革好き!

ちう

ちうです。2020年、本年もよろしくお願いいたします。と、新年らしく始めましたが、今月は昨年末にやっと完成したホースレザーバッグのお話です。

そう、前回の偏愛ブログでお伝えした「大物未完成物件」がついに完成です。

「大物未完成物件」がついに完成です。

私は若い頃からバイクに乗っていますが、それをきっかけに革ジャンを着始めてから大の革好きです。
そして数年前までは好きとはいえレザーグッズは買うだけだったのですが、あるときミニツクのレザーレッスンをやってみて、クラフトの魅力に目覚めました。

そのレッスンとは、『道具なしでお気楽手ぶらスタート! 職人とともにレザーハンドメイドを楽しむ 1年間レッスンプログラム[12回予約プログラム]』。このときに最後に作ったレザーバッグは、MacbookAir11インチを持ち運ぶのにちょうどよくってずっと愛用しています。


今回作ったのは、『憧れのホースレザーで作る 大人の本革トートバッグ レザークラフトプログラム[6回予約プログラム] 』。

※現在、販売を終了しております。


ちょっとお高めだったけど、ホースレザー、珍しい馬革だったのと、少し大きめのバッグがほしかったので思い切って購入。
ただし、それはもうたぶん1年以上前のこと。前回のレッスンの経験で次にやるときは「縫い目にこだわって丁寧に作りたい!」という想いがある一方、なかなかまとまった時間がとれず……結局取りかかったのは、昨年2019年の晩秋。

今回はすでに6セットとも手もとにある。

普通は毎月届くので1セットごとの作業になるのですが、今回はすでに6セットとも手もとにあるので、まずは一気に穴を開けてしまうことに。

そのために、追加便を活用してオススメのスクリュー式ポンチも買ってから取り掛かりました。ひたすら図面に合わせてポチポチ穴をあけていきます。

無心になれる楽しい作業で、途中無心になりすぎて、敷いていたカッターマット以外の部分までポンチを使ってしまい、テーブルを傷付けてしまうことに。
無心になりすぎないようにご用心。

ひたすら図面に合わせてポチポチ穴をあけていきます。

そして穴あけを完了し、次の週末に一気に縫い上げました。

次の週末に一気に縫い上げました。

レザーバッグ作りのだいご味はこの縫い目を整えながら、ぐいっと締めるところ。革の縫い目が微妙にナミナミになるのがたまりません。

革の縫い目が微妙にナミナミになるのがたまりません。

前回の経験もあり、直線部分は結構いい感じにリズムがついた仕上がりになりました。
ただ一回途中まで縫ったものの、気に入らなくてほどいてやり直したところもあります。

結構いい感じにリズムがついた仕上がりになりました。

そして今回の課題は、バッグの四隅の仕上がりの不揃いです。
たぶん、ここの隅が一番綺麗な仕上がり。

ここの隅が一番綺麗な仕上がり。


一方これはちょっとうまくできていない……この隅の部分はカーブしてる上に3枚の革を重ねて裏から縫って、最後にひっくり返します。
仕上がりを確認しながら進められず、一発勝負の部分でした。この辺りをうまく仕上げる方法をご存知の方に教えていただきたいところです。

一方これはちょっとうまくできていない……

とはいうものの、できあがるとなんだかいい感じ。
そしてずっと在庫になっていたキットが製品に仕上がって、スッキリ達成感で2020年への年越しを迎えることができました!

冬季休暇中は、これ以外にもつま先に擦り傷ができた革靴を補修したり、手帳の革カバーを新しい手帳に付け替えると同時にクリームを補給したり、いろいろ身の回りのレザーグッズをメンテナンスして新年を迎えました。

こうして一手間かけるとまた一年、大事に使いたくなります。今回制作したホースレザーバッグも長く愛用していきたいと思います。

長く愛用していきたいと思います。
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ちう
基本は「モノ好き」で「集めるのが好き」。そして「作るのも好き」。カタログ制作を経て今は企画の人。

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