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チャレンジドの「夢をかなえるアート展」を開催したい!

集まったメリーポイント
17,916,000merry
支援口数
11,944
締め切り
残り

(2023年9月30日まで)

お礼のごあいさつ

フェリシモ
ユニカラート
by CCP
景山 文乃

この度は、ファンディングへの温かい応援を本当にありがとうございました。

正直、「達成は難しいかもしれない…」と途方に暮れた日もありました。
そんなとき、夢を語ってくださった4名のチャレンジドのみなさんはもちろん、たんぽぽの家スタッフ小林さん、一緒にアート展をつくってくださるダブディビ・デザイン柊さんの想いに勇気をもらって、「絶対に開催しないといけない!」と奔走したあっという間の約6か月でした。

アート展企画の開催準備も進行中で、わくわくするような場所になる予感がしています!
みなさまから応援いただいたメリーポイントで、少しでもチャレンジドと社会の可能性を拡げる未来の一歩を築いていけるよう引き続き頑張ります。

アート展の詳細についても、続報をお待ちください。
本当にありがとうございました!


  • ※2023年10月3日時点のデータです。
  • ※ポイント総数、支援口数の反映には時間がかかります。

達成後のお話

ついにファンディングが達成!

こんにちは、メリーファンディング事務局です。
みなさまの応援のおかげで、2023年11月6日(月) ~ 2023年12月6日(水)の30日間、「夢をかなえるチャレンジドアート展」を無事開催することができました!

アート展の様子

「UNICOLART YUMEKARART(ユニカラートのユメカラート)~ここからはじまるチャレンジドアート展~」と題し、フェリシモ本社2F フェリシモギャラリーに全国の福祉事業所から【90点】の作品が集まりました。

今回のアート展にぴったりな、カラフルな什器たち。私たちの思いに共感してくださった Design Office Grenier さんに作っていただきました。(デザイン・監修:ダブディビ・デザイン)

窓側には、「アートを通して夢をかなえたい!」という思いを持った奈良県の福祉事業所「たんぽぽの家」のチャレンジドたちの作品が並びました。実際に使用された画材なども展示し、制作現場の雰囲気が伝わる、わくわくがふくらむ空間に。

▲西ノ園有紀さんの作品たち 夢:自分の絵で商品をつくって販売したい

▲前田考美さんの作品たち 夢:自分の作品展をしたい

▲山口広子さんの作品たち 夢:手織りじゅうたんを展覧会に出展したい
※じゅうたんは現在も作成中!また進捗をみなさんへご報告します。

★詳しい作品情報は、アート展Instagramで!
https://www.instagram.com/yumekarart_felissimo/

ワークショップも開催しました!

チャレンジドの1人、松村賢二さんは「自宅で書の教室を開く」ことが夢。今回のアート展では、「書のワークショップ」を開催!甲骨文字や隷書を使って、2024年の干支である「辰」を書きました。

チョコレートミュージアムで商品販売!

西ノ園有紀さんの「自分の作品を商品にしたい!」という夢をかなえるべくフェリシモギャラリーに隣接している「フェリシモチョコレートミュージアム」にて、今回展示しているアート作品をパッケージにあしらったチョコラスクを販売しました。

今回展示しているアート作品をパッケージにあしらったチョコラスク。中身のラスクは奈良県の福祉事業所「青葉仁会」さんに作っていただきました。たびたび売り切れになるほど好評でした!

みなさんの夢を集めました

会場には、来場されたみなさんの”夢”を記して投函する「夢ポスト」を設置。この夢ポストも、兵庫県神戸市東灘区の福祉事業所「御影倶楽部(社会福祉法人木の芽福祉会)」さんお手製のもの。

大人から子どもまで、たくさんの人の「夢」が集まりました。アートを通して自分の夢をかなえたい!と書かれていた方もちらほら……

▲会場に駆けつけてくださった御影倶楽部のみなさんからポストを受け取りました!

