インスタントセメントで作る鉢カバーとアクセサリーホルダー【連載】『30分でできる簡単DIY』
投稿日:2020年12月11日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部けもです。
神戸新聞夕刊の月イチ連載、シーズン5「30分でできる簡単DIY」。
人気のテクニックを中心にわずかな時間でちゃちゃっとできる簡単なDIYをご紹介していきます。
※30分というのは、乾燥時間など待機する時間を除いた作業自体の時間となります。
連載第3回目、今回は「セメント」にチャレンジ。水でセメントを練って、鉢カバーとアクセサリーホルダーを作りたいと思います。
できあがりがこちら!!
じゃーん!!
我ながらいいできばえです!!!!
「セメントなんてDIYで使えたりするの?」と思われがちですが、インスタントセメントを使えば短時間で簡単にオリジナル雑貨が作れます。インスタントセメントとは、あらかじめセメントと砂が混じっているもので、配合を考えなくても水と混ぜ合わせるだけなので簡単に取り扱えます。
主な材料はこちらです。
【主な材料】
インスタントセメント、水、型にするための容器大小(紙コップ・牛乳パック、ヨーグルトの入っている容器などでも可)、ワイヤ、セメントを混ぜる道具(スコップやへらなど)と容器、重し、スポンジ、ビニールシート、(植木鉢にする場合は)ミョウバン
身近な容器を使ってセメントを流し込み、固めてみましょう~。
まず、インスタントセメントを混ぜるための容器に入れ、水を入れながら混ぜます。(セメントのパッケージに書かれている水の分量通りに入れてください。硬くて混ぜられないほどなら、水を追加して加減してください。)
まずは、「鉢カバー」を作っていきたいと思います。
型になる大きい方の容器に混ぜたセメントを底の厚み分流し入れ、内側の小さい方の容器を中央にセッティングします。
その大小の容器のすき間にセメントを入れ込みます。
速乾性のセメントを使っている場合は、手早く作業しましょう。
セメントをすき間にいきわたらせられたら、動かないように内側の容器の中に重しになる釘などを入れます。カバーの厚みを均一にするため、内側の容器が中央にきているかチェックするのを忘れずに~。
上部の表面を水に濡らしたスポンジで軽くなでておくと、できあがりが滑らかになります。
次は、「アクセサリーホルダー」です。
型になる容器に混ぜたセメントを流し込み、中央にワイヤを挿します。今回は、水羊羹が入っていた容器と100均で売っていたヘアピンを使いました。ヘアピンは挿す前にあらかじめ、90度に曲げておきました。
どちらもそのままの状態で乾燥させます。今回は2日乾燥させました。
コンクリートは乾燥すると白っぽくなりますので、それを目印に確かめて型から外します。
紙コップや牛乳パックを使った場合は、紙を破いたり、形を変形させたりできるので型から外しやすいですが、プラスチックの容器を使った場合は、振動や力を加えて外します。
今回は、硬めのしっかりしたプラスチックのゴミ箱を使ったので、型から外すのが難しかったです。
型から外したら、完成です。
表面の凸凹が気になる場合は、紙やすりで表面を滑らかに整えてくださいね。
鉢カバーではなく、直接植物を植える植木鉢としてお使いになる場合は、根腐れしないように水抜き用の穴を底に開けてください。ドリルで穴を開けてみました~。
また、セメントはそのままだとアルカリ性で、植えた植物が枯れてしまう場合があります。アルカリ性に弱い植物を植える場合は、鉢が完成した後、ミョウバン水に浸けて中和させてくださいね。
今回は、水を換えながら1週間浸けました。
お気に入りのピアスを掛けておくアクセサリーホルダー。
さっそく使ってみました。ディスプレイにぴったりです!
鉢カバーには、クリスマスに似合うポインセチアを入れてみました。
シンプルで無骨な感じのセメントのカバーと華やかなお花とが絶妙なコントラストを生み出していて、インテリアを引き立てそうです。
セメントを使った雑貨作りは、型選びがポイントだと思いました。「セメントを入れて固めたらどうなるかな。」と想像しながら身のまわりの容器をセレクトするのが楽しかったです。
100均などでも手頃な容器が売っていますので、ほしいサイズのものが身のまわりにない場合は、100均を利用するのもいいですね。
もっといろんなサイズや形に挑戦したくなりました。
ぜひみなさまもお試しください♪
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