素足にサンダルでお出かけしたくなる、気持ちいい季節になってきましたね。
その一方で、素足は汗や冷えなどの悩みもつきものです。
夏の足もとを快適にキープしながら、さらにサスティナブルな選択ができたら……。そんな思いから生まれたのは、el:ment『FOOD TEXTILE』シリーズのかかと靴下です。
捨てられるはずの食材から抽出した色素でオーガニックコットンの糸を染めて編み立てた靴下で、おうちで過ごす時間も、サンダルでのお出かけも、もっと心地よく過ごしましょう。
涼しくはける かかと靴下
この靴下はつま先部分がないので、暑い時期でもむれずに涼やか。
3年以上農薬や化学肥料を使わない農地で、生産者の安全も守りながら育てられた綿花を使用した「オーガニックコットン」混で、さらっと心地よい肌ざわりです。
自宅でのくつろぎタイムやおやすみ時に、冷房などによる冷えからやさしく足を守ってくれます。
3種それぞれに異なる編み柄を採用し、微妙に移り変わる色や風合いを楽しめます。
サンダルのむれや靴擦れ対策に
かかと靴下をサンダルに合わせると、また違った表情に。
素足でサンダルを履いたときの汗汚れやむれによる不快感を防ぎ、快適な履き心地をキープします。
「デザインは気に入っているのに、靴ずれのせいでなかなか履けない」としまい込んでいたサンダルにも出番がやってきそうです。
『FOOD TEXTILE』とは
廃棄する食材を未来につなぐ糸にする『FOOD TEXTILE』。
私たちの暮らすこの社会は、もはや大量生産、大量消費、大量廃棄の時代ではなく、適量の生産と消費、そして廃棄物をできるだけ出さないことに価値を見出す社会になっています。
日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の3割に当たる約2,800万トン。このうち、売れ残りや期限を超えた食品、食べ残しなど、本来食べられたはずのいわゆる「食品ロス」は約632万トンとされています。
『FOOD TEXTILE』は現代の人々の心に充足感を与えると同時に「持続可能な社会の実現」に向けたメッセージを発信しています。
今回のかかと靴下は3色展開。「漬物に葉を使用し、葉に対して余る赤かぶの根」「コーヒーを淹(い)れた後の出がらし」「売りに出せない規格外品のブルーベリー」から生まれました。
赤かぶ
木曽伝統野菜・赤かぶの「すんき漬け」には葉が多く使われるため、実の部分が余ってしまうことが。赤いかぶの実から抽出した色は、染めるとなんときれいな青色に変わります。
コーヒー豆
ミルクコーヒーのようなやさしいブラウン。お店でコーヒーを淹れたときに出る豆のカスを回収し、色素を抽出して染めています。
ブルーベリー
最初の土づくりから最後の収穫まで、ていねいに、慎重に、大切に生産されるブルーベリー。収穫時に傷付いた実や、売りに出せない規格外サイズの実を集めて抽出した色は、ブルーベリーのイメージどおりの淡い紫色です。
肌にも環境にもやさしい
天然色素のかかと靴下を足もとに
夏の足もとをやさしく保護してくれるかかと靴下は、さらりと快適に過ごせるだけでなく、食品ロスの解消にも貢献できるのがうれしいですね。
それぞれの編み地と色のニュアンスを味わいつつ、快適な足もとのおしゃれを楽しんでください。