第2回ワークショップ ~マスキングテープカッターを作ろう!~ が行われました
投稿日:2012年6月6日(水曜日)
こんにちは!
女子DIY部です。
5月に塩熊商店×フェリシモによるワークショップ、
マスキングテープカッターを作ろう!を開催しました。
塩熊商店さまのお店にはこんなPOPまでご用意されていました。感謝!!
1枚の板を切る所から始めて完成品まで作り上げるという
切る・やする・塗る・組むと基本的な要素を盛り込んだ内容となりました。
では、早速当日の様子をレポート。
まずは何も教わらない状態で皆さまに試し切りをしていただきました。
木は動くし、のこぎりは上手く進まないし悪戦苦闘といった感じですね~。
そこで取りい出したるはこの「クランプ」。ホームセンターなどでお安く入手できます。
これを使って切る木材とテーブルを固定します。
こんな感じ。
板が2枚重なっていますが、上にあるのは「あて木」です。
あて木には切る方の木材にクランプで傷をつけないようにするという事と、切る線に沿って固定してやる事でのこぎりのガイドの役目も果たします。
次にのこぎりの持ち方について、旦那さまからレクチャーいただきました。コツは
・柄の手前の方を持つ
・肘から人差し指、歯までが一直線になるように
・体勢は木材の正面に立つのではなく、半身の状態で力を入れずに肘を前後に動かす事。
だそうです。
包丁を使う時と同じような感覚という事でした。ナルホド。
ではみなさん、もう一度習った風にきってみましょう!
ギコギコギコ・・・
驚くべき違い!
手前が始めに切ったもの。奥が教わった通りに切ったものです。
のこぎりで切ったとは思えないほどなめらかです。
すごい!
この調子で皆さん、本番に進んでいきましょう!
おや?何やら違う道具が登場していますね。
これは「細工のこ」といって細かい所を切るのに使いました。
この細工のこ、非常に柔らかいので歯を曲げた状態で切る事も出来ます。表面の出っ張りなどをカットするにも使えるそうです。
全て切り終わりましたー。芯を置く曲線の所は事前に塩熊さまがドリルで穴をあけておいてくれたので、その穴までのラインを細工のこでカットしています。
あとは紙やすりでやすりがけをして角や切断面を滑らかにしていきます。
さて、やすりがけが終わると次は塗装へと進みます。
塗装は今回、ステインと蜜ロウの2種類からお選びいただきました。
ちなみにこれが今回使用した蜜ロウ。ラベンダーの香り付けがされていて、とてもいい香りがしました。
ここからはステインと蜜ロウで作業工程が少し違うのでわかれて作業です。
ではまず蜜ロウから。
速乾性の木工用ボンドをうすーく塗って、手で押さえつけて5分間ほど圧着します。
はみ出したボンドは塗れたふきんを使うとキレイにふき取る事が出来ます。ボンドが固まったら蜜ろうを塗っていきます。
布を使って塗っていきますが、この布は使わなくなったTシャツなどをカットしていただいたものなどで構いません。
ラベンダーのとてもいい香りがして、気持ちよく塗装ができました。では、ステインはどうでしょうか。ステインも布を使って塗装しました。こちらは組む前の方が塗りやすいので、先に塗装をしています。
塗り過ぎると乾くのに時間がかかったり、後処理(ふき取り)が大変になるので、塗り過ぎに注意して進めました。
全体に塗れたら浸透させるために10分~20分ほど置いた後にきれいな布でからぶきします。
からぶきは手のこうなどにあてて粘着感がなくなるのを目安とします。
ステインが乾いたら、同じように木工用ボンドで接着!
接着したら最後に釘打ちをします。今回は真鍮釘を使用しましたよー。
おや?何やらマスキングテープを使用されていますね。
これは釘の打ち込みがずれないように、木の幅がわかるように接着面にあわせてマスキングテープを貼っています。これなら見えなくてもきちんと打ちこむ事ができますね!ナルホド!!
深さは釘が立つくらいが目安だそうです。
ちなみにかなづちは女性の場合重めのものを使う方がうまく打てるそうですよ!釘を打ち終えたらサランラップ等でよくつかわれている歯を取り付けます。
これは木工用ボンドだけでも構いませんが、穴が空いているので釘を打っている方も
おられました。いよいよ完成です!!これはステインタイプ。
続いて蜜ろうタイプ。
皆さま、始めののこぎりの試し切りの時には考えられないくらい素晴らしい出来のものばかりでした!
早速ご持参いただいたマスキングテープをセットされているお客様の作品。
ステキ!!
というわけで、今回のワークショップは盛り沢山な内容でしたが、皆さま大変楽しんでおられて満足いただけていたようです。
次回ワークショップの開催もお楽しみに!!
今回ご協力いただいた塩熊商店さまは大阪のJR枚方市駅近くにて金物屋さんを営んでおられます。
業者さん向けの本格的な金物販売を行う傍ら、店舗ではとてもステキでどこか懐かしいインテリア雑貨が沢山置かれていて何度行ってもワクワクするお店です。
お近づきの際には是非お立ち寄りください。塩熊商店ウェブサイト
http://shiokuma21.blog69.fc2.com/塩熊商店さま、本当にありがとうございました!
初心者ばかりの女子DIY部もとても勉強になりした。
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