国の天然記念物「秋田犬(あきたいぬ)」と渋谷のシンボル「忠犬ハチ公」をモデルにした2種類の和風マシュマロ”ほうずい”が発売!
秋田犬の魅力をさらにお伝えすべく、
今回コラボ商品を企画した雑貨ブランド「YOU+MORE!」のプランナーが秋田県へ行ってきました。
犬好きにはたまらないモフモフレポートをお届けします。
一般社団法人ONE FOR AKITA(ワン フォー アキタ)
「ONE FOR AKITAコラボプロジェクト」を軸に、秋田犬のさつ処分や飼育頭数の減少により秋田犬の頭数が年々減る現状を改善し、秋田犬の保存・保護活動を目的として活動している。
<3種類の秋田犬が楽しめる「秋田犬ほうずい」>
<「忠犬ハチ公」がモデルの「ハチのほうずい」>
この2商品の売上の一部は「ONE FOR AKITA プロジェクト」に活用されます。
「ONE FOR AKITA プロジェクト」 とは?
渋谷のシンボル「忠犬ハチ公」の銅像でも有名な国の天然記念物「秋田犬」は、
犬籍登録数がピーク時の8%以下に減っています。
秋田犬の未来を守るため、「ONE FOR AKITA プロジェクト」では、秋田犬の保存・保護活動を行っています。
秋田犬ほうずいには実在の”モデル犬”がいた!
実は秋田犬ほうずいのデザインは実在する秋田犬たちから作成しています。
そのモデル犬がいるのは秋田ケーブルテレビ。
「ONE FOR AKITA プロジェクト」の協賛企業です。
例えばこの両耳が折れている赤毛の秋田犬。
実在する秋田ケーブルテレビの社員犬「だいすけ」がモデルになっています。
社員犬ってなに?
ここでどうしても気になる「社員犬」という存在!
実は秋田ケーブルテレビの社屋には全部で11頭の秋田犬がおり、
「ONE FOR AKITA プロジェクト」メンバーとして活動しているのです。
秋田ケーブルテレビにお伺いし、
秋田犬のトレーナーをしている鈴木明子(すずき あきこ)さんにお話を伺いました。
鈴木さんは秋田犬の魅力を伝えるため、
秋田ケーブルテレビの社員犬「だいすけ」と「さくら」をはじめとした秋田犬たちのトレーナーとして活動されています。
鈴木さんは毎日秋田犬と一日をともに過ごしています。
11頭の毎日の散歩は、
ストレスなく自分のペースで歩けるよう1頭ずつ行くのだとか!!
11頭の中にはかつて噛みつき事故を起こし保健所に入っていた子も。
そのままではさつ処分となってしまうところを鈴木さんが引き取り、
きちんとしつけをすることで噛むこともなくなり、
秋田犬の魅力をPRする活動ができる子になっているのだそうです。
秋田犬は人間にとってよきパートナーであり、
何歳からでも正しいしつけがあれば軌道修正ができるということを発信することで、
さつ処分ゼロを目指して活動されています。
取材をしていて気づいたのですが、
秋田犬たちの毛艶がよく表情豊かなこと!
秋田犬たちは
みんなそれぞれの年齢がわからないほど美しいモフモフした毛並みでした。
その一番の秘訣は鈴木さん曰く「ノンストレス」。
「ONE FOR AKITA プロジェクト」において、
秋田犬にとってノンストレスであることは一番に心掛けていることなんだそう。
秋田犬にとってストレスのない距離感でお客さまに秋田犬との思い出を作ってもらうため、
鈴木さんはトレーニングの一環として「カメラ目線」を教えています。
ばっちり目線をいただきました。
うれしいー!!きれいな瞳にキュン。
日々の活動のことは「お仕事」という言葉で認識しているそうですが、
実際秋田犬たちにとっては鈴木さんと遊んでいるようなものなんだとか。
日替わりの出勤には「連れてって!」と必死のアピールをしているそうです。
秋田犬に会える場所
秋田ケーブルテレビの秋田犬たちは、
秋田犬ステーションや秋田空港をはじめとした様々な場所で「ONE FOR AKITA プロジェクト」の活動を行っています。
秋田犬ステーション
http://www.saveakita.or.jp/ofa/station/
〒010-0001 秋田県秋田市中通1丁目4
※秋田犬たちの出勤状況や最新情報は上記秋田犬ステーション公式サイトからご確認ください。
秋田県に行った際はぜひ直接会いに行ってくださいね!
秋田犬保存会にもおじゃましました
秋田犬保存会は言わば秋田犬のお役所。
秋田犬の子犬たちが産まれると、
この秋田犬保存会を訪れて「犬籍登録」をして血統書を発行してもらうのです。
また、全国で開催されている秋田犬の展覧会の運営なども行っています。
秋田犬保存会では2頭の秋田犬が出迎えてくれました。
秋田犬保存会 事務局長の庄司 有希(しょうじ ゆうき)さんにお話を伺いました。
秋田犬保存会ができたのは昭和2年。約100年の間、
秋田犬の種を守るため変わらずその活動を続けています。
それは100年先、200年先にも秋田犬の血統を残していくため、
変わらないと言います。
戦争中はなんと10頭(!)ほどに減ってしまったという秋田犬。
ですが戦後には秋田犬の飼育ブームも起こりました。
1974年には年間新規登録数4万頭以上。
それが今では10分の1以下になっています。
洋犬の飼育頭数がぐんぐん増え、
日本犬の中でもとくに大型犬の秋田犬は飼うのも難しいということで飼育頭数が激減してしまいました。
ですが、今や秋田犬は世界中で大注目されていて、
海外での飼育頭数が増え続けています。
実は秋田犬保存会は国内だけでも45支部、国外にも多くの支部が!
世界中に会員さんを抱え、
みんなで秋田犬の血統を100年、200年先の未来へ残しているんです。
秋田犬保存会は秋田犬を飼っていなくても訪れることができますよ。
秋田犬の歴史や生態について知ることができる秋田犬展示室もあるので、
ぜひ行ってみてくださいね。
秋田犬保存会
https://akitainu-hozonkai.com/
〒017-0897 秋田県大館市三ノ丸13−1
※営業日や営業時間は公式サイトをご確認ください。
みんなで秋田犬の未来を守ろう!
今回の取材ではたくさんの秋田犬と出会うことができ、
さらにその魅力に気づかされました。
みなさまにもこの魅力、
お伝えできていたらうれしいです!
飼っていても飼っていなくても、
秋田犬は日本の天然記念物でみんなにとっての宝物。
100年、200年、もっと先の未来までずっと変わらず秋田犬の姿を見られるよう、
私たちはコラボ商品を通して「ONE FOR AKITA プロジェクト」を応援していきます。
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