蒸し暑い夜やリビングでのうたた寝にも心地いい、コットン100%の5重織りのハーフガーゼケット。タオルの産地として有名な、大阪・泉州の機屋さんで織っていただきました。肌触りを追求し、肌にふれる外側2枚のガーゼは目を細かく、その内側3枚はやや粗く。粗さの異なるガーゼを重ねることで、洗うほどやわらかくふわふわに。
タオルと同じ織り機を使うことで、一般的なケットに比べてぐっとやわらかな質感に仕上がっています。
そこにあしらったのは、17世紀オランダの植物画集から選んだチューリップの図柄。画集の1ページから抜き出たような柄ゆきは、お部屋の中でもスタイリッシュな佇(たたず)まい。洗うたびにプリントがなじみ、風合いが増していく生地も相まってマイ・ヴィンテージを育てるような楽しさも味わえます。セージグリーン色がスタイリッシュな印象です。ベッドスロー風にしつらえたり、ひざ掛けとしてチェアの上にたたんで置いたり。インテリアの一部として日々の暮らしに溶け込みます。生地を織る際、機械にはなんと9700本もの経糸(たていと)をセットし、 作業は職人の手で1本ずつていねいに行い、これだけでも一日がかりの大仕事。また、やわらかいガーゼ生地が崩れないように運び、きれいに縫製するのは熟練の技が光る作業ですが、生地工場・縫製工場・メーカーさんと相談を重ねながら実現した肌心地です。ぜひお愉しみください。