15

地元のお茶を未来へつなぎたい。
福住小中学校の子どもたちのチャレンジを応援!

     
集まったメリーポイント
19,119,000merry
12,000,000merry(8,000口)
NEXT GOAL 18,173,204merry〜∞(12,115口〜∞)
     
支援口数
12,746
締め切り
残り

(2025年3月31日まで)

お礼のごあいさつ

【応援プランナー】フーズノート店主Fu(フー)

福住に雪が降る季節もそろそろ終わり、春が近づきつつあるようです。みなさまのたくさんの応援のおかげさまで「セカンドゴール」も達成することができました。ありがとうございます!また残りわずかとなりましたが、引き続き応援をよろしくお願いいたします。この先はゴールを設けず、「地元のお茶を未来へつなぐ」というチャレンジをひとつの取り組み・モデルとして広められたらいいなと思い、ひとりでも多くの関係者のみなさまに、子どもたちが考案した「福住 こどもブレンドティー」をお渡ししするべく、ティーバッグ作りの費用に使わせていただきたいと思います。福住小中学校の子どもたち(4月には新しい児童も増えるとのことで、みんなソワソワ・ワクワク)もとても楽しみにしています。本当にありがとうございます!


健一自然農園 代表 伊川 健一さん

みなさま、たくさんの応援をありがとうございます。「福住 こどもブレンドティー」のための三年晩茶の収穫も無事終わりました。子どもたちも一緒に茶摘みを体験し、一生懸命に取り組みながら楽しんでくれました。この体験を通じて、彼らの自然への理解がより深まることを願っています。雨にも恵まれたおかげで、茶葉の出来は非常に良好です。これからまた、ブレンドなどお茶の準備などに取りかかっていきます。


福住小中学校 ESD教育担当教諭 堀川 淳司さん

学校で、お茶の学びをスタートして3年、子どもたちと試行錯誤しながら取り組みを進めるうちに、耕作放棄地となった福住の茶園が、まるで宝箱に見えてきました。またお茶は、子どもたちの豊かな感性、それを言葉や絵に的確に表現する力を引き出してくれたと感じています。応援してくださった全国のみなさまに深く感謝したいと思います。本当にありがとうございます。


福住小中学校の子どもたちと福住地区のみなさん

「せかいじゅうのひとにおちゃをのんでしあわせになってほしいです。小学2年生」「応援ありがとうございます。福住小中学校のみんなの想いが伝わるとうれしいです。」などなど生徒全員から、喜びとお礼のメッセージが届いております。(Fu)

  • ※2025年3月25日時点のデータです。
  • ※ポイント総数、支援口数の反映には時間がかかります。

達成後のお話

ついにファンディングが達成!

こんにちは、メリーファンディング事務局です。
みなさまからたくさんの応援をいただき、無事に目標を達成しました。ありがとうございました!

追って、詳細の報告をさせていただきますので、お楽しみにお待ちください。
(メリーファンディング事務局)

ストーリー

応援プランナー

フーズノート店主Fu(ふー)

フーズノート店主Fu(フー)

耕作放棄茶畑の再生から、さらに一歩先へ。
地元のお茶を未来につなぐ福住小中学校(全校生徒85名)の子どもたちの
チャレンジを応援しませんか。



奈良県北東部に広がる大和高原の福住地区は、豊かな自然に恵まれた高原地帯にあります。かつては大和茶の一大産地としてお茶農家が500軒以上ありましたが、高齢化や後継者不足で現在ではたった数軒に。これではいけないと地域の人々が主体となって「放棄茶畑の再生」に取り組みました。そこで注目したのが、数十年間、農薬も肥料もいっさい使用しない茶畑に残されて大きく育った「茶の木」。それをすばらしい資源としてとらえ、お茶の葉も枝もまるごと使って作る「三年晩茶」に。かつて「福住茶」と呼ばれたお茶は、2023年「里山三年晩茶」として復活をとげました。そして今回、福住地区にある福住小中学校の子どもたちが主役となって新たなチャレンジをしようとしています。小学1年生から中学3年生まで、全生徒85名という小さな学校の大きなチャレンジ、ぜひぜひ応援してください!