みなさんの夢を集めました

会期終盤には、たんぽぽの家のみなさんが会場に!これまで何度かお会いして夢をお伺いしてきたので、ご本人たちに足を運んでいただけると感無量です。

このご来訪の様子は、インスタライブのアーカイブにも残しているので、ぜひご覧くださいね。
★インスタグラムのアーカイブはこちら

これからも、フェリシモユニカラートはチャレンジドアートを通して、チャレンジド・社会の可能性をひろげる取り組みを進めていきますので、引き続きご注目いただけるとうれしいです。

この度は、アート展へのご協力ありがとうございました!

▲前田考美さん

▲西ノ園有紀さん

▲山口広子さん

▲松村賢二さん

▲ダブディビ・デザイン代表 柊伸江さん

▲福祉事業所 たんぽぽの家スタッフ 小林大祐さん

◆Special Thanks
プロデュース:ダブディビ・デザイン

出展協力:アーピカル☆、一般財団法人たんぽぽの家、NPO法人アトリエ言の葉、NPO法人 BLUE、さふらん生活園(SFRN)、社会福祉法人木の芽福祉会 御影倶楽部、社会福祉法人聖ヨハネ会 清瀬聖ヨハネ支援センター、社会福祉法人九十九会 まあるい広場、社会福祉法人ともに福祉会、神 英記、tane、つむぐ学舎 こづかやまlaboratory(順不同、敬称略)

グラフィックデザイン:ヒライミユキ
空間デザイン:Design Office Grenier
什器制作協力:株式会社 Add Wall
商品制作協力(チョコラスク):社会福祉法人 青葉仁会

プロジェクトオーナー

フェリシモ ユニカラート by CCP
景山 文乃

障がいのある人たちの可能性をひろげる
アート展開催を応援してもらえませんか?


チャレンジドとは、障がいのある人のポジティブな呼称。私はフェリシモ ユニカラート(by CCP)でチャレンジドアートの魅力を発信してきましたが、もっともっと多くの人に知ってもらいたい気持ちは強くなるばかりです。
福祉事業所「たんぽぽの家」で活動するチャレンジドのみなさんも、絵や書それぞれの得意分野でとっても素敵な作品を生み出しています。「自分の作品を通して社会の役に立ちたい!」。そんな思いのある4名と一緒に、夢をかなえる一歩としてアート展を開催したいんです!たくさんの方と一緒にアート展を開催することが、チャレンジド、つまり障がいを持つ方々の自立と、それを支え合えるような社会が実現する一歩となるはず。そんな思いで今回のファンディングを立ち上げました。応援よろしくお願いします!

ユニカラートとは?

UNICOLART(ユニカラート)とは、unique・color・artを合わせた言葉。チャレンジド(障がいのある)のアーティストが描く作品にアレンジを加えて、オリジナルのテキスタイルや雑貨をつくるプロジェクトです。自由な感性にあふれた作品は、見ているだけで元気をもらったり、だれかに伝えたくなったり、障がいって何だろう?と考えるきっかけになったりするかもしれません。
ユニカラートのWEBサイトへ

今回夢を教えてくれた「たんぽぽの家」のみなさん

前田考美さん
2009年からたんぽぽの家で活動開始。淡い色彩とあたたかみのある作品を描く。お花が好きで、図鑑を見て水仙の絵を描くのも好き。
西ノ園有紀さん
1989年生まれ。2007年よりたんぽぽの家で活動開始。花や野菜を描いた絵はどれもハッとするほど色鮮やか。普段はもの静かだが、作品はやさしくおしゃべりをするように語りかけてくる。
松村賢二さん
墨の陰影で自分らしさを表現しています。毎朝4時30分に起きて作品づくりに励んでいるそう。
山口広子さん
足でフェルトを伸ばして作品を制作。今はコースターやバッグなどの小物が中心だけど、いつか大きなじゅうたんを作りたい。
たんぽぽの家ロゴ
たんぽぽの家とは?

