夜中のチョコレートティーパーティ
francine
『
ほしいものをカートにどんどん入れていたらとんでもない金額になったので、厳選したのがこれらのおチョコさまたちです。
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上から、
「ポペリオ チョコビスケット」(ポルトガル)
「テオ ブロム シークレットエクケール」(オランダ)
そして….「エイエス プリンス&プリンセス」(スウェーデン)
です。
「プリンス&プリンセス」は差し上げる用と味見(自分用)に2個買いました^^。
まずは「ポペリオ チョコビスケット」。
クッキーやビスケットって、フタを開けて
どんな中味なのかな……。
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じゃーん。
「さぁ! お食べ!」と言わんばかりのこの姿とこの量を見てうれしくなります。
レシピは19世紀中ごろの創業当時のまま。チョコやココア、バニラなど、懐かしくてやさしいおいしさが、ひと缶に11種類。(カタログより)
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ビスケットでふと思いつくのは、作家の森茉莉のこと。
英語は発音が
「私は誰がなんと言ってもビスケットは、リットゥル・ロオド・フォントゥルロイの祖父が召使いをどなりつけて退(さが)らせてから、まだ怒りながら囓(かじ)ったビスケットのような、古来の英国ビスケットでなくては、ビスケットとは呼ばないのである」
(森茉莉『私の美の世界』より)
このエッセイを読むたびに、私にとっての理想のビスケットを探し求めるのだけれど、日本人は「やわらかい」ものが好きなのか「クッキー」は多くても、「
その点でこのポペリオのビスケットは、この太っ腹な量といい、硬さといい、遠慮なく、缶を抱えて(!)飽きるまで
お次は
「テオ ブロム シークレットエクケール」。
お店の名物クッキーにキャラメルとミルクチョコレートのかたまりをドカン! さらにクリーミーなチョコでカバー。想像を絶するボリュームと美味しさ。(カタログより)
一口いただいて……おお、至福の甘さよ!
食べ進むにつれて甘い! 一口ほおばっては、紅茶を

そして最後……。今回もっとも気になっていたチョコレート。
「エイエス プリンス&プリンセス」(スウェーデン)
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このチョコレートの名前と由緒に心魅かれました。
こちらは、2010年のビクトリア王女とダニエル王子のご成婚を記念して作られたスウェーデン王室ご用達のショコラトリーによるものです。
こういった「由緒」が語れるチョコレートは、差し上げる際のコミュニケーションにもひとつの話題となり、いいですね。
この日は……もったいないので「プリンセス」のひと粒だけいただきました。
ドキドキ
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“プリンセス”は、ダークチョコにラズベリーの香り高いシュガークリームの2層ガナッシュ。「王室の方々ってどんなものを食べるのかな……」と思っていましたが、足りないものも、過剰なものもない、実にすっきりと、それでいて満足感を与える気品ある味わいでした。
「チョコレートはね、盆栽のように
“プリンス”はミルクチョコレートにブルーのグレーシュガートッピングがされていて、クリームとブルーベリーを2層仕立てにしたガナッシュだそうです。こちらは別の機会にゆっくりいただきます。
夜中のチョコレートパーティー……。大満足でしたが、また味わいたくなるのだろうな……と思いながら、『
みりさん、しあわせな時間をありがとうございます♡
※紹介したうち、2つはすでに売り切れとなっております(2020年2月15日時点)。これ欲しかった!というみなさま、「
\ぽちっと/ ときめいた!
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- francine
- 一般人。美しいものと芸術をこよなく愛しています。アイリッシュハープを少々嗜みますが、その一方で重鉄鋼音楽(ヘヴィメタルとも言う)も好き♡