ホワイトデーは誰のため?

旅カナ

「海とかもめ部」飛び入り部員の旅カナです。
今月もフェリシモ定期便ではなく、予約便のことをつぶやきます。もはや予約便が定期便と化しています。

先月は世間もバレンタインデイで盛り上がっていたわけですが、終わればチョコも祭りのあと。もうあまり大々的にチョコチョコ言う声も聞きません。


しかし、ホワイト デイ間近ともなると世の殿方はそわそわなさると聞いております。私の通勤路の地下商店街にもめっちゃダイレクトな広告ポスターを見つけました。男性諸氏に対し、逃げも隠れも許さぬ強さがあります。


「やっぱり忘れてたふりはムリかーー」と、天を仰ぐ男子たちの姿を想像して、ちょっと笑ってしまいました。しかし、このぐらいストレートに人を消費行動に駆り立てる広告だと返ってすがすがしい。

めっちゃダイレクトな広告ポスター

さて、そんな男子の思惑をよそに、ひとりチョコ祭りは続いております。
というのも、フェリシモ「幸福しあわせのチョコレート」には、バレンタイン便のほかにホワイトデイ便もあるからです。
もともとは男性諸氏にお返しとしてご購入いただけたらと思って始めたホワイトデイ便ですが、ふたを開けてみると、ややや、なぜか女性のお客さまばかりが買っていらっしゃいます。

自分も含め果たしてそれは何用チョコなのか?と。
お返し……ではもちろんないわけで。旦那さまや彼氏さんに「ハイこれ、バレンタインのチョコよ❤」と、渡しつつ自分もいっしょに食べる、というひねり技ももはや必要ないですしね。とするとこれは……?

これ。ウマイやつです。

おやつ? そう、これは自分のためだけの高級なおやつ。
ええ、私も買いました。ホワイトデイ便で。見て、これ。ウマイやつです。

たまたまこのときうちに遊びに来てくれた人には、もちろんお茶菓子としてお出ししますが、基本は自分で食べます。

世に言う“ご褒美ほうび消費”?いやしかし、そこまで気負って買ってるわけでもなく、やはり日曜の午後や、夜中に気が向いたときに「あ、ええもんあった❤」とぱくっとつまむ“贅沢ぜいたくおやつ”が正しいポジショニングです。

幸福しあわせのチョコレート」を見ているとあれもこれもと買いたくなるけど、バレンタインに欲張って全部買っても、賞味期限内に食べ切れるとは限りません。そこで、一部の賞味期限を遅らせる作戦として2便に分けて買っているという事情もあります。(しかし届いてみたら、両方同じ4月の賞味期限だった、とか、“あ、そう”な事態はままあるわけですが)

私が買ったチョコをご紹介

私が買ったチョコをご紹介しましょう。来年もあるかどうかはわかりません。もしかしたら見納め、食べ納めかも知れません。輸入チョコとの出会いは一期一会。みなさまも心して食べましょう。

オリミエ カカオトリュフ

「オリミエ カカオトリュフ」。スロベニアからやって来ました。
チョコレートバイヤーみりから聞いた話では、赤ずきんちゃんが出てきてもおかしくない森の中に、中世の教会がぽつんとあって、その横にこのチョコレートショップはあったと。そこにはありとあらゆる種類のチョコがずらーーーーーーーーっと並んでたと。「うそやん」という作り話っぽい感じがそそりますね。
森に鹿打ちのハンターが来て、その人たちがお土産として買って行かれたりするそうです。クラシックなデザインのバロティン箱とリボンがおとぎ話感を盛り上げてくれます。

スロベニアからやって来ました。

お味の方はと言いますと……これがまた。
なんですか?このウマイチョコは?ラム酒の香り、ココアパウダーのカカオの香り、柔らかなトリュフの食感。うまい。大人の味だ。1本だけ食べるつもりだったのに、2本一気に食べてしまいました。コーヒーにとてもよく合います。多分お酒にも合うでしょう。次はお酒と一緒に食べよう。