プロジェクトに参加する人たち

健一自然農園 代表 伊川 健一さん
大和高原の約30の茶畑で自然栽培によってお茶づくりをしています。福住小中学校の子どもたちとはもう何年ものお付き合い。「福住学」の中で、お茶についてだけでなく、土・水・生き物、すべてがつながっていることを子どもたちに教えています。
福住小中学校 ESD教育担当教諭 堀川 淳司さん
理科の教員で生物部の顧問。「ESD(持続可能な開発のための教育)教育」担当教諭。子どもたちが豊かな自然環境や地域の文化にふれるプロジェクトの中心的人物。
福住小中学校の子どもたちと福住地区のみなさん
奈良県北東部に広がる大和高原の福住地区。福住小中学校の子どもたち小学1年生から中学3年生まで、全生徒85名という小さな学校。

もっと見る

プロジェクトに至った想い

この先もずっと地元のお茶をつないでいくために。
「こどもブレンドティー」で新しいお茶文化を!

福住小中学校には、地元の自然や歴史文化を学ぶ独自のカリキュラム「福住学」の授業があり、子どもたちは福住のお茶についても多くを学び、茶摘みや焙煎などのお茶作りを体験してきました。そんな子どもたちが新たにチャレンジしようとしているのが、復活をとげた「里山三年晩茶」に、地域で栽培しているハーブを組み合わせたブレンドティー、名付けて「福住こどもブレンドティー」の開発です。そしてそのお茶は、自分たち自身が飲みたい、おいしいと思えるお茶がいい!家族やみんなにも飲んでほしいおいしいお茶がいい!ということで、今後「福住学」の授業で試飲の準備などを進める予定です。たしかに。未来につなぐお茶は、子どもたち自身が好きで、ずっと飲み続けたいお茶でなくっちゃ。お茶を飲むという習慣や文化なくしては、お茶を生産し続けることは難しいですよね。福住産のお茶は「里山三年晩茶」として単に復活しただけでなく、これからも進化し続けて未来へとつながっていってほしい。(応援したい。もちろん飲んでみたい!)

▲左:伊川健一さんと一緒に、茶畑で「三年晩茶」にするための茶の木の収穫をお手伝い。(三年晩茶の収穫は冬です!)
右:地元の別の茶畑に茶摘み体験に行くところ。

ふだんから、自然栽培のお茶や耕作放棄茶畑のことなどにふれる機会が多いフーズノート店主ですが、今回、福住地区の耕作放棄茶畑の再生と福住小中学校の取り組みを知り、感動。そして、次のステップへのお手伝いができたらなと思いました。子どもたちを見ていると、子どもたち自身が、未来をよいものに変えていく大きな力をすでに持っていると感じます。少子高齢化、農業後継者の確保が困難で耕作放棄地が拡大……それは日本中で起こっていて(自分自身の暮らしの中では当事者ではないけれど)みんなの問題、社会全体の課題だとわかっているけれど、私自身は何か大きなことができるわけじゃない。だからこの福住地区でのチャレンジをたくさんの人に知ってもらいたいんです。福住地区という小さなエリアだからこそ、老若男女、地域のみんなで一丸となって取り組めるのかも知れないけれど、福住地区でうまくいったことをヒント・モデルに、日本中でよい活動が生まれたら素敵だなと思うのです。そして何より、子どもたちはほんと、みんなの宝。おもしろいことを考えてるしエネルギッシュ! だから今回、このチャレンジを「応援」というより「参加」したいというような気持ち。「福住こどもブレンドティー」、楽しみでしかない。早く飲んでみたいです!子どもたち自身が「やっぱり地元のお茶はおいしいな」と思えたら素敵だし、誕生したブレンドティーが将来、福住の特産品になったらスゴイ。そんな小さくとも新たな一歩のお手伝いができたら楽しい、うれしい!と思うのです。

福住小中学校
小さな学校のスゴイところ

豊かな自然環境の中にある福住小中学校は小中一貫校。学校の敷地の広さったら、スゴイのなんの。校内にはハーブ園ほか、さつまいも畑(左)から「ビオトーブ」まで!(中)冬は雪が降ります。(右)

▲福住小中学校の校区をドローンで撮影。豊かな自然がスゴイ。

福住小中学校では、自然を活かした体験的学びとして独自のカリキュラム「福住学」があります。みんなで植えた黒大豆で味噌づくり、それを家庭科でお味噌汁にしたり!

