【技術がすごい!】日本日曜大工クラブ作品展に行ってきた!
投稿日:2018年10月5日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部のばびです。
突然ですが、日本日曜大工クラブをご存じでしょうか。
木工が大好きな方が集まってできたもので、その歴史は古くなんと昭和36年!!60年近くも前となります。
DIYに関する団体といえば日本DIY協会が有名ですが、それよりもずっと前から活動されており、会員数が4万人を超える時期もあったそうです。「日曜大工(のちの「手作り」)」という雑誌を刊行されたりもしていたのだとか。ひょえ~。
当時は全国に支部があったそうですが、今は会員数の減少とともに活動されているのは大阪支部のみ。そして現在も会員として活動されている方々はもう、職人レベルと言ってもおかしくないほどの手練ればかり。DIYアドバイザー資格試験の試験官を依頼されることもあるのだそうです。
そんな師匠レベルの方々と素人同然の我らフェリシモ女子DIY部が縁あってお会いする機会に恵まれ、9月に大阪の桜ノ宮で行われる年に一度の日曜大工クラブ木工作品展にお誘いいただいたので、見学に行ってきました。
こちらが会場。
JR大阪環状線桜ノ宮駅から徒歩五分くらいの近畿中国森林管理局という、林野庁の地方支分部局のある建物の1階で行われていました。なんか、すごいところで開催されてる……と思ったら、こんな国の方々ともつながりがあるそうで、以前から貸していただいているとのこと。日曜大工クラブさん、恐るべし。
恐る恐る中をのぞいてみると、今回お誘いくださった会員の方が気づいてこちらにやってきてくださいました。やさしい……
会場前で少し立ち話。お二人とも、とても気さくで優しい方で、DIYの腕も相当なモノ。もちろん、DIYアドバイザーの資格もお持ちです。
私もいつかは取得したいと思っているDIYアドバイザー。取得に必要な知識を全て押さえていれば家一軒建てられるんじゃないか?というくらい幅広いそうです。おおお。なかなかのハードル。でもいつかは!
そんなこんなで、自ら写真撮影を申し出てくださったのでパチリ。
そして中に入り、作品を拝見させていただきました。
さっそく気になったものをご紹介させていただきます~☆
・ビー玉コースター
なつかしい感じのするおもちゃ。木で手作りされており、ビー玉を運ぶしかけもゴムチューブがうまく利用されています。
・かご
一見、網細工のようにみえますが、糸鋸でなみなみにカットしたリングを重ねてつくられています。
この均等な波状のリングを、フリーハンドで切り出すことができるというのですから、驚きです!
・アクセサリーボックスと、十二支の置物
どちらも、70歳~80歳を越えるお歳を召した方が作られたとは思えない!
アクセサリーボックスは、女性会員の方の作品だそうです。十二支は、日曜大工クラブ会員の方がみなさんそれぞれ、毎年ひとつ作られているのだそうです。これはそのオリジナル。
ま~。きれいな生け花だこと。
と思ったらこれ、かんなの削りくずでできているそうです。
うそやん!
作り方の説明書が展示されていました。
削りくずを着色し、それをいくつかのパーツに切り分けて接着するようです。
なるほど~。
やり方が分かって納得。でもできる気しないぞ!すごいぞ!!日本日曜大工クラブ!!
他にも楽器や、多機能マウスパッド
木の洗濯ばさみだけで作ったミニチュア家具があったり、木製ハンドスピナー(ハンドスピナー!?)があったり。
本物と見紛うほどの鳥がいたり、遊び心満載のアニマルステーショナリーがあったりと、多種多様な作品が並んでおりました。
この牛、テープカッターなのですが背中からテープを引っ張ると下の乳がくるくる回って子牛の顔が動くという遊び心満載なだけでなく、予備テープを収納できるという機能性も兼ね備えておりました。
さまざまなアイデア満載の日曜大工クラブ作品展。ずっと見てるといろいろなアイデアが浮かんできそうな、とても素敵な作品展でした!
いや~。楽しかったでございます♪
最後の作品は、ねじくぎをいっさい使用せず、組み木という技法で作った「日曜大工」の文字。
みなさまもぜひ次回、訪れてみてはいかがでしょうか?
※ちなみに土日は、子ども向け木工工作ワークショップも開催されているそうです。
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