ご存じかどうか、ビターチョコ(ミルクが入ってないやつ)は蒸留酒にとても合います。ウイスキー、焼酎、泡盛、相性抜群です。

すいません、なんか宣伝くさい写真で。あ、この写真のバック紙も幸福のチョコレートでチョコ買ったらもらえました。絶妙なチョコの収まり具合。映えを意識する私のようなアマチュア写真家にはニクい景品です。

アニエス&ピエール ロシェ

もう1個の「アニエス&ピエール ロシェ」は、フランスのアニエスさんとピエールさんというカップルのショコラティエが作っているチョコです。

私はナッツ系のチョコも好きなのですが、これはまさにそういうナッツ好きのためのプラリネ。ちなみにロシェというのはフランス語で“岩”という意味で、ナッツで岩のごつごつ感を表現しています。有名なのはイタリアのフェレロさんのものですね。あの金紙に包まれたまん丸いたこやきみたいなボールのやつです。あれとはだいぶ違いますよ。やはりフランス人が作るとこうなるのか、という小粒感(笑)。

味をご紹介しようかと思いましたが、まだ開けてないので。持ったとき、ずっしり重くてちょっと得した気分になりました。

まだ開けてないのです。


そうこう言っているうちに、実家の父からホワイトデーのお返しが会社に届きました。やったー!父ありがとうーーーー!チョコレートバイヤーみりさんにもおすそ分けしたら「父、ナイスセレクト!」と絶賛でした。海老鯛とはまさにこのことです。ありがたやありがたや。

「父、ナイスセレクト!」と絶賛

幸福しあわせのチョコレート」はいろいろな人とのご縁をつないでくれます。チョコだけじゃないですね、フェリシモ定期便も含めてです。

先日、3月1日がお誕生日の友だちに「オステリアン スコーネ村アソート」を贈りました。ふだん甘いものはあまり食べない彼女ですが、「これはおいしいわ。バイヤーさんってすごいのねぇ」と感心していました。

スウェーデンのスコーネ村に出張に行ったときのことを思い出しました。チョコの味だけでなく、彼らの生き方そのものまでデザインされた超オシャレ系かしこチョコでした。そのチョコがスウェーデンからやって来て、東京に住む友だちの手に渡る、何とも感慨深い瞬間です。

オステリアン スコーネ村アソート

彼女には甘いものはあんまり響かないかもなーと思ってたので、おまけとしてフェリシモ猫部で買った「遊びに来たニャ!気ままに過ごすにゃんこ歯ブラシ」を、彼氏さんの分と2本、赤いリボンで結んでセットしてお届けしました。彼女のおうちでは兄弟の保護猫2匹を飼っていて、めっちゃ猫好きなのです。

チョコを食べたら歯を磨け(笑)と。強制力の強いプレゼントです(笑)。この歯ブラシは1本1本個包装なので、こういうおすそ分け的なプレゼント使いにもとても便利です。(6本セットのうちの2本を贈りました)こちらも「かわいーーー❤」と喜んでもらえました。

遊びに来たニャ!気ままに過ごすにゃんこ歯ブラシ

こんなデザインです。写真見えますか?いや、見えないですね(笑)。

フェリシモの商品ページから拝借した写真を貼っておきます。表裏それぞれ猫さんのおなか側と背中側がプリントされていて、金魚鉢をのぞいてたり、網戸にぶら下がってたり、芸が細かい……!猫好きのハート鷲づかみ。本当にフェリシモは天才プランナーだらけです。

芸が細かい……!


さて今月はそんなところで。来月何買ったかな?注文した途端に忘れます。お陰で来てからのお楽しみ倍増です(笑)


あ、そうだ、私「海とかもめ部」で毎週木曜「旅カナさんの海の写真館」というブログを書いていますので、そちらもよろしくお願いします。

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旅カナ
旅好き・海好き。趣味はカメラとダイビング。「海とかもめ部」部員。インスタグラムで「お絵描きDiver 旅カナ」としてイラストログブックを発表中。
止まったら死ぬ、タンクを背負ったカンパチ。

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