[2024/06.19]

旅のおみやげ

ギリシャ・ブルガリアのおみやげ

ヨーロッパの中でも「バルカン諸国」と呼ばれる、地中海に面したギリシャ、そして黒海に面したブルガリア。

神話が根付く街、アテネはヨーロッパながら南米のようなアジアのような雰囲気もある、活気溢れる街。
ブルガリアは旧社会主義国家ということもあり、中心地には重厚な建物も多いですが、迫害の歴史から旧ブルガリア正教の教会が地下にあったりもする、独特な雰囲気が漂う街です。

一方で、人々の生活圏は路面電車が走るコンパクトでかわいらしい街並みが魅力。観光地らしくなく、どちらも数日いたらその街の住人になれた気持ちになってきます。

まさに、非日常を味わう旅におすすめ。そんなふたつの街で見つけたおみやげをご紹介します。

ギリシャの街並み
ブルガリアの街並み

仕事仲間へのおみやげ

チョコビスケット

ブルガリアは小麦の生産が盛んなようで、小麦を抱えた女性がトレードマークのお菓子メーカーが有名みたいです。ブルガリアの民族衣装を着たイラストもとってもかわいくて即決。ひと箱にチョコがけされたビスケットが10個入っていました。私はこれを4箱持って帰って、同じフロアの方々にお配りしました。
価格:1.89BGN(約176円)
購入場所:現地スーパー(Бурлекс Стамболийски)

ハーブキャンディ

ラベンダーなどのハーブのキャンディ。日本では敬遠されがちな、変わった味のキャンディがあるのも海外の魅力。私の会社の方々はおしゃれな味を好む方が多いのでヒットするかも?!と思い、購入。個装になっていて配りやすいのもいいところです。
価格:1.39BGN(約129円)
購入場所:現地スーパー(Lidl)

(上下ともに)ブルガリアの街並み

【友達へのおみやげ】

いろんなお菓子

小麦製品でいうと、個装になっているクッキーやプレッツェルも多かったです。ブルガリアの国旗もパッケージに描かれていて、おみやげにいろいろな種類を購入しました。パンダの絵柄のものはブルガリアの首都ソフィアで、とっても大きなパンダの着ぐるみを来た大道芸の方がいたのでその思い出も兼ねて。下左はジンジャーはちみつ味。下右はアプリコットココア味。
価格:パンダ柄プレッツェル/2.5BGN(約233円)、ジンジャーはちみつクッキー/2.07BGN(約193円)、アプリコットココアクッキー/1.69BGN(約158円)
購入場所:パンダ柄プレッツェル/ソフィア国際空港の出国エリアの売店、ジンジャーはちみつクッキー/現地スーパー(Lidl)、アプリコットココアクッキー/現地スーパー(Бурлекс Стамболийски)

ブルガリアの首都ソフィアで見かけた大道芸の方

いちごヨーグルト味のチョコ

ブルガリアといえばヨーグルト。現地のスーパーにはいろんなメーカーのヨーグルトがたくさんあって、脂肪分1〜4.5%と濃厚さまで選べるという充実レベル。滞在中に複数のメーカーのものを食べ比べましたが酸味とミルキーさが絶妙でどれも美味。本当はヨーグルトをおみやげにしたかったけど、できないので「いちごヨーグルト味」のチョコを発見して即決。ですが帰国後調べて見ると、なんとドイツ製でした。それも含めて思い出です。
価格:1.89BGN(約176円)
購入場所:現地スーパー(Lidl)

滞在中に食べ比べをしたヨーグルトたち

【家族へのおみやげ】

絵葉書

ブルガリアの大聖堂の絵葉書。ふつうの四角じゃない、おしゃれな形がお気に入り。
価格:2BGN (約187円)
購入場所:National Museum of History

オリーブオイル

ギリシャのスーパーで買ったオリーブオイル。ギリシャでの食事はどれも絶品でした。地中海料理の代表食材のオリーブ油でトマトやなす、ズッキーニなどの夏野菜をふんだんに使ったお料理は、素材の味を堪能できる上にヘルシー。帰国後も試してみたくて、スーパーでかわいい缶に入ったオリーブオイルを購入。母と再現料理を作りたいと思います。
価格:2ユーロ程度(約346円)
購入場所:現地スーパー(My market)

ギリシャ料理

【自分へのおみやげ】

おもちゃの置きもの

ギリシャ神話に登場する美の女神「アフロディテ(ヴィ―ナス)」の組み立て式の置きもの。やはり古代ギリシャの形跡が残るパルテノン神殿は全てが壮大で、歴史あるこの地に立てたことをなにかしらの記念に残したいと思っていたところ、アクロポリス博物館でこちらを発見。オリンポス12神それぞれのものがありましたが、美の神にあやかろうとこちらを購入。お部屋に飾っていてもかわいくてお気に入りです。
価格:7ユーロ(約1,211円)
購入場所:アクロポリス博物館

パルテノン神殿

ボールペン

シンプルに「BULGARIA」と書かれたボールペン。配色がかわいくて購入。ですが、帰りの飛行機でさっそく使うとポキッとひびが入りました。品質がいまいちなのも醍醐味です。お部屋の飾りとして使っています。
価格:2BGN (約187円)
購入場所:National Museum of History

ブルガリアヒストリーミュージアム

マグネット

海外旅行に行ったら必ずその国のマグネットをひとつ買うマイルールがあります。今回もアテネとソフィアでひとつずつ購入しました。
価格:アテネ/2ユーロ(約346円)、ソフィア/5BGN(約467円)
購入場所:どちらも現地のおみやげ屋さん

暮らしを体感できるコンパクトシティ。
ヨーロッパの田舎町は
なんだか心地よくておいしかった……

この旅では毎日2万歩は歩きました。どちらの街も路面電車やメトロはもちろん走っているのですが、なんだか歩きたくなるし、ぜんぜん足も痛くなりません。数日かけて歩くと道は覚えてしまうし、お気に入りのスーパーまでできてしまったりして。そうすると不思議と達成感があります。

写真はブルガリアの方に教えていただいた最もポピュラーな朝食「バニッツァ(ヨーグルトを混ぜた薄焼きの生地に白チーズなどを包んだもの)」がおいしいパン屋さん。こうして地元の方のおすすめでおいしいものに出あえたときなんかは、うきうきが止まりません。

ギリシャでふと入ったお店は、紙のメニューがなく、おじいさんに厨房に案内されてたくさんのお鍋やフライパンに入ったお料理をひとつひとつ直接選ぶという素敵な体験もしました。しかも味もおいしくて感動!

ギリシャ・ブルガリアは一見するとヨーロッパの田舎街だけど、また行きたいと思わせる魅力があります。コンパクトだから住人になった気分になれたのがよかったのか、胃袋を掴まれたのか…….今はまた行きたい!と心から思っています。

その時までギリシャのレストランのおじいちゃんが元気でありますように。

STAFF
photo / text:haru