1918年創業、大阪にある柔道着の老舗メーカー「九櫻」さんの刺子生地を使って、トートバッグを作りました。数ある刺子生地から選んだのは、丈夫さと軽さを備えた一重生地。使い込んでいくうちに、やわらかくなじんでいくのも魅力です。長めの持ち手で肩掛けもしやすく、底まち付きでお弁当などを入れやすいのもポイント。外側のふたつの大きなポケットは、格子柄が浮かぶ刺子生地。今では希少な二重ビームのシャトル織機でゆっくりと空気を含ませながら織り上げているため、独特のふんわり感があります。素朴な美しさが、お仕事や習いごと、お買い物やレジャーなど、日常のシーンになじみます。
生成りのバッグは汚れてくるのが難点ですが、「京都紋付」さんの黒染めサービスで、新たな魅力を与えてみるのも一案です。バッグ内側タグの二次元コードからお申し込みください(※料金は別途必要)。 紋付袴(はかま)の染色で、 黒染めだけを追求した「深黒(しんくろ)加工」の深い黒は、また格別です。