奈良市にある福祉施設&コミュニティアートセンター。アートとケアの視点から多彩なアートプロジェクトを実施している。障がいのある方たちのアートをエイブル・アート=可能性の芸術ととらえて活動をサポート。アートを通じて自分を表現できる場を提供している。
たんぽぽの家のWEBサイトを見る

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プロジェクトに至った想い

やりたいことが思うようにできない…
障がいのある人が抱えるもどかしい思い

今回のファンディング発起人は、フェリシモ社員の景山です。障がいのある人の個性や能力を活かすプロジェクト「CCP」(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)のひとつである「ユニカラート」(チャレンジドの可能性をアートで社会に発信するプロジェクト)の活動を通じて出会った「たんぽぽの家」のみなさんと一緒に何かしたくて、メリーファンディングに手を挙げました。もっと自分の作品を見てほしい!というチャレンジドの方々の夢をかなえるのはもちろん、たくさんの人に関わってもらうことで障がいのある方と社会との接点をつくり、社会参加するきっかけになるアート展の開催をめざします。

実は景山はCCPに参加したいと思いフェリシモに中途入社しました。きっかけは障がい者福祉を専攻していた大学時代にあります。「実習で障がいのある方と実際に関わって、ゆっくりお話を聞くことで社会との大きな壁があることを実感しました。障がいのある方は社会との接点が少ない人が多く、近所の人とお話をする、自分の好きなことを自由にやってみる……など、【当たり前】の日常を送ることが難しいことに改めて気づいたんです。そういった現実を、福祉を学ぶ私も意識していなかったし、多くの人が気づいていないのではないか。だから社会との距離が一向に縮まらないというジレンマがあることを初めて知ったんです」。障がいのある方と社会には壁があり、距離がある、でも自分に何ができるかわからない……。モヤモヤしていた学生時代に出会ったのが吉祥寺の雑貨屋さんでした。

若い女性でにぎわうそのお店にはカラフルでかわいい雑貨がいっぱい。個性的なデザインも素敵でした。「わくわくするな。」と思って見ているうちに、障がいのある方がつくった雑貨の専門店という張り紙に気づきます。「笑顔であふれている店内を見て、障がいのある方と社会の壁を取り払うにはアートが大きな力を持つかもしれない!と思い、障がい者アート(チャレンジドアート)に興味を持つようになりました」。 卒業論文も「障がい者の社会参加におけるアート活動の役割」をテーマにまとめましたが、就職では一般企業へ。福祉とは関係のない業界で仕事をする中でフェリシモのCCPを知り、学生時代に感じていたモヤモヤと、アートへの可能性を思い出しました。「ここならアートで社会を変えたいと思っていたあのときの気持ちを実現できるかもと入社試験を受けました」と景山。入社後は念願通りCCPに参加。やりがいを感じつつ、チャレンジドアートの魅力を広めると同時に、障がいのある方がもっと社会に出ていくきっかけをつくりたい!そして、かつての私と同じ想いだけど何をすればいいかわからない……という方々も巻き込んで、一緒に何かできたら。そんな思いがさらに高まりました。そして今回、たくさんのお客さまと一緒にチャレンジする機会をいただき、チャレンジアートの魅力を広めたかった本当の思いを形にするため、みんなで一歩踏み出す、夢をかなえるアート展ができないかと考えたのでした。

「あなたの夢は何ですか?」
4人の答えをカタチにするために

とはいえ、チャレンジドアートの展覧会そのものは珍しいものではありません。フェリシモにしかできない展覧会って何だろう?と考えた景山は、企画を進めるにあたって、ユニカラートで以前から協業している福祉事業所「たんぽぽの家」を訪問。実は、卒業論文作成の際に、東京から足を運んでお話を聞いた事業所でもあります。

たんぽぽの家

▲たんぽぽの家ではみな思い思いの方法で表現しています。

「障がいのある方は社会での選択肢が少ない。チャンスが少ない。障がいがあると支援される側と思われがちだけど、彼や彼女らも人の役に、社会の役に立ちたい、自立したいという思いを持っている。それを知ってほしい」という、職員の小林さんの言葉に深く共感します。あわせて「たんぽぽの家」で活動する方々にアンケートをお願いしました。それらの回答にはみなさんの思いと夢がいっぱいにあふれていました。今回の主役である4名は「あなたの夢は何ですか?」という質問に、「自分の絵をもっといろんな人に見てもらえる個展をしたい、うまくなりたい、こんなものを作ってみたい、自分の教室を開きたい」など、自分のアートを社会の役に立たせたいと教えてくれた方々です。そんな4名の夢をみんなでかなえるアート展にしよう!方向性が少しずつ固まっていきました。

