佐賀県産のいちごといえば「さがほのか」。つやつやした鮮やかな赤色と白い果肉のコントラストが美しい、ちょっぴりスリムないちごで、ジューシーな甘みが人気の品種です。美しいいちごなので、ケーキやパフェなどのデコレーションとしてもおなじみ。
ひと粒ずつきれいに並べたパックを化粧箱に入れてお届けしますので、大切な方への贈りものやご自身へのご褒美におすすめです。
「農業は自然の力を借りて、生きるために必要な食べ物を作る大事な活動」という想いを持ち、嫁ぎ先のいちご栽培を手伝い始めた菜穂さん。「機械化して量産しないと売上は厳しい」というお義父さんの悩みを聞き、「小さい農園でもおいしいものを作れば、わかってくれる人はいるはず」と奮起します。ていねいで行き届いた小さな農業は、家庭との両立も目指せるものでした。実は菜穂さんは、九州大学農学部の出身。124種類の微生物の入ったキンド酵素を基に、米ぬか、堆肥などをブレンドしたこだわりの土をつくり、微生物と土の持つ力や甘みを最大限に引き出す温度管理を行い、減農薬にも取り組みました。その努力が実って生まれたのが、甘くてやさしい味が評判のいちごです。自然災害や天候の変化にもベストを尽くす菜穂さんのいちごがおいしいのは、やさしい包容力と元気が詰まっているからかもしれません。
◇Nakayama Farm KASAKOYAのこと◇
「食べもののおいしさは作る人の想いによって異なります。いちごも、栽培者が異なれば、同じ品種でも違う味になるんです」そう話す菜穂さんが心掛けているのは、おいしい家のごはんみたいに毎日食べても飽きのこない味。そして、自分たちが健康に働けることへの感謝や食べてくれる方の喜ぶ笑顔を目標に、ていねいに作ることを心掛けているそうです。