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お申し込み番号:532505
1個 ¥14,000 ( +10% ¥15,400 )
まるでグラスの中をソーダの炭酸がシュワッと昇っていくような、爽やかでレトロポップなデザインのがま口財布。実はこのお財布、京友禅の高い技術を駆使した本革製。多くの職人さんと連携する大阪の財布専門工場さんと敏腕プランナー・安藤歩覧さんという“財布のプロフェッショナル”がコラボして、伝統と現代風のデザインを融合させました。
味わい深い表面の豚革(京都革友禅)。熟練の職人さんが1枚ずつ特質を見極めて温度や湿度、時間を調整して丁寧に仕上げています。 ※本革のため、表面に独特のしわや凹凸、多少の傷やしみ、色ぶれ・色むらなどが出ることがあります。
チャームポイントは、表面の凹凸。染料染めの基本となる「手捺染(てなせん)」「蒸し」「洗い」3つの工程に、柄の型版染めの際に収縮剤を混ぜ込んで縮ませる「収縮染め」という技法を加え、愛らしい表情とぷにぷにと触っても楽しい感触を生み出しました。
本革は生地のように厚みや染め具合が一定でないため、どの工程も熟練の職人さんが1枚ずつ特質を見極めて温度や湿度、時間を調整して丁寧に仕上げています。また、ころんとしたカタチは財布工場さんのがま口財布をオリジナルアレンジ。かさばらない手のひらサイズで、開け閉めするときのパチン!という小気味いい感触は、職人さんが手掛けたからこそ。(このブログの最後の方で工場の職人さんのこだわりをご紹介しますね!)
コンパクトに見えて札入れ1個、小銭入れ(中には仕分けポケット付き)1個、カードポケット7個と充実の収納力で、ストラップ用のホール付き。
夏にぴったりのソーダ色(ホワイト)、海の色(ブルー)、カシス色(パープル)の3色をご用意しました。
初回のご案内時にご用意している数は限られているので、ひと目惚れしたら迷わずGETして。
最後にこの「財布作りのプロ集団が作った 京都革友禅のがま口付き財布」を作ってくれた、財布工場の代表の桝本さんご夫妻とその工場をご紹介。※山猫とNISHIYANが工場に伺ったときの取材記事です。
写真左がプランナー・安藤さん。写真中央が財布工場の代表の桝本さんご夫妻。今まで手掛けてこられた鞄・財布が飾られるサンプルルームで、こちらの工場全体の説明をお聞かせいただきました。
桝本さんご夫婦が営むこの工房は、さまざまなメーカーやブランドのOEM(他社ブランドの製品を製造すること)のほか、メイドインジャパンにこだわった自社ブランドも展開しておられます(創業されて55年!!)。お伺いして山猫が驚いたのは、この革財布専門工場さんが連携する大阪の数多くの財布職人さんのクセや得手不得手を、スタッフさんがしっかりカルテ化していること。「縁巻きの仕上がりがキレイ」「この加工は当たりが強く出る」などなど、職人さん一人ひとりの特徴を細かく把握しておられました。
そのカルテをもとに、職人さんに仕事を振り分ける敏腕プロダクトディレクターさんが要。芯を入れたり、縁を巻いたり、細かい工程が多い財布づくりは、職人さん一人ひとりの技術を適材適所に生かすこの担当さんの存在が重要。全体を俯瞰でしっかり見ることのできる方がいることで、財布の完成度を高めます。
写真右の方が、関連するすべての職人さんのクセや技をカルテ化されている凄腕のプロダクトディレクターさん。革の抜型もすべてメンテナンスをしながら管理されています。本当に理想のモノづくりをされている現場です。
このプロダクトディレクターさんは、職人さんが「なんとなく」の感覚で持っている技術を、明確に言語とイラスト化。職人さんによっては高齢になりその技を行うのが難しくなることもありますが、もしそうなっても自分たちでモノづくりのクオリティーを保てるように、、、という思いから始めたそうです。職人さん一人ひとりの持ち味を管理する、そんなすごいことを実際にされているのに山猫は驚きました。
職人さんが仕上げてきたものを検品しながら微調整をして、ひとつずつ高い品質に持っていくのもこちらの工場の特徴。「手仕事」をみんなでリレーしながらつないで行く印象です。「たくさんの眼と手に触れているからこそ、買ってくれたお客様に安心してご使用いただけるんです!」と桝本さんが説明してくださったことがよくわかりました。
通常だと、同じ革の抜き型を使っても、作り手によっては全く違う仕上がりになります。それは、それぞれの職人さんが独自の技とアイデアを込めながら作っているから。その技やアイデアは、職人さんが言葉にして他の誰かに伝えるのがとても難しいものですが、こまめにやり取りをして地道にカルテ化されているその努力には頭が下がります。そして、職人さんが苦手とすることは、自社工場で補いながらサポートされていることにも感動しました。
工場内で製造もできるので、日々多くの種類を同時進行で作られています。職人さんにお渡しする財布金具もできる限りこちらでストックされているので、職人さんはモノづくりに集中できるのもこの工場の特徴。
こちらの革財布工場では、職人さん、桝本さんご夫妻を中心とした工場スタッフの皆さん、そして安藤さんが連携しながら、それぞれの得意なことをモノづくりに余すことなく生かしていて、まさに皆さん「財布のプロ集団」だと実感。その仕事ぶりにすっかり惚れ込んで、ぜひ、一緒にやりましょう!とお声を掛けていました。
桝本さんご夫婦のプロフィールイラスト用にお借りした写真。山猫とNISHIYANが工場にお邪魔した際も、自分たちの工場のことを丁寧にご説明してくださいました。やさしい口調の奥様はたくさんの商品企画を、桝本社長は日本のモノづくりのこれからをずっと考えて、行動に移してこられました。
どうぞ、今回のすてきながま口財布とともに、今後の桝本さんの作られる財布をお楽しみに!!