クラッキングメディウムで塗ってみました!【木とスチールの引っ掛けラックキット】
投稿日:2018年6月1日(金曜日)
こんにちは!フェリシモ女子DIY部のけもです。
前回はホビーショー出展の様子をご紹介しましたが、今回は、ワークショップで作った【木とスチールの引っ掛けラックキット】の別バージョンを作ってみました!
ホビーショーの記事はこちら
このキットは、ホビーショーのために作られた特別バージョン。
木の部分が無塗装になっていて、加工しやすくなっているのです。
材料と道具です。
キットと刷毛、ミルクペイントのトリトンブルーとクリームバニラ、クラッキングメディウム、紙やすりです。
仕上がりイメージはこのような感じです。
ワークショップでは、ラックの金属部分にアンティーク加工をほどこしましたが、今回けもは、板部分にクラッキングメディウムという塗料を使って、ひび割れのあるアンティーク加工にチャレンジしたいと思います!
このクラッキングメディウムは、長年使ってきたかのようなひび割れを起こさせる不思議な塗料。
まず、ひび割れが起きたときに見える色を下地に塗り、その上にクラッキングメディウムを塗り、最後に下の色とは違う色を塗るという手順です。
まずは、木の表面を軽くやすり掛けして、毛羽を取っていきます。
次に、下地になるトリトンブルーを塗っていきます。
面積が小さいのであっという間に塗り終えました!
このブルーがひび割れの下から覗いて見えるという風に仕上げたいのですが、うまくいくでしょうか。
乾燥させたら次は、クラッキングメディウムを塗っていきます。透明のツヤッとした塗料です。
端までていねいに、ていねいに。
塗り終えました!
クラッキングメディウムは、「乾ききる前に」と説明があるので、すぐに塗っていきます。
ドキドキしながらも、メディウムの上にクリームバニラを重ねて……。
上に塗る色は重ね塗りは厳禁なので、一度塗りで勢いよく!
できました!
ちょっと、もろっとなっているところもありますが……。
ん?あれ??何も変化なし。
お、おかしい。
すぐに反応してひび割れてくるはずなのに……。
失敗かも……。
嫌な予感がしてきました。
数分経ってもひび割れてきません。
気を取り直して、もう一度、アタックです!!
失敗してもフェリシモ女子DIY部はへこたれません。
もう一回、ブルーを塗りなおして……。
メディウムも重ね塗りしました。
さっきはもろっとしていたところもあったので、そう、きっと、メディウムを乾かす時間が足りなかったんです!
慎重に乾き具合を見て……。
乾ききるか乾ききらないかのところに、クリームバニラを塗っていきます。
さあて、どうか……。
あ、みなさん、見てください!
塗ってすぐに、表面が割れてきました!!
待望のクラックです!!
う、うれしい!!!
す、すごい!!
じゃーん!
もうちょっとひび割れが大胆に出てくるかと思いきや、さりげない風にですが、できました!
クラッキングメディウムを塗った後の乾き具合がポイントですね。
板が乾いたので、これをラックに裏からねじ留めしていきます。
この作業は簡単、簡単。
完成です!!!
ラックに付属のコの字パーツ引っ掛けて、このように使います。
ラックのブラックとクラックの入ったアンティーク加工の板がいい感じ。
一度は失敗したけど、大満足の仕上がりです。
メディウムが乾ききらないところ(指で触って少しべとつくくらいのころ合い)に重ねたい色をのせていくポイントさえ、押さえれば大丈夫。
どんな感じに仕上がるかを想像して塗る色を楽しめる、わくわく、ドキドキ感のあるこちらの塗料。
うまくいったので、別の色でチャレンジしたくなってきましたよ!
次も、またお楽しみに!
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