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第1弾
ハンドピックコーヒーの自家焙煎事業を
スタートする福祉事業所を応援したい!
- 集まったメリーポイント
- 19,311,000merry
- 目標 15,000,000merry
- 支援口数
- 12,874口
- 締め切り
お礼のごあいさつ
みなさまこんにちは。 このプロジェクトのリーダー、CCPのきょーです。 第1弾ということもあり不安も多いなか、メリーファンディング、当初の目標を大きく超えて目標メリー額を達成することができました。 ご支援くださいましたみなさま、ありがとうございました! これによって、福祉事業所GIVE&GIFTさんでは、コーヒー事業へのチャレンジがかないます。 チャレンジドの方たちの自立支援を、こんなにもたくさんの人たちが応援してくださったことは、CCPの活動を継続していく勇気となりま した。これからも、チャレンジドの方たちの仕事の価値づくりをめざして、このプロジェクトを続けていきたいと思います。 この度はご支援いただき、ありがとうございました。
- ※2019年10月1日時点のデータです。
- ※ポイント総数、支援口数の反映には時間がかかります。
達成後のお話
焙煎機の贈与式が執り行われました
2018年4月10日に大阪のGIVR&GIFTさんに焙煎機をお届けしました。その後、メリーファンディングセカンドゴールとして設定した「換気扇とフードの工事」の設置も完了し、準備が整いました。
写真は8COFFEEROASTの黒田さまからレクチャーを受けているGIVE&GIFTのみなさん。ハンドピックと焙煎の方法を学び、本格的にコーヒーづくりが始まりました。それぞれが試行錯誤をしながら、作業に慣れるまで繰り返し練習しました。
コーヒー豆の焙煎ができたら、ミルで引いて粉にしていきます。そのあとひとつひとつグラム数を計って、袋詰めに。
メリーファンディングで応援していただいたみなさまへのお礼のお手紙も準備。ありがとうの気持ちを込めて、ひとつひとつシールを貼っていきます。
そして完成、BIG SMILE COFFEE!
いよいよ製品化となったこのコーヒーには「BIG SMILE COFFEE」と名前が付けられました。 2018年7月上旬より、メリーファンディングでご支援いただいた方へ返礼品としてお届けをはじめ、その後、フェリシモでの販売も実施しました。
『ハンドピックコーヒー』にチャレンジされた、 GIVE&GIFTのみなさまからメッセージが届きましたので、ご紹介いたします!
応援してくださったみなさまへ
・頑張って作りましたので、楽しく、美味しく飲んでいただけたら嬉しいです!
・どんな感想があるか、ちゃんと飲んでもらえるかドキドキします。
・コーヒー豆の仕事はとても楽しかったです。ありがとうございます!
ハンドピックコーヒーにチャレンジしてみて
・ハンドピックにチャレンジすることが、とてもいい勉強になりました。良い豆、悪い豆の区別ができるようになって良かったです。
・コーヒー豆を袋に入れる作業はなかなかキレイに粉が入りきらなかったこと、袋がピッタリすぎて商品を入れにくかったことが難しかったです。
・焙煎は音の聞き分けやコーヒー豆の色の見分け方が難しかったけど、今後に活かしていきたいです。
・コーヒー豆の計量は微量の違いもダメで何度もやり直したけれど、とにかく楽しかったです!
今後について
・カフェで提供するコーヒーをみんなでハンドピックし、焙煎したコーヒー豆に変えました!以前は同じ種類、同じ焙煎のコーヒー豆を使っていましたが、今はアイスコーヒー用の豆は深めに焙煎し、ホットコーヒー用と差別化することにしています。
・焙煎したコーヒーをドリップパックやテトラパックに入れて販売していきたいです。
・今は支援員に教えてもらいながらだけど、焙煎の時に自分一人で色を見極めるようになって、もっといろんなところでコーヒーを提供したいです。
・将来はコーヒーの焙煎ができるカフェで働きたいです。
プロジェクトオーナー
CCP きょー
福祉事業所さんに「コーヒー焙煎機」と「焙煎士のレクチャー」を 受ける費用をメリーポイントでご支援いただけませんか?
