江戸の浮世絵師歌川 芳員(うたがわよしかず)が描いた謎の動物。もともと「虎子石(とらこいし)」という名の大磯に祀(まつ)られた石を、芳員が想像力とユーモアで、「石」のからだに「虎」の足としっぽを付けて、動物のように描きました。太田記念美術館のTwitterアイコンも務める虎子石。なんとも愛嬌(あいきょう)のある姿に心奪われたミュージアム部員が、どうしても作りたい! と熱望して今回のコラボが実現しました。浮世絵の中でも、人々は驚きながらも何だか楽しそうではありませんか? 一緒にお出かけしたり、おうちでまったりしたり……現代でも虎子石と一緒の暮らしを楽しんでください。