初心者が棚を作ってみた! ②組み立て編
投稿日:2019年5月31日(金曜日)
こんにちは!フェリシモ女子DIY部の新入部員のじょーじです。
のこぎりも握ったことない状態で女子DIY部に入部してしまったので、まずは基礎を学ぶため棚を作ってみよう!ということで
前回、材料を切り出し、やすりで形を整えるところまで完了しました。
今回はいよいよ組み立てに入ります!はたして木の板を「棚」にすることができるのか!?
まずは木材をロの字型に組んで、軽く塗った接着剤で仮留めをします。
接着剤=完全接着のイメージがあったのですが、量を調節することによって仮留めにも使えるのですね。
ブラック・アンド・デッカーのマルチエボに細いドリルでセットしネジ(ビス)を留めるための下穴をあけたあと、ドライバーに切り替えてネジを留めます。
(マルチエボ大活躍!)
ちょっとネジが曲がっているような気がしたのですが、強行突破で案外うまくいきました。
と、調子に乗っていたら反対側で見事に木が割れました。
敗因はネジが斜めだったことと、強く押し込みすぎたことです。
みなさんもやっぱり、「斜めだな?おかしいな?」と思ったときには無理しないほうがよいです。
この面は下にします。
さっきの面を下にすると決めたので、目に付く上面は少しきれいに仕上げたい、ということで「ダボ穴」をあけてネジを見えないようにします。
マルチエボにダボ穴用のハンドドリルをセットして、板の厚み半分ぐらいまで穴をあけます。
貫通してしまうとネジで板同士を留めれないので注意です!
次に、あけた穴にネジを埋め込みます。
穴の入り口からネジまで距離があるのが分かるでしょうか?
ここに詰め物をしてネジを見えなくしようという寸法です!
穴に少量のボンドをたらしてから、詰め物、ことダボ棒を差し込みます。
(写真はボンドがあふれているのでよくない例)
このダボ棒をダボ切り用のよく曲がるのこぎりでカット!
うまく水平に力をかけれず、どうしたらいいの?と迷いもあってか、刃で本体に傷をつけてしまいました。
初回はボロボロの結果に……
しっかりと刃を板に沿わせ、できるだけ迷わずスピーディーさを意識して切断するとうまくいきました!
さぁ四辺を留めてもう完成も目の前!!あとは塗装だけ!
と喜びかけたのですが、中に棚を取り付けることをすっかり忘れていたので慌てて切り出します。
内側の辺にあわせて切ったのできっとピッタリのはず……
入りません。
力技で押し込めるのではと試してみたら、木から嫌な音がしたので泣く泣くフィットするまでやすりがけで短くしました。
中の棚をつなぐ部分にもダボ穴をあけてネジを留めめます。
手動でもネジ留めを経験しておこう、とこちらでも紹介しているラチェットドライバーを使用してみます。
持ち直さなくともネジを締め続けられるので便利~
やった~!ついに形になりました。
でもまだこれで完成ではありません。
このままだと制作過程の生傷も痛々しいので、(ごまかすためにも)塗装します。
今回は、少しユーズド感を出したかったので、アンティークワックスを塗ります。
このペースト状のワックスを布につけて木材へすり込んでいきます。(手が荒れないよう手袋をお忘れなく!)
ちなみに塗料選びの際、「アンティーク」という名前だけ見てアイアン塗料を選ぼうとして、ディスプレイ棚が重厚感あふれる金属になるところでした。
塗料は実際の仕上がりイメージを調べて決めることが大切ですね。
すり込むごとに色が変わってきます。
最初は少量のワックスを付けていたのですが、多少思い切って使ったほうが発色がいい気がします。
このタイミングで一部ダボ穴が埋まっていないことに気が付きましたが、これは見なかったことにしました。
自分を許す広い心もDIYにはきっと必要です。
あとは1時間ほど乾かして完成!最初に比べるとかなり色が変わったことが分かります。
(私はどちらも目を閉じていますね……)
私は普段、フェリシモのお客さま窓口で働いているので、コールセンターの入り口にサンプル商品を飾るディスプレイ台にしました。
今はくにゃっプスを置いています。心なしか前より商品を目に止めてくれる人が増えたような!?
今回で切る・やする・組む・塗るを覚えたので、次はこの技を使って欲しかった家具を作ってみよう!と計画中です。
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