さらに景山は考えます。「たんぽぽの家」の小林さんの言葉やチャレンジドの方々の思いを実現するアート展にする。でも、それだけではなく、障がいのある方と社会との接点をつくり、社会参加するきっかけにしたい。

フェリシモを訪れる取引先さま、フェリシモの社員…できるだけたくさんの人に見てもらって、次の展開や社会への自立の一歩になるように「ビジネス」につながる場にしよう。そんな場所をフェリシモのお客さまとなら一緒につくれるかもしれない!

出した答えがメリーファンディングで開催費用を募り、毎日多くの人が行き交うフェリシモ本社2階のギャラリースペースで開くアート展でした。

▲ ギャラリースペースでは過去には500色の色えんぴつの展示なども。

「作品の展示だけではもったいないので、いろいろなプログラムも盛り込みたいと思っています。お花や植物を描くのが好きなゆきちゃんと500色の色えんぴつを使って一緒に絵を描いたり、展覧会オリジナル商品をつくって販売したり、自宅で教室を開くのが夢のまっつんにワークショップを開催してもらったり。アンケートで多くの人が回答していた『いろいろな仕事がしたい、自立したい』という思いを後押しできる展覧会のアイディアも一緒に練っているところです」。

「いいね!」「すてき!」「かわいい!」が
社会を変える一歩になる

さらにもう一つ。景山は今回の企画を多くの人が気軽にアートに触れるきっかけにしたいと言います。「チャレンジドアート」と聞くと、まだまだ少し構えてしまう人が多いのが事実。そもそもアートというものに敷居の高さを感じる人もいらっしゃいますよね。だからこそ、大事にしたいのは、自分が学生の頃に出会った雑貨屋さんでのトキメキ感。まずは「すてき!」「かわいい!」と感じてもらいたいと考えています。

「お客さまにはアートとの出会いを楽しんだり、アートがもたらすしあわせなひとときを知る機会にもしてほしい」と景山。お客さまと一緒につくる展覧会だからこそ、アートに親しみがない人でもワクワクやドキドキを体験できる内容になるように、社内外を問わずたくさんの人に声をかけて企画中です。もちろん、主役の4人だけでなく、その他にも夢を描くチャレンジドたちが登場予定です!詳しくはメリーファンディング公式Facebookでお伝えしていきます。アートを通してやさしい気持ちに触れ、みんなで支え合い、可能性を広げる社会への一歩になる展覧会にしたいと意気込みは増すばかりです。

チャレンジドのみなさんからは「この展覧会用の作品を描きたい」「神戸に行くのが楽しみ」といううれしいメッセージが届いています。景山は言います。「チャレンジドの皆さんの夢を叶え、チャレンジドと社会の距離が近づく。さらにその先の未来につながるきっかけになる展覧会をお客さまと一緒に開催したいです!」。みんなで、一緒に、つくりあげるアート展。なんだかわくわくしませんか。ぜひメリーファンディングでの応援をお願いします!

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達成時のイメージ

目標メリーポイント
15,750,000merry
(10,500 口)

チャレンジドの
「夢をかなえるアート展」
を開催したい!

〈Before〉チャレンジドと社会の距離はどうすれば近づくのだろう…。

〈After〉アートによってチャレンジドのチャンスや未来の可能性が広がる。

アート展はあくまできっかけ。その先の未来へ向かって。

アート展をきっかけに、チャレンジドの個性や能力、アートの楽しさ・魅力が広がると、 一緒にお仕事する人、買いたいと思う人が増えていき、今よりもっとみんなの距離が縮まるはず。アートで社会がひとつに!

みなさまもどうかこの夢をサポートしていただけないでしょうか。応援をよろしくお願いいたします!

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