このページを見てくださったみなさま、ありがとうございます。フェリシモでCCP(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)の担当をしています、「きょー」です。現在CCPでは、チャレンジドの方たちの並外れた集中力と正確さを「ハンドピック」という技術 に生かし、自立を応援するプロジェクトを進めています。 今回は、その中で出会った2ヵ所の自家焙煎コーヒー販売をされている事業所をモデルケースに、 新しくコーヒー事業をスタートしたい!と手をあげられた福祉事業所の支援をしたいと思います。 焙煎機とプロの焙煎士のレクチャーを提供し、コーヒーの製造から販売までの一連の流れをサポートすることで、福祉事業所で働くチャレンジドの方たちの経済的な自立を支援します。
- C.C.P(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)とは?
- C.C.P(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)は、福祉作業所と、クリエイターやメーカー、NPO、プランナーなど、たくさ んの人が関わるものづくりを通して、手に取る人をしあわせに、誰もがボーダーなく つながる未来をつくるプロジェクトです。
- C.C.Pのウェブサイトを見る
プロジェクトに至った想い
CCPの考えるチャレンジドへの支援
13年前に発足したCCPでは、これまでチャレンジドの方たちの「あったかで味のあるクラフト」や「自由な感性のアート 」、「きっちりきまじめな手仕事」を切り口に、大量生産にはない要素を付加価値として、商品を世に生み出してきました 。 おかげさまで多くの商品を通じて、たくさんのお客さまとチャレンジドの方たちの仕事を知っていただくことができました。 それらの経験から私が実感したことは、チャレンジドの方たちの自立のためには、継続的な、みなさまとのつながりが大切ということでした。 今回「コーヒー焙煎機」と「プロの焙煎士」のレクチャーのご支援をお願いをしておりますが、いくらおいしいコーヒーを作ることができるようになっても、チャレンジドの方たちの自立を一緒に応援してくださるみなさまがいなければ、彼らの継続的な経済的自立にはつながりません。 今回、ダイレクトな支援するにあたり、より多くの人の力を必要としています。メリーポイントを通じて一緒に応援してください。
福祉事業所の工賃は、月額平均約15,000円
みなさまはご存知でしょうか。 全国の福祉事業所のチャレンジドの方たちの工賃は、月額平均約15,000円(就労継続支援B型事業所 H27年厚生労働省HPより)ということを。
一生懸命に働くチャレンジドの方ひとりひとりと接するたび、「どうにかして、もっと工賃を上げられないだろうか」という思いが強くなりました。
CCPとしてできることを模索する中、ヒアリングで見えてきた課題がありました。それは「福祉の場」である事業所では 、新しいことに着手することに手が回らなかったり、利益を生む事業の作り方やノウハウが足りないなどという問題があったのです。
もちろん、そんな状況でも事業に意欲的な福祉事業所はたくさんあります。 そのような出会いがあるたび、私は、もっと多くの福祉事業所が新しく利益を生みだす事業にチャレンジできたらいいのにと思うようになりました。それがチャレンジドの継続的な自立につながる!と思うからです。
「ハチコーヒーロースト」の黒田さんとの出会い
そんな時、「ハチコーヒーロースト」の黒田さんとの出会いがありました。
黒田さんはプロの焙煎士で、8年前から福祉事業所のチャレンジドの方たちと欠点豆を徹底的に取り除く「ハンドピック」にチャレンジされていました。
その豆を使って淹れる黒田さんのコーヒーは本当においしく、「しっかりと豆の豊かな香りがあり、深みがあるのに重くなく雑味がない。」「いつも飲んでいるコーヒーとは全然違う!」と、試飲したコーヒー好きな人たちをもうならせるほどでした。
黒田さんは話してくれました。
チャレンジドの方たちの中には、驚くような集中力で欠点豆を見分けて、きっちりと取り除く仕事をされる方が多く、ハンドピックはまさにぴったりのお仕事なのだと。