時には、専門家を呼んでのワークショップも。「土」を学び「農」を学び「食」を学び……さまざまな学びはテキストの中ではなく、すべて福住という地域の中にあるものを通して子どもたちが体験しているところがスゴイ。

左は、今回のプロジェクトに参加する堀川 淳司さん。福住小中学校の理科の教員。「ESD(持続可能な開発のための教育)教育」担当教諭でもあり、子どもたちが豊かな自然環境や地域の文化にふれるプロジェクトの中心的人物。そして、小学部5年生~中学部3年生までが集まる「生物部」の顧問(これが一番重要)。堀川先生と子どもたちが活動に情熱を燃やす生物部、実はとってもスゴイんです!学校近辺の川でなどでの「生き物観察会」は、毎回大盛り上がりなのですが、近年の生物部にとって最大のニュースは、奈良県版レッドデータブックで”絶滅寸前種”に指定されている「ヤマトサンショウウオ」を生き物調査中に発見・保護したこと。(これはもう、本当に本当にスゴイことなんです!)なんとも愛らしいイラストは、子どもたちで描いたもの。イラストでは、地域の美しい山や川、そして太陽を表現した色になっています。(リアルな色にするべきかどうか、みんなで議論したそう。)福住の人々と多種多様な生き物たちが共生する里山を守る活動のシンボルとしてみんなが大切にしているこのイラストを、返礼品のお茶のパッケージにあしらいたいと思っています。お楽しみに!

       

子どもたちは、地域の方に教えてもらいながら、無農薬・化学肥料無しで米作りにもチャレンジ中。無農薬なので、雑草取りもなかなか大変ですが「生き物たちがたくさん住む田んぼ」がみんなの自慢なんです。土・水・農・食etc.すべてがつながっていることを、子どもたちはすでに知っています。(実感しているところがスゴイ。)子どもたちが描く福住の生き物や風景のイラストがまたイイ。小学1年生から中学3年生まで、大胆でいて時に鋭い……さまざまな年代の子どもたちの、それぞれのみずみずしい感性はとてもユニーク。

       

【三年晩茶とは】丸三年以上育ったお茶の木から、1mほどの葉のついた枝を収穫。枝も細かく粉砕し茶葉と一緒に焙煎したもの。焙煎には地元の間伐材を活用した薪を使用。新芽ではなく、じっくり育った茶の木の恵みを丸ごといただきます。そんな三年晩茶をベースに、地元産のハーブを組み合わせたブレンドティーを作ります。

▲左:三年晩茶用の茶葉は、こんなふうに枝ごと収穫します。
右:葉と枝を分け、枝は細かく粉砕して焙煎します。

       

【目標メリーポイントを達成すると その1】試飲を重ね決定したブレンドを「福住こどもブレンドティー」として、健一自然農園さんの協力で「ティーバッグ2個入りパック(袋)」に仕上げます。福住小中学校の全校生徒85人の子どもたちには「自分用・家族用・プレゼント用」として3袋、ほか協力してくださる地元関係者の方にも贈ります。(Bコース、Cコースお申し込みの方へも同じものを返礼品としてお届けします。)

       

【目標メリーポイントを達成すると その2】茶葉を手で「釜炒り」するための鉄鋳物製の小さな釜(写真右のイメージ)と、薪をくべて釜を乗せる竈(かまど)など一式を学校に設置します。「子どもたち自身で焙煎にチャレンジ」という、さらなる次のステップへの足がかりに!

もっと見る

facebookページで
最新情報を更新していきます。
プロジェクトメンバーからの近況報告を
是非チェックしてくださいね。

支援する
  • ツイート
  • シェア
  • LINEで送る