめの食べやすい硬さです。今回はベーシックな黒糖をチョイスしましたが、ミルクティーやキャラメル、野菜などのフレーバーも。プレゼントする友達に合わせて選んでも楽しそうです。
価格:567円(税込み)
購入場所:日本百貨店 あかれんが

ビスカウト

「馬車道十番館」のビスカウトは、50年以上前から作られています。表面に刻まれているのは、横浜のハイカラ文化を象徴するガス灯のマーク。サクサク食感の生地にサンドされたチョコレートやレモン、ピーナッツのクリームはほどよい甘さです。食べ応えのあるサイズですが、最後まで飽きのこないやさしい味わいが好みでした。
価格:5枚入り993円(税込み)
購入場所:赤レンガ デポ

ビールペーパーファイル

横浜は日本で初めてビールがつくられた場所でもあります。このファイルは、クラフトビールをつくるときに出るモルト粕を再生した「クラフトビールペーパー」で作られたもの。クリアファイルはよく目にしますが、ペーパーファイルは珍しいのではと思って選びました。カモメや船などのイラストも横浜らしさ満点です。
価格:320円(税込み)
購入場所:赤レンガ デポ

ベイエリアに立つ「KITANAKA BRICK&WHITE」はレンガをアクセントにした建物がおしゃれな商業施設。「水信フルーツパーラー」では、季節の果物をたっぷり使ったパフェやケーキを味わうことができます

【自分へのおみやげ】

水信旬果ゼリー もも

1915年創業の老舗果物店「横浜水信」のゼリー。夏が旬の桃がたっぷりと使われています。
桃のみずみずしさは、スプーンですくうだけで分かるほど。一口食べると洋酒がふんわりと香ります。少しお値段は張りますが、とっておきの自分へのご褒美に購入しました。
価格:1080円(税込み)
購入場所:
水信フルーツパーラー

センターグリルの
横濱ナポリタンソース

ナポリタンも横浜で生まれた食べ物のひとつ。1946年から横浜に店を構える洋食屋「センターグリル」と日本最古のパスタメーカー「ボルカノ」がコラボした、レトルトのナポリタンソースをお持ち帰りすることにしました。ソースには野菜やベーコンが入っているので、パスタとソース1袋で完成するのがうれしい。粉チーズを少し振っても、マイルドな味になっておいしいです。
価格:618円(税込み)
購入場所:
日本百貨店 あかれんが

廃版海図 リングノートS A6

改版のため使われなくなった航海用の海図を、表紙に再利用したリングノートです。海の水色と陸の黄色、地名の英語表記が混ざり合ってかっこいい雰囲気。バッグやデスクの中に入れておきやすいA6サイズです。
価格:350円(税込み)
購入場所:
帆船日本丸・横浜みなと博物館 ミュージアムショップ

何度でも訪れたくなる。
見どころがたくさんの港町

今回滞在したのは半日ほど。ベイエリアの観光スポットは徒歩で移動できるほどぎゅっと集まっていますが、まだまだ見てみたい場所がたくさんあります。
ビスカウトを買った「馬車道十番館」でティータイムも楽しみたいし、中華街も、新横浜ラーメン博物館も気になります……!
次に関東方面に行くときには、もう1泊して横浜に寄りたいと思っています。

海の外へと開かれた開放感と歴史、さまざまな新しい文化が混ざり合うまちを、みなさんもぜひ、散策してみてくださいね。

※販売価格については、2024年7月時点のものです

STAFF
photo / text:Fumiko Tokimori