ストラップのずり落ち問題の対応策って?
こんなにも悩める人々がいたなんて!
みなさんに答えていただいた「ブラサイズのお困りごと」アンケート結果より、今回はブラジャーのストラップにまつわるお悩みを掘り下げてご紹介します。
まず編集部が驚いたのはストラップにまつわるお困りごとのお声の多さ。過去のアンケートでも「ストラップのずり落ち問題」で、94%もの方から肩ひもがずり落ちた経験があると回答をいただきました。今回の「ブラサイズのお困りごと」アンケートでも、ストラップにまつわるお悩みのお声が続々……。
▼みなさんのお悩みの声
・ 何度調節しても、左肩のストラップだけずり落ちる。
・ 肩ひもを調節するアジャスターが前にあると毎日調整しやすくてよいが、アジャスターが後ろにあるものが多く探すのに苦労します。
・ブラジャーを着けたては大丈夫でも、だんだんストラップがずれてくるのが気になる。
ブラジャーと切り離せないストラップですが、多くの方が我慢している様子。これではブラジャーが苦手になってしまいますね……。みなさんのこの声になんとかおこたえしたいと思い、下着のプロであるインティメイトアドバイザーさんに、今すぐできるストラップのずれ対策をうかがいました。
プロに聞く! ストラップずれはどう防ぐの?
お悩みを解決するには原因の特定から! というわけで、ストラップがずり落ちる原因は何なのかを聞いてみました。
Q.ストラップがずれる原因は、どんなことが考えられるのでしょうか?
まず考えられるのはストラップがゆるすぎることです。劣化して伸びたり、自分の体形に合わせて調節をしていなかったり……。
アンダーやカップサイズもきちんと自分のサイズにあうものでないと、ストラップがずれる原因になります。例えば、アンダーバストがゆるい状態だと、ストラップが外側にずれ、浮きやすくなります。カップサイズが体形より小さいものを選ぶのもNGです。カップがわきに引っ張られて、ストラップが外側に寄っていくからです。ブラジャーのサイズを測って自分にぴったりのものを選びましょう。
あとは体形や姿勢の特性から。なで肩や猫背の方、骨盤の歪みで肩の高さが異なっている方だとどうしてもストラップはずれやすくなります。
Q.ストラップがずれない対策を教えていただけませんか?
まずは自分でできるところからやってみましょう! 購入後、ストラップの長さを調節しない方も多いのですが、簡単なのでぜひ調整してみてください。
▼ストラップの調節方法
① ブラジャーを着けた状態でからだを起こし、アンダーが水平になるように、背中のフック部分を下に引きます。
② ストラップを、指一本がするっと通るぐらいの余裕を残し、調節します。※3~4回着用するごとに調節するのをおすすめします。
なるほど、指一本が通るくらいの余裕を残すのがポイントですね。これなら今すぐにでもできそう!……とはいえ、調節してもなかなかからだにフィットしない方もいらっしゃると思います。そんな方のために、そもそもストラップがずれにくいブラジャーの選び方があるのか、聞いてみました。
Q.ズバリ! ずれにくいストラップの素材や形状ってありますか?
はい、ブラジャーの選び方でも随分とストラップのずれは解消できます。例えば、幅広ストラップ。肩に当たる部分のみ幅広のものもあります。また、肌側に滑り止め加工がほどこされているものもおすすめです。
形状としては背中側でストラップがV字になっているもの。クロスになっているとずれにくくなりますし、デザインとしても楽しめます! ストラップの後ろ側の付け根をはずせるタイプのストラップであれば、左右入れ替えれてクロスさせることができます。
最終手段はストラップレスのタイプを選ぶこと。アンダー部分や背中のパネルの部分が幅広になっているものであれば、ストラップなしでもバストが安定しやすいですよ。
なるほど、ブラジャー選びにこうしたコツを取り入れることも大切なんですね。ストラップの調節と併せて、ぜひ取り入れてみてください。 次はプランナーおすすめの商品をご紹介いたします。
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