【医師監修】姿勢をよくする7つの方法を解説。猫背、巻き肩からの肩こりを矯正・改善したい方へ
「デスクワークが続いて、肩こりがつらい……姿勢の悪さも原因かな?」
「気がつけば、毎日スマホばっかり触っているからか首や肩がパンパン」
そんな悩みはありませんか?もしかしたら姿勢の悪さが原因かもしれません。家族や職場などのまわりの人から、猫背や巻き肩など、姿勢の悪さを指摘された方もいるのではないでしょうか。この記事では、悪い姿勢から起こる体への影響と姿勢をよくするための方法をお伝えします。
おうちや職場でもできる簡単なストレッチも紹介するので、最近不調が続くな……と感じる方はぜひ参考にしてください。
井上留美子 整形外科医
<プロフィール>
松浦整形外科内科院長。日本整形外科学会整形外科認定医、リハビリ認定医、スポーツ認定医。日本スポーツ協会公認スポーツ医。正しく身体を使い、関節を動かして体の基礎をつくることを目的としたヨガ「整形外科ヨガ」を考案。啓発活動を展開している。
姿勢の悪さが続くことによる体への影響
悪い姿勢が長期間続くと体への負担にもつながります。また、見た目の印象も変わってしまうので注意が必要です。
上記は、姿勢が違う姿の写真です。肩の位置や背筋が異なるだけで、見た目や印象も変わりますね。姿勢の悪さは自分ではなかなか気付かないもの。ぜひ鏡などで一度自分の姿勢を確認してみてください。
ここからは、姿勢が悪いことで起こるリスクをみていきましょう。当てはまる方は注意が必要です。
猫背になる
姿勢が悪いと、座った猫のように背中が丸くなってしまいます。背中がまるく、肩が内巻き側に入り込んだ姿勢が猫背です。猫背が続くと雰囲気が暗い印象になったり、老けた印象になったりします。また、猫背は見た目だけでなく、内臓にも影響を与えるので注意が必要です。
巻き肩になる
巻き肩は、左右の肩が内側に入り込んでいる状態です。巻き肩を放置してしまうと、猫背にもつながってしまいます。最近では首が肩より前にくる姿勢を「スマホ首」ともいわれ、スマートフォンを見る姿勢から頭が下がることで、首への負担が増えます。スマホ首が続くと、さらに巻き肩になるので注意です。
肩こり・腰痛になる
姿勢が悪いと、体のバランスが崩れ関節や筋肉に負荷がかかることから、肩こりや腰痛の原因となります。悪い姿勢を続けていると、関節や筋肉への負担から腕や脚が上がりにくくなり、転びやすくなるので注意が必要です。
内蔵の機能が低下する
肩が内側に入り込んでしまう姿勢の悪さは、内臓への負担にもつながります。姿勢の悪さにより内臓が内側に圧迫されるからです。特に胃腸などの消化器官や呼吸器系の機能低下の一因となる場合があります。胃が圧迫され、消化が悪くなったり、息苦しく感じたりする理由は姿勢の悪さによる肺や気管支への負担が要因かもしれません。
姿勢をよくする7つの方法
姿勢をよくするためには、どのようにすればよいのでしょうか? ここでは、以下にあげる姿勢をよくするための方法を7つ紹介します。
1. ストレッチ
2. 立ち方・歩き方の矯正
3. 座り方の改善
4. 寝方の改善
5. 普段のクセを見直す
6. 身に着けるものを意識する
7. 筋力をつける
1.ストレッチ
ストレッチで、姿勢の悪さによって固まった筋肉や関節を伸ばしましょう。悪い姿勢は、浅い呼吸にもつながります。ストレッチする際は、意識して呼吸してみましょう。次の章で、家やオフィスで簡単にできるストレッチを紹介します。
2.立ち方・歩き方の矯正
立ち方や歩き方を意識してみましょう。まずは壁を使った立ち方の矯正です。壁に背中をつけたときに、後頭部、肩、おしり、ふくらはぎ、かかとは壁についていますか? 壁と腰に手のひら1枚分が入る状態が理想です。少しつらい姿勢かもしれませんが、正しい立ち方を体に覚えさせましょう。また、歩き方は、この正しい立ち方から前に倒れるようなイメージで重心を移動させ、自然にまっすぐ前に出る足の動きを意識してください。さらに歩くとき、肘(ひじ)は肩より背中側に置く意識も大切です。
3. 座り方の改善
座り方を変えるだけでも、よい姿勢へつながります。背もたれに寄りかかるのではなく、頭からおしりまでをまっすぐにし、背筋を伸ばします。両膝(ひざ)が直角になり、骨盤が立った状態が正しい座り方です。座り仕事が多い人は、背筋や膝(ひざ)、骨盤の位置を意識してみてください。
4.寝方の改善
理想の寝る姿勢は、壁に沿ってまっすぐに立った姿勢を意識した背骨ラインをキープすることです。仰向けでは、背骨のなだらかなS字カーブを保つようにしましょう。また横向きの場合は、頭を適切な高さで支えます。そうすると背骨がまっすぐになり、首や肩への負担を抑えます。体重の分散や頭の位置が重要なので、寝具を意識するのもよいでしょう。
5 普段のクセを見直す
日常生活において、無意識に悪いクセがついていることもあります。例えば、荷物を右側片方だけで持ったり、片方の脚に重心を乗せたりするクセはありませんか? 自分でも気づかないクセは、体にゆがみをもたらします。その結果、姿勢が悪くなることも。正しい姿勢を意識するきっかけにもなりますので、ぜひ普段のクセを見直してみてください。
