味自慢のおでんの具材は国産大根、有機こんにゃく、ゆでたまご、出雲野焼、プレーン天、イカつみれ、アジはんぺん、ささがきごぼう天の全8品。だしは国産丸大豆しょうゆをベースに昆布とかつおの風味を生かしたオリジナルブレンドです。素材の味を損なわないよう薄口に仕上げられているので飽きがこず、西日本の方も東日本の方もおいしく感じられると思います。
別所かまぼこ店の一番のこだわりは「不要なものは入れない」「詳細がわからないものは使わない」こと。たとえば、主原料には国産魚のすり身とニュージーランド籍の船上で獲れたてを加工したすり身を使用しますが、結着剤であるリン酸塩(Na)は使いません。これは魚肉すり身の保水や弾力増強剤として一般的に使用されている食品添加物で、これがないと原料の良し悪しが製品に直接反映するため神経を使うそうです。それでも豆腐を固めるにがりのように、それがなければ作れないという添加物以外は使わないというポリシーで、使用する調味料の詳しい由来までも調べるという徹底ぶりを貫いています。
魚本来の味を封じ込めた練りものは、おでんにするとうま味がだしにも染みてくれます。だから、温めても冷やしても、おいしくいただけるんです。加圧加熱殺菌されているので、常温保存できるのもうれしいポイント。お惣菜として、おつまみとして、時にはおやつにも。いつでも気軽に本格おでんをお楽しみください。常温保存できるのでストックしやすく、アウトドアにもおすすめです。
◇ 別所かまぼこ店のこと ◇
出雲大社のお膝元にある、昭和9年創業のかまぼこ店。「次世代を担う子どもたちにも安心して食べてほしい」という思いから、「必要のない添加物は使わない」「化学調味料や防腐剤を工場に持ち込まない」「加工に必要な材料の仕様までチェックする」ことを徹底しています。結着剤のリン酸塩(Na)やアミノ酸などのうまみ調味料を使わず、素材を生かしたかまぼこは、アメリカや台湾など海外でも注目されています。