フェリシモ「猫部」は、猫の健康長寿を実現するためにAIM医学研究に邁進する研究者のみなさまを応援するための「AIM医学研究支援基金」を2002年に設立しました。
研究が進むことで、猫だけでなく他の動物や人間の医学の進歩にもつながっていくことが期待されているAIM医学研究について、一般社団法人AIM医学研究所 代表理事・所長 宮崎 徹先生にお聞きしました。
宮崎 徹(みやざき とおる)
IAM代表理事・所長。1986年東京大学医学部卒。東大病院で消化器内科医として勤務した後、フランス、スイス、アメリカで研究を重ねた。2006年から東京大学大学院医学系研究科教授を務めた後、22年4月、AIM創薬研究をさらに加速化させるため、一般社団法人AIM医学研究所を設立し所長に就任した。さらに治験・承認申請を推進するために2023年8月、代表取締役として株式会社 IAM CATを設立した。
AIM医学研究とは何ですか?
「AIM」とは、さまざまな動物の中にある血中タンパク質のこと。
猫へのAIM投薬実験がAIM医学研究を大きく飛躍させるきっかけとなり、将来さまざまな動物の健康寿命がのびるかもしれません。
私たちの喫緊の課題は、一刻も早くAIMネコ薬を完成させることに他ありません。
非常に多くのネコが腎臓病を患い、それが原因で死亡してしまう重要な原因が、先天的にAIMが働いていないことであることを見出して以来、AIMネコ薬の開発をヒト薬に先行して進めて参りました。
2021年夏に、大変多くの皆様からAIM研究、特にネコ薬開発に対する絶大な応援と非常に多額の自発的なご寄付をいただき、それがAIMネコ薬創薬を前進させる大きな力となりました。
先行するAIMネコ薬と、それに続くAIMヒト薬の開発を2つの柱とし、ネコでもヒトでも、今まで治せなかった病気をひとつでも治すことができるよう、研究所スタッフ全員一丸となってこれまで以上に努力を続けて参ります。
漫画で知ろう、AIM医学研究
猫への感謝の気持ちをこめて基金を設立
「猫と人とがともにしあわせに暮らせる社会」の実現を目指すフェリシモ「猫部」は、猫も人間も、そしてさまざまな動物が健康でしあわせに暮らせる未来を実現するための一端を担うこの研究を、支援基金設立と基金付きのオリジナルチャリティーグッズの企画販売という形で支援ししています。
2022年からプロジェクトがスタートし、今回で第三弾となります。
積み重ねることで、やがて大きな成果となる基金を目指して
フェリシモの「AIM医学研究支援基金」は、グッズの販売価格の一部が基金として拠出されます。
寄付という形ではなく、グッズ販売を通して支援することで、「このイラストかわいいな、AIM医学研究」というのがあるのかと、グッズをきっかけに研究の認知を広めることも意識しています。
巨額な寄付には拠出額は及びませんが、グッズを使うことが自然と支援につながって、基金が積み重なることを目指しています。
研究支援ということもあり、今回の第三弾の企画では「アカデミックな雰囲気のアイテムも入れたい」と思い、クリップボードやクリップを作りました。
缶入りのお茶は第一弾から缶のデザインと中身のお茶を変えて発売しているもので、根強い人気があります。
ハンカチは、老若男女問わず、いろんな場所で使っていただきやすいものとして作りました。
支援の輪を広げよう!ブック型クリップボード
キービジュアルは毎回新たに描いてもらっているのですが、今回はAIMの研究の成果である薬がもう少しで完成しそうなので「もうあと一歩!の飛躍を!」というイメージで、猫たちがジャンプしている姿を描いていただきました。
クリップボードはお仕事で使ったり、町内会のごみ清掃の予定や学校からのプリント、猫の通院系のアイテムの整理などに使ってもらうイメージで作りました。
おいしいお茶を飲んで猫をサポート
缶入りティーは毎回発売していて、今回はアップルカモミールティーが20パック入っています。
お友達のところに遊びに行くときの手土産にちょうどよく、あえて箱ではなく缶にしたのはお茶を飲んだ後にも手元に置いて欲しいからです。
お裁縫箱にしたり、小銭入れ、小物入れに使うなど手元に残るようにして「その缶なに?かわいいね」と会話のきっかけになり、「実はね…」と、研究のことを話すきっかけになればいいなと思っています。
キービジュアルに登場する猫と犬が両面にプリントされた、ダイカットクリップ。
食品の袋やメモを挟んだりするのにちょうどいいです。クリップサイズを大きくして、イラストのかわいさが伝わるようにしました。
プレゼントに使えるよう、お届けの際はオリジナルパッケージ入りにしています。
いつも使えるハンカチを自分用にもギフトにも
普段猫部が企画しているグッズは、猫好きさんに向けた、かわいさやほっこりするような愛らしさを意識したアイテムが多いのですが、AIM医学研究支援グッズは猫好きさん以外にも興味をもっていたあいて、使いやすいデザインを意識してデザインしています。
ハンカチは、男性でも使いやすいし、年齢問わず誰が使っても馴染むようなデザインにしたので、家族みんなでつかったり、ギフトにもおすすめです。
グッズ一つ一つの基金額は数百円と少額ですが、たくさんの方に共感いただけたことで毎年100万円以上の基金を拠出できています。
あと、寄付金を振り込みすることに少しハードルを感じている方も、お買い物ついでなら支援に参加しやすいのでは、と思っています。寄付の返礼品のような気持ちで、AIM医学研究支援グッズを楽しんでいただきたいです。
お買い物の先に、猫や人間の未来に役立つ支援があれば「やってみようかな」と思える方がひとりでも増えるとうれしいです。
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