【連載】『テーブルの上で簡単DIY』サイコロを振るようにコロコロ変える「万年カレンダー」をDIY!
投稿日:2019年11月15日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部のちまこです。
神戸新聞夕刊の月イチ連載、シーズン4「テーブルの上で簡単DIY」の連載2回目です。
ご自宅のテーブルを作業机にして、気軽に作ることができるDIYをご紹介しています。
神戸新聞が読めない方は、ぜひこのブログでチェックしてくださいね。
第2回目は、ホームセンターで手に入る木材で作る、サイコロを振るように日付けを変えてずっと使える「万年カレンダー」です。
カレンダーはその年ごとに買い換えるものという印象が強いですが、万年カレンダーはずっと使えるのがよきところ。
4つのサイコロのような立方体で月と日を表し、長い棒のパーツで曜日を表します。
手動で月・日・曜日を合わせるので、日々の楽しみにもなりそうですね。
これが完成品!
今回は土台を作り、その上に4つのサイコロ、曜日を書いた角棒を置くデザインにしました。
土台は背板の上部を屋根のように斜めにカットすることで、かわいくアレンジします。
材料はこちら~!
【材料】
背板、底板、側面板、立方体の木材4個、角棒2本、カッター、のこぎり、クランプ、接着剤、やすり、隠しクギ、金づち、幅広のマスキングテープ、刷毛、ワックス、白いペンキ、ウエス、塗装用手袋、ポスターカラーマーカーを準備します。
まず、木材をカットしていきます。背板を屋根のようにしていきたいので、斜めにカット。
ほかの木材は縦方向のカットばかりだったので、手軽なホームセンターの木材カットサービスを利用しました。
ご自宅で気軽にDIYしたい方は、ホームセンターのカットサービスをおすすめします!
この工程をプロに任せるだけで、とても時短になりますよ☆
切ったときに出る木くずも最小限に抑えられます!
切った木材の断面の毛羽をやすり掛けし、全ての部材をワックスで塗装します。
今回は、白で数字を書いていくので、濃いめの茶色のワックスを選びました。
乾いたら、立方体の木材に数字をステンシルします。
ペンキで数字を書くのでなくステンシルすることで、味わいが出ます。
4つの立方体に書く数字は、「0,1,6,7,8,9」「0,1,2,3,4,5」「0,1,2,3,4,5」「0,1,2,6,7,8」の4パターン。
数字はPCやWebなどで好きなフォントを探し、立方体の大きさより少し小さめに印刷しておきます。
この印刷した数字の裏面を、濃いめの鉛筆で黒く塗っておきましょう!
立方体の木材のどこか1面に、マスキングテープを貼ります。
鉛筆で裏面を黒く塗っておいた数字の紙を上に貼り付けたら、鉛筆かボールペンで数字をなぞります。
裏面を鉛筆で塗っているおかげで、数字がマスキングテープに転写されます!
転写されたことを確認したら、数字の紙をそっと外しましょう。
カッターで転写された数字部分のマスキングテープを切り抜きます。
切り抜けたら、数字部分に穴が開くようにマスキングテープを剥がし、白いペンキをトントンと塗ります。
曜日は角棒を使います。数字と同じように文字を転写し、ポスターカラーマーカーでなぞっていきます。
文字が細かいので今回はステンシルしませんでしたが、ステンシルのほうが味わいが出ます。
最後に台を組み立てます。背板、底板、側面板を接着剤で仮留めし、少し乾いてから隠しクギを打って固定します。
隠しクギは最後に頭を飛ばす(折る)ので、表面にクギ頭が出てくることなく、見た目をすっきりと仕上げることができます。
立方体と角棒を台に乗せたら完成!
木材の色の濃淡とステンシルした数字が味わい深く、あたたかみのあるカレンダーになりました。角棒を増やして好きな言葉を書いたりしても楽しいと思います。
お子さまに日付を変えてもらうのもいいですね。みなさんもぜひ作ってみてくださいね(^^♪
コメントくださった方へ
そうですね!ご指摘ありがとうございます!
まさにその通りで、「9」「6」は逆さにして使っていただけるようなフォントで作っていただきたいです。
説明が抜けておりまして、申し訳ございません。
ありがとうございます!
9が1つしかないので、9月9日(19日、29日)はどうするのですか?「6」を逆さまにするなら、そのようなフォントを使わないと。