【連載】『テーブルの上で簡単DIY』お部屋の片隅に置いてインテリアにも 木製の救急箱を作ろう
投稿日:2019年12月13日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部のちまこです。
神戸新聞夕刊の月イチ連載、シーズン4「テーブルの上で簡単DIY」の連載3回目です。
ご自宅のテーブルを作業机にして、気軽に作ることができるDIYをご紹介しています。
神戸新聞が読めない方は、ぜひこのブログでチェックしてくださいね。
第3回目は、お部屋の片隅に置いてインテリアになじむ、こじゃれた「木製の救急箱」です。
常備薬はもちろん、病院でもらった風邪薬や湿布などの少しかさばるものや、軟膏などの小さなものまで、家族分のお薬をすっきり保管できるようにしたいと思います。
毎日飲む薬がある方は、手に取りやすいところに薬を置いておきたいものです。
この救急箱は木製でインテリアになじむシンプルな形なので、お部屋の片隅に置いておき、必要なときに取り出すことができます。
これが完成品!
まず形状は、直方体の2段重ねにすることにしました。2段目は高さを低くし、小さな薬やマスクなどの薄いもの、すぐに取り出したいものを入れるのに便利です。1段目は高めにして消毒液などの背の高いものや病院でもらう薬を袋のまま入れられるようにします。
材料はこちら~!
【材料】
木材、細い木材の棒(約5mm角)、隠しクギ、蝶番、ドライバー&キリ(ぷちドラを使いました!)、刷毛、かなづち、コーナークランプ、穴開けドリル、紙やすり、ビニール手袋、マスキングテープ、カッター、ペンキ(透明色と色付き)、接着剤を準備します。
木材は縦方向のカットばかりだったので、手軽なホームセンターの木材カットサービスを利用しました。切った木材の断面の毛羽はやすり掛けしておきましょう。
まずはじめに、蓋には2cmの穴を開けて、指をひっかけて開けられるようにします。
穴を開ける板の下にいらない端材を置き、机に穴を開けてしまわないようにしています。
全ての部材を透明色のペンキで塗装します。
乾いたら接着剤を塗り、底面・側面を仮留めし、コーナークランプを使って固定します。
コーナークランプという道具を使うと、四隅を引っ掛けてベルトで木材を固定できます。
接着剤が乾くまで手で持って待つ、という手間がなくなる便利なアイテム!!
接着剤が乾いてきたら隠しクギを打って固定します。
通常のクギでは頭が見えてしまうので、隠しクギを使うのがきれいに作るポイントです。
キリで下穴を開けてから、隠しクギを打ち込んでいくとまっすぐに打ちやすいですよ!
斜めに打つとクギが板から突き出てしまうので、ちょっとずつ打っていきましょう。
1段目が組み上がったら、端材を利用して、中にT字の仕切りを入れました。
接着剤で固定せず、横幅ピッタリのサイズにカットして、仕切りにしました。
2段目も同様に接着剤と隠しクギで組み立てます。
2段目の底面裏側、木の厚み分少し内側に、細い木の棒を接着します。この木の棒によって1段目と2段目がかみあって、ずれないようになります。
今回は約5mmの太さの棒を使いましたよ。
2段目の裏面を向けるとこんな感じ!
2段目の側面と蓋に蝶番を取り付けます。
蝶番は木の厚みと同じサイズか少し小さめのものをチョイスしましょう!
仕上げに、1段目の正面に救急箱らしく十字のマークを入れます。
マスキングテープを貼り、十字に穴が空くように切り抜きます。十字部分のマスキングテープを剥がしたらペンキで色を塗り、乾かないうちに残りのマスキングテープを剥がします。
剥がすときはそーっと剥がしましょう……。
はみ出てしまった場合はカッターなどでカリカリと削れば大丈夫!
今回、お部屋の隅に置いておく救急箱を想定して、色はインテリアになじむパステルグリーンを選びました。
ステンシルのように色を塗ることで味わいが出ます。ペンキが乾いたら完成です。
横幅がスリムなので、お部屋の片隅に置けて、出しっぱなしでも生活感が出ないのがポイントです。
いつも手に届くところにあれば、薬の飲み忘れ防止にもなりそうですね~!
十字のマークを入れなければ、メイクボックスや工具入れ、お裁縫道具入れにもなります。
サイズを変えていろいろな用途で使えますよ。
みなさんもぜひ作ってみてください♪
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