【連載】『テーブルの上で簡単DIY』ちょっと暗いな、と思う場所に明かりを。壁掛け照明を作ろう!
投稿日:2020年3月19日(木曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部のちまこです。
神戸新聞夕刊の月イチ連載、シーズン4「テーブルの上で簡単DIY」の連載5回目です。
ご自宅のテーブルを作業机にして、気軽に作ることができるDIYを紹介しています。
神戸新聞をとっていない方は、ぜひこのブログでチェックしてくださいね。
第5回目は「壁掛け照明」です。我が家のダイニングは雰囲気を重視して60Wのペンダントライトを2個使用しています。最近、少し暗いなと感じることが増えてきたので、100Vのコンセントから電源が取れる壁掛けの照明器具を作ることにしました。ほかの照明と組み合わせて灯すことで、シーンや好みにあった雰囲気のある空間を作ることができます。コンセントから電源が取れるので、気軽に設置・移設ができます。
照明自体は、市販のペンダントライト(コンセント式)を購入しました。それを壁掛けできるようにする台座部分を作っていきます。
これが完成品!
材料はこちら~!
【材料】
木材、隠しクギ、のこぎり、ぷちドラ(ドライバー、キリ)、金づち、紙やすり、接着剤、ワックス、ウエス、壁掛け用の金具(額縁用フック・受け金具)、ペンダントライト(コンセント式、調光機能付き、コード長4.5mを使用)、電球を準備します。
作業に入る前に、まず仕様を考えます。台形に切った木の表側に、前に飛び出したパーツを付けます。このパーツには溝を作り、ライトのコードを這わせて、先端からソケットと電球が垂れ下がるようにします。コードは台座の裏側を通って、電源につながるようにします。また台座の裏側には、壁掛けができるような金具を取り付けます。
イメージ図をいつも手書きしますが、読み取れるのは自分だけ……(笑)
作りながら変えることもあるので、参考程度にご覧いただければと思います!
仕様が固まったら、木材をカットします。直線カットはホームセンターのカットサービスを利用しました。台形にするための斜めカットはのこぎりで切りました。ホームセンターで糸鋸を貸してくれるサービスがあったので、台形の上部のコの字カットは、糸鋸で切りました。
糸鋸は手動タイプのものも売られていますので、そちらを使用してもいいと思います!
切った木材をやすり掛けし、ワックスで塗装します。
ターナー色彩さんのオールドウッドワックス、色はチークを使用しました。
次に、組み立てていきます。台座の前に飛び出す溝付きのパーツを組み立てます。溝を掘るのは大変なので、平べったい木材と角棒を2本貼り付ける仕様にします。
まずは台形の木材のコの字の窪みに、平べったい木材を接着し、隠しクギを打ちます。
その後、平べったい木材の中央を避けて1㎝角の角棒を2本貼り付けます。すると中央に溝ができます。
設置のときには、ここにライトのコードが通ります。
台形の板の裏面にも1㎝角の角棒を接着します。裏にコードを通すので、壁とのすき間をあけるためです。
角棒の長さが少し短いですが……よく考えてみると採寸間違い。ピッタリの長さでよかったです(笑)
裏面には壁掛け金具の受けの金具も取り付けます。金具の位置は、ライトと一緒に試しに壁に設置してみてから微調整します。なのでいったん仮留めの気持ちで。
設置してみて、ライトの重さのバランスが取れる位置に後で調整します。
これで台座は完成です。
ペンダントライトを台座に引っ掛けます。ライトのコードを溝に這わせて、先端からソケットと電球が垂れ下がるようにします。コードは台座の裏側を通しておきます。
設置したい壁にフック状の壁掛け金具を取り付けます。今回はホチキス止めで穴が目立たないものを使用しました。
フック部分に、受けの金具が引っ掛かるようにして、台座を壁に掛けます。コードを電源につないで調光スイッチをONにすれば点灯!完成です。
電源さえあれば、寝室や廊下など明かりのほしい場所にどこでも設置できます。
今回はワックス塗装ですが、インテリアに合わせて、グレーやホワイトなどの色で塗装してもかわいいと思います☆
ぜひみなさんも作ってみてくださいね~♪
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