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ドイツ国際平和村は、子どもたちへの医療援助、現地の医療環境の充実を目指したプロジェクト、平和教育を3つの活動の柱として活動しています。みなさまからのご寄付によって、母国では適切な治療を受けられない子どもたちへドイツでの治療の機会を提供でき、子どもたちの健康に生きる権利に貢献しています。支援国であるアフガニスタン、アンゴラ、ガンビア、イラク、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンで活動をするたびに、人々の苦しみ、特にケガや病気を抱えた子どもたちの苦しみを肌で感じています。これらの国々では、長く続く紛争や危機的状況の影響も大きく、その危機が今までにないほどに膨らんでいます。直接の紛争下でなくとも、紛争の爪痕(つめあと)により傷ついている人々に、コロナ・パンデミックがさらなる苦しみを加えました。現地の人々は「ドイツ国際平和村があるからこそ、子どもたちが元気になり、将来の希望を見つけられる」と言います。活動は大河の一滴かもしれませんが、継続することが重要です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(ドイツ国際平和村 中岡麻記さん)
从活动现场
コロナ・パンデミックの発生以来、渡独が困難でしたが、ようやくタジキスタンとキルギスからの子どもたちをドイツへ受け入れることができました。(2021年12月、2022年2月)2021年11月はアンゴラから38人、2022年3月にはアフガニスタンから89人の子どもたちが、治療のため渡独しました。2021年に施設内に開設された手術室では、2022年3月末の時点で、開設から25件の手術が実施されました。子どもたちは、日々の生活を送っている慣れた環境の近くで友だちに見守られながら、手術を受けています。