フェリシモのインナーブランド『flufeel（フラフィール）』は、「無理なく ふわふわ うつくしく」がコンセプト。体形などのさまざまなお悩みにお応えし、それぞれの考える“うつくしさ”を心から楽しめるインナーをお届けしています。

そんな『flufeel』では、2023年秋からピンクリボン基金付きブラジャー「ピンクリボン×すべての女性へ」シリーズをスタートさせています。

シリーズ第二弾となる今回は「快適さと美しさの両立　心が躍るレースブラの会」を発売！

華やかなレースのデザインと快適な付け心地のとりこになります。

商品の誕生ストーリーやこだわりポイントをプランナーに聞きました。

ピンクリボン基金付きブラジャー「ピンクリボン×すべての女性へ」シリーズスタートのきっかけは、お客さまのアンケートからの「乳がんなど女性特有の疾病支援をしたい」という声でした。

「ボリュームをおさえたい」「バストの左右差がある」「手術後で肌が敏感」など、さまざまなお悩みに心地よくフィットするブラをご用意しています。

シリーズ第二弾となる今回は「心が躍るレースブラ」。

名前の通りの華やかなレースに気分もルン♪と明るくなりそうです。

華やかさも、やさしさも両方を大事にした設計に

大城）これまでの「ピンクリボン×すべての女性へ」シリーズの2タイプのブラジャーは、かわいらしさを入れつつも、どちらかというと肌当たりに重きを置いて作られていました。

『ピンクリボン活動を応援する基金に賛同はしたいけど、よりかわいいブラが欲しいな』と思う人にも手に取ってもらえたらいいなと思って、肌当たりを大切にする思いは残したまま、華やかさを押してレースを前面に出したものを企画しました。

大城）ノンワイヤーで カップと土台が一体化した設計になっていて、着け心地はもう本当にソフトなんですよ。包み込んでくれるような。胸を寄せたり上げたりするものではなくて、胸の形に沿うように作られていて常にぴとっと寄り添っている感じ。 前面に使ったレースが胸に沿って、左右の大きさの差で生じるパカパカにフィットして、気にならないように支えてくれる作りにしました。点ではなくて面で支えるよう設計したのがこのブラの特徴だと思います。

大塚）ベースとなる型からより肌にフィットするようにと、着用ストレスが 極力なくなるように、何度もいろんな人を介して試着をしました。試着はその時にパッて着るときもあれば、半日とか1日中とか長く着てるときもあります。4ヵ月から5ヵ月がかりぐらいで確認しては修正、確認しては修正を繰り返すのがフラフィールの特徴ですね。

大城）ちょっときついな、じゃあ幅を広げようとか、かわいいと思ってつけたレースが肌に当たってかゆい気がするとか。お肉の張り具合は人それぞれなので、100人にぴったり合うものは難しいと思うんですけれど、 1つ1つの意見を修正で活かして、サンプルをもう1回作り上げていくっていうのを繰り返す感じです。

シリーズ第一弾　とことん肌ストレスを考慮

「ピンクリボン×すべての女性へ」シリーズの第一弾で生まれたのは、「前向きな気持ちを応援するフロントオープンブラ」と「気持ちとからだに寄り添う フラットブラ」です。

乳がん経験者のお客さまからの「日常遣いに『フラットブラ』を使用している」という声から開発が進んだ商品です。

「フラットブラ」の肌当たりをより改良する方向で商品化しました。

極力肌にストレスがかからないよう、「フラットブラ」で使う生地よりもさらに伸縮性の高い、綿スムース生地を採用。

伸縮性が高く、ふちをかがらず縫い目も減らせるように特別な工夫がされた生地を使うことで、「術後に腕が上がりにくい」「肌当たりが気になる」という困りごとも改善できます。

デザインは、 「前向きな気持ちを応援する フロントオープンブラの会」はレースをつけて華やかに。「気持ちとからだに寄り添う フラットブラの会」はマニッシュなデザインにした分、生地のカラーバリエーションを出し、ピンクリボンの形を胸もとに付けました。

縫い目をすべて無くすことは難しいので、必要最低限の縫い目で済むような形を考えたり、タグが肌に直接当たらないような設計に。

「前向きな気持ちを応援するフロントオープンブラの会」は、ホックが前にあるので肩への負担も軽く、後ろに手が回らないという方も簡単に着けられます。

罹患された方には「もっとフィット」を目指した専用の商品を

罹患された方でバストをプラスに補って形を整えたい方向けに、3種類のパッドを組み合わせて形を整える「乳がん経験者からうまれた　形と重さを整えるパッドセット」も販売しています。パッドセットは4種類あり、左右の胸がバランスよく整うように、微妙な重量の違いでつくられています。

術後は傷跡などが気になって、温泉などに行きづらいという方向けに全国の温泉や温浴施設で着用できる「乳がん経験者からうまれた　特許取得の入浴着　バスタイムカバー」も取り扱っています。

あらゆるお悩みに寄り添える商品を

大塚）私の母が乳がん経験者なんです。その経験から、病気にかかってからではなく、以前から自分ごととして考える必要があると実感しました。

「flufeel（フラフィール）」ってみんなのブランドだから、このブランドをきっかけに乳がんについて、地震とか火事に備える程度の心構えの引き出しが作れたらいいんじゃないかって。毎日身につけるものでちょっと気にしてもらえたらいいなっていう思いがあります。

大城）新しく企画している中で、ブラキャミタイプを作っているスタッフもいます。ちょっとずつでもバリエーションが多くなったり、 広がっていくことが見えてきています。

大塚）がんの治療で超敏感肌になってすごく暮らしに困っていたりとか、つめのおしゃれを楽しみたくても、マニキュアを塗ることすら刺激が強くてできない、さらに抗がん剤の投与で黒ずんでて恥ずかしいとか。いろんなお悩みを抱えている方がいます。そういったお悩みを解決できるアイテムをご用意できたらいいなって思っています。