本当に根気のいる仕事ですが「今日は豆はないの?」と催促されるほど、みなさん、やりがいを感じてくれて、一粒も逃さないようにと、真剣に取り組んでいらっしゃるそうです。
私は、このチャレンジドの方たちの能力が最大限に生かせるハンドピックの技術があれば、そしてその豆を事業所内で焙煎することができれば、コーヒー販売で利益を出し、チャレンジドの自立を願う福祉事業所を支援できるのではないか?と考えました。焙煎する前の生豆は焙煎豆の数分の1の仕入れ価格なので利益を確保しやすいのです。
達成時のイメージ
ハンドピックコーヒーがつなぐたくさんの笑顔
サポーターのみなさまからいただいたメリーポイントで、①焙煎機を購入②焙煎士黒田さんのレクチャーで雑味のないおいしい自家焙煎コーヒーをつくる事業のスタートを応援します。
今回、このメリーファンディングという手段を選んだのは、焙煎機やレクチャーを受けるための資金が必要ということはもちろんなのですが、このハンドピックコーヒーそのもののおいしさをたくさんのみなさまに知っていただきたいそして、笑顔をさらに広げたいと思ったからです。
今後それらのコーヒーを販売することで、CCPもサポーターのみなさまといっしょに継続的なサポートを続けていきたいと考えています。 本当においしいコーヒーが、たくさんの笑顔をつなぐことができる。そんな未来を一緒につくりませんか?
達成した際には、ご支援いただいたサポーターのみなさまに、お礼のお手紙やファーストコーヒーを心を込めてみんなでお届けします 。
みなさま、どうか応援よろしくお願いいたします。
モデルケースインタビュー
すでにハンドピックをきっかけに事業をスタートされている福祉事業所を取材しました。
非営利活動法人 はこべ工房さま
「事業所の強みになると思い、利用者さんが得意なハンドピック作業で、コーヒー事業を始めました。 チラシ宣伝や、配達を行うなどして、少しずつお客さまに知っていただきました。そうしているうちに、市内で茶房を開くことができるようになるまで成長し、現在では、老人ホームのイベントや市役所にて、デリバリーのご注文をいただくようにまでなりました。
おかげさまで年々お客さまは増え、収入も増えていっており、新たなお仕事をさせていただける機会がありましたら、頑張っていきたいと考えるまでに至りました。 それまでは清掃のお仕事だけをしており、地域の方々とふれる機会がなかったのですが、このコーヒー事業をするようになってからは、お客さまとお会いし声をかけていただくことが、働く喜びになっているようです。コーヒーがきっかけで、地域の方々から応援されているんだな。と感じ、ありがたいと感謝しています。」
はこべ工房スタッフ上木さん
非営利活動法人 ICCCさま
「地域で古本喫茶を行っており、雑味やにごりの無い、味と香りのよい品質の高いコーヒーを自信を持って提供したいと思ったところから始めました。一昨年からは、市役所でコーヒー販売も行っており、お客さまが増え、利用者の収入の向上につなげることができました。また、地域でのイベントから依頼があり、コーヒーマシン一式を貸出し、引き豆を提供してご好評をいただいたりしています。
コーヒー事業を始めて事業所内では、利用者の作業に対する自信がついたといううれしい変化がありました。生豆を購入しハンドピック、焙煎、ハンドドリップというすべての流れを実施してお客さまに直接コーヒーを提供するという体験をすることで、『おいしいコーヒーを作っているんだ』という実感が自信につながっているようです。現在、コンサル事業にも参加し、利用者の更なる工賃向上を目指した活動をしています。」
ICCCスタッフ町田さん
ハンドピックコーヒーとは?
どんな高級なコーヒーにも混ざっている「カビ豆」、「虫食い豆」など、コーヒーの雑味の原因となる豆を一粒ずつ手で 取り除く作業をほどこしたコーヒーのこと。
気が遠くなるような大変な作業ですが、並外れた集中力・ていねいできっちりとした作業が得意なチャレンジドにとっては、その能力が最大限に生かされ、価値の高いおいしいコーヒーとなります。
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