Q.77 寒い時期でも汗をかいて、気になることはありますか？
外は寒くても、室内は暖房がきいて暖かく、着るものでの調整がむずかしい場合もあるかと思います。寒い時期でも汗をかいて気になることはありますか？
寒さ対策をすると、暑くなったときに汗が……
寒い時期でも汗をかくと答えた方は96％。外の気温は低くても、いろいろな理由で汗をかくことがあるようです。
「電車に乗ると暖かく、汗ばんでしまう。」
「外の寒さに合わせてインナーを選ぶと、社内の暖房で汗をかきます。からだを動かす仕事なので仕方ないかな」
「朝、家を出るときは寒いので、肌着、トップス、セーター類、レギンスにレッグウォーマー、ボトムスをはく。でも日中暑くて汗をかきはじめたら、肌着などは会社で脱ぐことも。」
「毎朝、自転車と電車で通勤していますが、朝晩の自転車の時は寒いのでしっかり防寒するものの、電車内やオフィスは暖房がきいていて暑いです。外気に合わせてインナーをしっかり着込むと、室内で必ず汗をかいています。」
「外気温に合わせて服を着て、買い物などに出かけると、冬は店舗内の暖房がききすぎていることが多く、汗かきのためすぐに汗をかいてしまうので着るものを調節するのが大変です。店舗内でコートやカーディガンなどを脱いで調節するようにしていますが、暖かいものは重かったりかさばったりで、買い物をするときに邪魔になります。」
朝と日中、外出先での気温差などが理由で汗をかくと回答された方が多数おられました。朝、家を出るとき、屋外では寒いので寒さに応じた格好をしますが、電車や室内など暖房がきいて、人が多い場所などは暑さを感じやすい環境になるので、汗をかきやすくなるようです。脱ぎ着しやすい服を選ぶのも対策のひとつですが、脱ぐとかさばって邪魔になるとのご意見もありました。一方で、「いいえ」と答えた方は、もともと汗をかかないタイプだからというご意見でした。
私も汗かきなので、冬でも汗をかきます。寒くて着込んで外出したら汗だく！ということがよくあります。混んでいる電車でアウターを脱ぐこともできないときなどは、からだだけでなく顔からも汗が出たりと大変です。でも寒いのは苦手なので着るものに悩みます。
汗をかくと冷える
「電車が暑くて汗だくになり、降りたときに汗が冷えて寒くなる。」
「ショッピングモールなどの大型施設は空調の温度が店によって暑いくらいで汗ばんできます。一度、汗が止まらなくなって、帰り道に冷えて風邪をひいたので暑くなる前にすぐに脱いだり着たりできる服装にしています。」
「暖かい格好で通勤しますが、野外の仕事で汗をかきます。汗をかいたときのためにも重ね着をしすぎても動きづらくてダメだし、かといって薄着で行くと風邪をひくのでどうしたらいいのか悩んでいます。」
寒い時期に汗をかいてしまうと、暖かい場所を離れたとき、仕事などの作業が終わった後など、再び寒さを感じる場面になると汗が冷えに感じるとのお声が寄せられました。汗が冷えると一気に体温が奪われて、とても寒いです。風邪をひく原因にもなるので気をつけたいですね。
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汗パッド付きインナーが欠かせない
「汗っかきなので、わきパッドは冬でも欠かせません」
「一年中汗をかくし、あったかな下着は化学繊維のものが多く、においとかが気になるので、あったかな下着の下にわきパット付きの下着を着たりします。」
「ゆらぎ世代特有の冷えに悩まされています。寒さ対策（あったかインナーなど）は着ていますが通勤で歩くと汗をかき、汗冷えしそうです。とくに胸汗がひどいので、ブラを変えたいと思うことがしょっちゅう……。冬でも汗パッドを着けています。」
わきは汗をかきやすい部位ですが、冬も例外ではない方も多く、わき汗の対策としてわき汗パッドの付いたインナーを着用しているようです。
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自分に合った冬用のインナーが欲しい
寒い時期の汗に対して、気になることも、調査しました。
「薄手で汗を放出できて、首、腕もUV対策ができるタートルネック、長袖、かつ透けないものはないか探していますがなかなかありません。」
「綿だと寒くて、あったかインナーだと暑い。着るものに悩みます。」
「あったがインナーで背中の汗の吸い取りがよいものがあるとうれしい。」
寒いから「あったか」であることも重要ですが、場合によっては暑すぎて汗をかくのも事実。素材感、機能性など自分のスタイルに合ったインナーを探しているというコメントが多数ありました。
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冷やしたくないけど……
「着込んでいるので、わき汗が拭き取れない。」
「暖房がきいた状態が続くと汗ばみます。足もとはあたたまるのが遅いので、上半身、下半身のバランスがむずかしいです。」
「腰まわりやおなかを冷やさぬようインナーパンツやタイツを愛用しているが、その分むれやすく気になる。」
「ぜん息持ちなので、冬場はタートルネックのトップスが多いのですが、汗をかいてしまうとからだが冷えて咳き込んでしまうきっかけになってしまいます。夏場と同様、首まわりや胸もとをふけるガーゼハンカチを２・3枚持ち歩いています。」
冬でも大半の方が、汗をかいて気にしていました。屋外が寒くなればなるほど、屋内の暖房との気温差で暑く感じるので、着るものを選ぶのも大変です。インナーが湿るのは気になるけれど、寒さ対策のために着ているだけにインナーはすぐには脱ぎにくい。カーディガンなどの羽織ものやストールなどの小物で寒さ調整したり、汗パッド付きインナーや脱ぎやすいはら巻きなど、自分に合った体温調整と汗対策をしたいですね。
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イラストレーター 福場さおり
下着選びの基準は機能重視。年齢と共に変わってゆくからだを下着でなんとかしたい。気になる商品は試さずにいられない、そんな悩める大人世代のネット通販大好きイラストレーター。
