[2024/08.01]

旅のおみやげ

東京・浅草のおみやげ

浅草寺前の仲見世通り、まちを行く人力車、真っ赤な雷門……。下町らしい景色に鮮やかな色彩が混ざる、東京・浅草。
いつも国内外からの観光客でにぎわい、熱気にあふれています。

東京駅からのアクセスもよく、電車に乗って20分ほど。東京スカイツリーがある押上やおしゃれなカフェや雑貨屋が多い蔵前にも近いので、東京観光の目的地をあともう1ヵ所プラスしたいときにもおすすめの場所です。

今回は、浅草の中心地である浅草寺から徒歩圏内のエリアで見つけたおみやげを紹介します。

浅草寺にお参り。常香炉(じょうこうろ)の煙には、邪気を払うご利益があるといわれています

仕事仲間へのおみやげ

チュララMIX缶

白と青のストライプ柄の缶と、キャンディのような包み方がかわいい洋風雷おこし。硬すぎない、サクサクとした食感です。フレーバーは、キャラメルアーモンド、ミルクピーナッツ、メープルココナッツの3つ。たっぷり入っているので、職場のみなさんにも全部の味を楽しんでもらって、お気に入りを聞いてみたいと思います。
価格:1296円(税込み)
購入場所:常盤堂 雷おこし本舗 松屋浅草店

19時前くらいでも、まだまだ観光客でにぎわっています。日が暮れると浅草寺や商店街の明かりがともり、柱の赤がより鮮やかに

【友達へのおみやげ】

ふりかけ「おぼしめし」

羽釜ごはんが食べられる朝食が人気の「梅と星」が作る、刻み昆布が入ったふりかけ。店自慢の調味料である煎り酒「よしなに、」が使われています。パッケージを開けるとごま油が香り、一口食べるとほのかな梅の酸味を感じます。店名とリンクする商品名やパッケージに惹かれて選びました。
価格:756円(税込み)
購入場所:梅と星

ポップライス プレーン

テトラ型のパッケージ越しに見えるパステルカラーがキュート。材料は、お米と砂糖だけ。砂糖の衣がたっぷりとまぶされた、軽やかな食感のお菓子です。赤と白のひもの部分で吊るした姿もかわいいので、今回は紙袋に入れずこのまま友達にプレゼントしたいと思っています。
価格:500円(税込み)
購入場所:キヨスミ製菓 浅草仲見世店

すべすべフェイスソープ

雷門近くのコスメショップ「門嘉堂」で、浅草らしく夏らしい、すてきなパッケージのフェイスソープを見つけました。ヨモギ葉のエキスなどが入った石けんには、古い角質や毛穴汚れをオフする効果があるそう。泡立てネットもセットになっています。このほかにもたくさんの種類のパッケージがあったので、ぜひお気に入りを探してみて。
価格:800円(税込み)
購入場所:門嘉堂

定番のおみやげ、人形焼をテイクアウトで味わいました。形はハトやちょうちんなど、浅草ならではのモチーフになっています。生地はぎゅっと詰まっていて、あんこは甘めです

【自分へのおみやげ】

ギフトあんみつ

浅草を訪れたのは7月。どこか甘味処に入って涼みたかったのですが、なかなか時間がなかったので、あんみつを自分へのおみやげにセレクトしました。冷蔵庫でしっかり冷やして食べると、たっぷりの寒天がとても涼やか。カップの中にはフルーツ、あんこ、黒蜜が入っているので、準備も簡単でした。
価格:432円(税込み)
購入場所:舟和雷門店

浅草今半 牛肉佃煮

1895年創業の牛鍋の老舗「浅草今半」の、国産牛を使った佃煮。いくつかのラインナップの中から2種類を選ぶことができたので、人気の牛肉ごぼうと牛肉まいたけを選びました。ごはんが進むしっかりした味付けで、野菜の食感や風味が牛肉のおいしさを引き立てます。包装紙は浅草の古い地図。知っている場所があるか、思わず眺めてしまいました。
価格:1188円(税込み)
購入場所:浅草今半 松屋浅草店

みつ飴 小

コーヒーやヨーグルトに加えるなど、砂糖の代わりに使うことができる、べっこう飴を溶かしたシロップ。飴細工専門店「アメシン」で見つけました。繊細な飴細工にも興味津々だったのですが、暑い時期だったので安心して持ち運べるこちらに。ひとりでも使い切ることができそうなミニサイズなのもうれしい。
価格:650円(税込み)
購入場所:アメシン 花川戸店

観光地らしい あふれるエネルギーを感じて

気づけば、社会人になってから静かに過ごせる場所を旅先として好むようになっていました。
しかし、今回浅草を訪れて感じたのは、朝から晩までたくさんの人たちが行き交うことによって生まれる、観光地ならではのエネルギー。
ガイドブックやテレビで見たことがある景色の「本物」に出合い、「これぞ観光」な雰囲気に身を浸すのも、やっぱりいいものです。

散策をしながらあたりを見回すと、小さな将棋教室や居合道場も。日本文化が息づく場所であることを実感しながら、浅草散歩を楽しみました。

※販売価格については、2024年7月時点のものです

STAFF
photo / text:Fumiko Tokimori