自宅でできる「またずれ」の痛みの改善方法とは？摩擦予防に使えるペチパンツも紹介

2023.06.27

この記事では「またずれ」が起こる理由と、家でできる対処法、予防法について解説しています。またずれは主に皮膚の摩擦や汗ムレが原因です。摩擦・汗ムレ対策をして、不快な「またずれ」の悩みを解消しましょう。

ヒリヒリ痛いまたずれを解消！原因や対処法、おすすめパンツを紹介

「スカートをはきたいけど、太ももが擦れて痛くなる……」

「ズボンをはいてもムレたり擦れたりで、かゆい」

そんな悩みはありませんか？その痛み「またずれ」かもしれません。

この記事では、「またずれ」がなぜ起こるのかを解説。あわせて家でできる対処法を解説。また、摩擦を軽減しつつおしゃれをしたい方におすすめのパンツを紹介します。

太ももの内側が痛い！またずれの症状とは？

またずれとは、歩く時などに太ももの内側同士が擦れ合い、肌に痛みや炎症が起こっている状態を指します。

またずれの具体的な症状は次の通りです。

・ヒリヒリとした痛みを感じる

・赤く炎症する

・皮がむける

・かゆみが生じる

このほか、ズボンが擦れて生地がダメージを受けたり、生地に穴があいてしまったりすることを指すこともあります。

痛いまたずれの原因は摩擦！気をつけることは？

またずれは摩擦が原因で起こります。以下ではもう少し詳しく、またずれの原因と気をつけることについて解説します。

歩行や日常動作で摩擦が発生

またずれの原因である摩擦は、主に歩行や日常動作によって起こります。人は1日、平均で約5,000～10,000歩の歩数を歩くと言われています。歩き続けている最中は太ももが継続的に擦れている状態なので、肌がダメージを受け、痛みを感じるようになるのです。

汗ムレも要注意

とくにイス座っている時は、立っている時に比べて通気性が悪くなることから、太ももの内側に湿気がたまったり、汗をかきやすくなったりします。これが汗ムレとなって太ももの内側がべたつくと、肌同士の摩擦が大きくなり、またずれが起こりやすくなってしまいます。摩擦が増えるのは肌と肌の間に限ったことではありません。肌とズボンの摩擦も増えることでもまたずれにつながります。

またずれが起きやすい人の特徴

またずれは、次のような方に起きやすい傾向があります。

・内また

・X脚

・ぽっちゃり体形

・太ももが太め

内またの方、X脚の方、ぽっちゃり体形の方、太ももが太めの方は、歩行中に太ももの内側同士が擦れやすいため、そうではない方に比べてまたずれになりやすいです。

汗かき

汗かきの方は、太ももの内側が汗でムレやすいことから、肌と肌による摩擦が起きて、またずれに繋がります。

身体的特徴や体質以外にも、生活習慣が関係する場合もあります。具体的には、よく自転車に乗って移動をする人は太ももの内側とサドルとの間で擦れが生じ、それが原因でまたずれになってしまうこともあります。

放っておくと悪化も!? 早めの対処法

またずれの症状に気づいたら、早めに対処することが大切です。「一時的なもの」と放置してしまうと悪化してしまう恐れがあります。以下にまたずれの対処法をまとめましたので、症状がある方は参考にしてください。

痛みやかゆみがある場合は冷やしてみる

またずれによる痛みやかゆみを感じた場合は、絶対にかかないよう注意しましょう。皮膚が炎症を起こしている状態なので、かくとさらに悪化してしまいます。痛みやかゆみは、患部を冷やすことで軽減できます。タオルにくるんだ保冷剤をあて、冷やしましょう。

赤く炎症している場合は清潔に保つ

見た目にわかるくらい赤く炎症している場合は、傷から体内へ、菌が入り込んでしまう恐れがあります。菌の侵入を防ぐため、患部は特に清潔に保つよう心掛けてください。

症状が長引く場合は皮膚科を受診

症状が長引いたり、悪化したりしている場合は、皮膚科を受診することも大切です。皮膚科では、症状に合わせて薬を処方してもらえるので、自分で対処するよりも早い症状の改善が期待できます。

今日からできる予防法で摩擦を軽減！

万が一またずれが起きてしまっても、症状が軽いうちに対処すれば大事にはなりません。しかし、できればまたずれが起きること自体を避けたいですよね。

そこで、ここからはまたずれの原因である摩擦を軽減する方法を紹介します。

またずれになりやすい特徴をお持ちの方も、そうではない方も、今日から対策を始めましょう。

保湿クリームなどを塗る

保湿クリームは、肌にうるおいの膜を張って水分の蒸発を防ぐアイテムです。このうるおいの膜が、肌と肌との摩擦を軽減するのに役立ちます。特に長い時間歩き続けたり、自転車に乗ったりする日は、肌同士が継続的に擦れるので、何の対策もしないと肌へのダメージが大きいです。保湿クリームを塗って、ダメージを和らげてあげましょう。

ペチパンツをはいてみる

ペチパンツは、スカートやパンツの下にはくインナーです。下着のラインが見えてしまったり、汗や静電気でスカート、パンツがまとわりついてしまったりするのを防ぐことができます。

そんなペチパンツをはくことで、太もも同士が直接触れなくなりますし、ズボンよりもやわらかな生地なので肌ざわりがよく、摩擦を軽減できます。また、汗・ムレ対応の素材を使ったペチパンツならば、汗ムレにもなりません。お出かけの際は、スカートやパンツの下にぜひペチパンツをはいてみてください。

汗じみや透け対策も！涼やかメッシュで夏でもはきやすい

ひとくちにペチパンツといっても、機能やデザインはさまざまです。摩擦軽減や汗ムレ対策としてペチパンツを取り入れるなら、よりはきやすく、より快適な生活を送れる商品をお選びください。

例えば気温が高くなる夏なら、汗じみや透け対策ができる商品がおすすめです。

夏の暑い日に長時間座り続けていると、ムレやすいし、ときにはスカートやパンツに汗じみができてしまうことがありますよね。そんな汗じみの悩みを解決し、肌や下着が透けるのを防いでくれるのが「太もも裏＆おしりの汗悩みに透け対策もできるスマートな万能ペチパンツ〈3L～6L〉の会」です。

前がメッシュ素材になっていて、暑い日でも涼しくはけるのがポイント。夏のおしゃれと快適な生活に欠かせないアイテムのひとつと言えます。こちらのアイテムは、通常のM、L、LLサイズに加えて、3L～6Lまでの大きめサイズもご用意しています。大きめサイズは、内もも同士のこすれ悩みに配慮した、まち付き。前身と後ろ身の縫い代を前側にして、内ももにふれにくい仕様です。