【連載】『テーブルの上で簡単DIY』新年、気持ちを新たに。お札(おふだ)を置く神棚を作ろう!
投稿日:2020年1月17日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部のちまこです。
神戸新聞夕刊の月イチ連載、シーズン4「テーブルの上で簡単DIY」の連載4回目です。
ご自宅のテーブルを作業机にして、気軽に作ることができるDIYを紹介しています。
神戸新聞が読めない方は、ぜひこのブログでチェックしてくださいね。
第4回目は、「お札(ふだ)を置く神棚」です。年末年始に神社などでお札をいただいて帰るという方も多いのではないでしょうか。おまつりする場所に困っている方におすすめしたいのが手作りの神棚。手作りすることでより気持ちが整い、家族への感謝や毎日の幸せを願う大切な神棚になります。今回はシンプルにお札をおまつりするものを作ってみました。
これが完成品!
まず形状は、家のような屋根がある形にしました。お札が手前に滑らないように、ストッパーになる木の棒を取り付けるのがポイントです。設置方法は壁掛けです。賃貸の石膏ボードに取り付けられる市販の金具を使用します。金具もあとでご紹介しますね。
材料はこちら~!
【材料】
木材(天面・側面・底面・背面用、お札を押さえるための木材)、隠しクギ、のこぎり、ガイド定規、ぷちドラ(ドライバー、キリ)、かなづち、クランプ、紙やすり、接着剤、壁掛け用の金具(額縁用フック・受け金具)を準備します。
まず、木材をカットします。縦方向のカットは、ホームセンターの木材カットサービスを利用しました。
屋根にする2枚の木材同士は、約60度の角度を付けて接着することにしました。この60度の斜めカットはホームセンターでは頼めず、自分でカットすることに……!
斜めカットにはガイド定規を使用します。角度を付けて切るのに便利な道具です。
ガイド定規を60度にセットしたら、クランプでガイド定規と木材・机を固定して、のこぎりでカットします。
のこぎりは、ダボ切り用を使いました。
刃が薄くしなって、使いやすいと思います!
自分でカットすると多少ゆがみや凹凸ができてしまうものですが、やすりで整えればOKです!
次に、屋根にあたる木材と、側面、底面の木材を接着剤で接着します。
先ほど60度にカットした木材も、思ったより誤差は少なく、きっちり貼り付きました……!
多少空いてしまったすき間は細かく切った木材を入れて、なんとか微調整しましたよ。
接着剤が乾いてきたら、強度を上げるために隠しクギを打って固定します。
少し手間ですが、キリ(ここでもぷちドラを使用しました!)で下穴を開けておくと、まっすぐに打てます!
隠しクギは頭をニッパーなどで取るので、釘頭が出ずきれいに仕上がります。
少しむずかしいですが、先ほど斜めにカットして接着したところも、隠しクギを打ちました。
底面の板には、おふだを立てたときに手前に滑ってこないようにするための木の棒を取り付けます。
今回はより神棚らしくなるように、少し丸みがついたデザイン性のある木材を使用しました。(写真ではいまいち丸みがわかりませんね……残念)
背面の板に金具を取り付けます。この金具は、あとで壁に設置する壁掛けフックの受けにあたる金具です。
金具を取り付けた背面の板を、組み立てた本体に接着します。ここも仕上げに隠しクギを打ちます。
金具の厚み分、少し手前側に取り付けましょう。
これで神棚は完成です!
設置には、額縁を飾るときなどに使う市販の『壁掛け用フック』を使いました。下の写真のものです。
爪のように起き上がっている部分を、先ほどの受け金具に引っ掛けて使います。
この壁掛けフックは、石膏ボードの壁は使えるようです。壁には多少穴が開いてしまうので、穴が開いてもいいという方はこちらをおすすめします!
壁掛けフックは、必ず水平に壁に取り付けましょう…!(はじめ適当にやったら案の定水平じゃなかったので、神棚が斜めになりました……涙)
壁掛けフックが壁に固定できたら、完成した神棚の背面の金具を引っ掛けます。
最後にお札をおまつりすれば完成!
シンプルなデザインでどんなお部屋にもなじみやすい神棚になりました。奥行きを深くし、耐荷重のあるフックを使えば盛塩や榊なども飾ることができます。
みなさんもぜひ作ってみてください♪
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