6.身につけるものを意識する
日常生活で対策をするなら、身につけるものを意識するのもひとつです。例えば、サイズが合っていない下着などを着用していると、姿勢の悪化につながることも。正しい姿勢を意識するきっかけとして、今着ている下着のサイズを改めて確認したり、姿勢をサポートするアイテムを試してみたりしてみましょう。
7. 筋力をつける
筋力トレーニングで筋力をつけることは姿勢改善にとって重要です。背中や腹部の筋肉を強化することで、正しい姿勢を維持しやすくなり、背中の痛みや姿勢のゆがみを軽減できるからです。ただし、適切なフォームでおこなうことが必要です。筋力トレーニングと日常生活における姿勢への意識を組み合わせることで、姿勢改善につなげましょう。
自宅で簡単!姿勢をよくするオススメのストレッチ
今日から実践できる簡単なストレッチを紹介します。呼吸のペースをゆっくりめに意識しながらストレッチすることがポイントです。広い場所でなくてもよいので、自宅や職場でおこなってみましょう。
1.猫のような姿勢で呼吸をするストレッチ
ヨガのウォーミングアップでもよくおこなわれる猫のポーズ。四つんばいになり肩の真下に手首、足の付け根の真下に膝(ひざ)がくるようにしましょう。息を吸いながら背中を反らせます。おしりをきゅっと上に、またあごは引きつつも目線は斜め上です。そして息をはきながら背中を丸めます。おへそを引き上げるように丸めるのがポイント。背骨の動きを意識しながら呼吸は止めずにおこないます。猫のポーズは背中をほぐすので、姿勢改善が期待できます。
2.壁に背中をつけてバンザイ
まずは、立ち方の矯正で説明した姿勢で壁に沿って立ちます。その状態から、かかとは数センチ壁から離します。次に、両手を上にバンザイしましょう。悪い姿勢から凝り固まった肩や腰が伸びるのがわかります。このときに後頭部と肩甲骨、おしりは壁についたままであることを意識しましょう。痛気持ちいい伸びを感じながら、ゆっくり呼吸を続けることがポイントです。
3.両肘(ひじ)の曲げ伸ばしで肩甲骨ストレッチ
肩まわりをほぐすことも猫背や巻き肩におすすめです。まずは立ったまま、両腕を前に突き出します。次に両肘(ひじ)を後ろに曲げます。このとき、左右の肩甲骨がくっつくようにぎゅーっと近づけるのがポイントです。激しくではなく、ゆっくり動かしましょう。
座りながらの場合は、浅く腰かけ、前後ではなく上下に腕を曲げ伸ばします。両ひじを曲げ肩甲骨を近づけるときに胸を張るイメージでおこなってください。
「ヨガ気分®ブラ」の毎日使いでピン!とした正しい姿勢に導く
姿勢が気になる方におすすめなのが「ヨガ気分®ブラ」。着けるだけで、姿勢を無理なく意識できるアイテムです。ストレッチや運動をするときだけでなく、ふだん使いしやすいデザインで、サイズも豊富なのがうれしいポイント。
ブラなのに着けるだけで背筋ピン®!
姿勢を意識するようになる秘密は「たすきストラップ」と「パワーネット」。フェリシモ独自のたすきストラップのちょうどよいチカラで、胸が自然と開いて、肩甲骨が意識できます。着けるだけで、背中がのびのびするのが実感できるでしょう。
また、背中全体を支える幅広のパワーネットで正しい姿勢をキープ。安定感が抜群です。着けるだけで背筋がピン!と姿勢美人に近づきます。
ノンワイヤーで着け心地らく
ノンワイヤーは安定感が足りないと避ける方にもおすすめなのが「ヨガ気分®ブラ」。ノンワイヤーですが、バストを包むように設計されたハリのあるカップで安心感があります。シルエットはキープしつつもアンダーはやわらかいので、着け心地が快適です。
またアンダーも選べ、AカップからHカップまでサイズ展開が豊富。大きめサイズさんにも、フィットするうれしいブラです。
「ヨガ気分®ブラ」を買えるのはフェリシモだけ!
自然と姿勢に意識が向き、姿勢美人へと近づく「ヨガ気分®ブラ」を購入できるのはフェリシモの 『flufeel(フラフィール)』だけ。オンラインストアから「ヨガ気分®ブラ」を検索いただくと、全アイテムが購入できます。人気アイテムは初回のみ特別価格で購入いただけるキャンペーンも実施中です。
定期便なので「次は何色が届くかな」とわくわくしながら待つのもよいですね。1枚だけでよいという方は1回のみの注文はできませんが、1回だけのお届けで購入を「ストップ」することができるので安心です。
まとめ
今回は悪い姿勢がおよぼす体への影響と、よい姿勢に導く7つの方法を紹介しました。おすすめしたストレッチは、自宅でも職場でもできる簡単なものなので、隙間時間にぜひおこなってみてください。またフェリシモでしか手に入らない「ヨガ気分®ブラ」は毎日の姿勢を意識できる優れもの。かわいいデザインはもちろん、着け心地も安定しているので、サイズが合わないブラで悩んでいる方にもおすすめです。ぜひふだんから身に着けるものを意識していきましょう。
※「ヨガ気分」「背筋ピン」はフェリシモの登録商標です。
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