美しく鼻をかもう!
マルサ
年がら年中、鼻がでる。春はスギやヒノキ、夏はイネ科、秋はブタクサ?激しくアレルギー反応を起こすわけではないが、いちいち何かに反応している私の鼻。そういうわけで、ポケットティッシュは常に手放せない相棒。
通勤途中、移動中、ジムの最中、鼻が出ればすぐにかむ。かんだ後のティッシュは、バックに戻す。そんなわけで、私のバッグの中はかなりヤバい。かばんの中の雑多なものたちと、かんだ後のティッシュやらまだかんでいないティッシュやらが混在に混在を重ねている。
そんな時見つけたのがこのティッシュケース。なんとゴミ箱が付いているではないか!商品の名前にも「パカパカゴミ箱付き」と書かれている。かなりゴミ箱機能に自信がありそうだ。しかもデザインもかわいい。早速購入。
パカパカと片手でゴミ箱機能が作動。単純で使いやすい。
なんと合理的にできているティッシュケースだろう。汚いものは持ち帰り、必要なものをさっと差し出す。まさにおもてなし精神満ちあふれるティッシュケース。
内側は
話は脱線するが、ポケットティッシュカバーってあんまりカワイイものがない。(個人的偏見)
妙にレースフリフリだったり、妙に和風だったり、妙に子供っぽかったり。
そしてティッシュカバーの役割を放棄しがち。いつの間にか、カバーからティッシュがこぼれ落ちて、かばんの中のカオスの原因となっている。
ところが、このティッシュケースはデザインがイケてる。大人が持ってもOK。
役割もしっかり果たしている。ティッシュがセットしにくいが、これは脱げてこぼれ落ちやすいポケットティッシュを最後まで保持するため。スリムで薄いからこそ、きちんとカバーの役割を果たしてくれている。
そもそも、ワイルドなヨーロピアンスタイルのティッシュ使いにあこがれていた私。
スキーの師匠マリー先生(自称フランス人)は、レストランのナプキンで鼻をかみ、そのままポケットに入れていた。旅行先のパリの地下鉄で見たパリジェンヌは、ハートの紙ナプキンで鼻をかんで、そのままバッグに放り込んでいた。(個人の記憶です……)
これに感化された若かりし私は、それからこのワイルドなヨーロピアンスタイルを歩んできたというわけ。(ヨーロピアンスタイル:あくまでも個人の感想です……)
そんな私も大人といえる年月を随分重ねた年齢。そろそろワイルド卒業します。「アレをそのまま放り込む」ワイルドスタイルから、「アレをきちんとゴミ箱へ運ぶ」エレガントスタイルへ。
あ、ゴミ箱にパンパンに溜め込まないように注意せねば……ですね。がんばります……(イラスト:えったん)
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- マルサ
- どんな時も愉快でクスッと笑えることを探そう!時々年齢にサバをよみながらもたくましく生きる女。