今より「もっと! 」しあわせな世の中にするためにわたしたちができるアクションやきっかけを提案するフェリシモのプロジェクト『モアフェリシモ』。そんなモアフェリシモからの提案で、お客さまといっしょに服を作りました。去年の春、「みんなと服を作りませんか?」とモアフェリシモ編集部に声をかけられ始まったこの企画。オンラインアンケートでみんなの好きな花を募集しました。いちばん人気だったのはガーベラ。ということで、ガーベラをモチーフにした服づくりに挑戦です。まずは図案作りから。鉛筆で描いたデッサン風のものや、細いペンでひと筆描きのように表現してみたり、水彩絵の具でにじみを出したりと、いろんな手法を試していきます。そのなかから今回はエッチングのように細かい線で表現した総柄を使うことに決めました。そして、プリントではなく刺しゅうをほどこし立体的な表情を出すことに。グレーベースの生地にグレーの糸でステッチ刺しゅうすることで、品よく落ち着いた雰囲気を出しています。そのなかで、何本かの花に色を付けることにしたのですが、はじめはピンクやブルーなどいろんな色の花を入れてサンプルをあげたところ、思っていたよりも落ち着きのない感じになり、最終的に白と黄色の2色のガーベラでまとめることになりました。服のデザインはロング丈のチュニックに。これもショートとロングの2種類のサンプルを作った結果、ロングのほうをチョイス。いろいろと試行錯誤を繰り返してできあがった一枚です。アンケートに協力してくださった方々、ありがとうございました! !