【連載】『30分で出来る簡単DIY』段ボールストッカーを作ろう
投稿日:2021年9月10日(金曜日)
こんにちは。フェリシモ女子DIY部ちまこです。
神戸新聞さまに毎月第2火曜日夕刊で連載させていただいている「30分でできる簡単DIY」シリーズ。
人気のテクニックを中心にわずかな時間でちゃちゃっとできる簡単なDIYをご紹介していきます。
※30分というのは、乾燥時間など待機する時間を除いた作業自体の時間となります。
第12回目は「段ボールストッカー」に挑戦します。外出自粛でネット通販の利用が増えた方は、段ボールの処分が大変ではありませんか?処分するまで省スペースで保管し、ひもで束ねやすくしてくれるストッカーをDIYします。
100円均一で買った材料で、木材のカットなしで作れます。
完成したものがこちら!
キャスター付きでラクに移動でき、段ボールにひもをかけやすいように作りました。
材料はこちらです!
長方形の木の板2枚、長方形の木のブロック6個、ラティス(園芸用の格子状の柵)2枚、ねじ式フック2個、連結金具2個、キャスター4個、ねじ、軍手、接着剤、ワックス、ウエス、ポリ手袋、鉛筆、ぷちドラ、電動ドリルドライバーを準備します。
ではさっそく作っていきます!
まず、長方形の木の板1枚に対し、木のブロック3個を接着するため印をつけます。
あとの工程でブロックとラティスの底面をねじ留めするため、ラティスの斜めの板がない部分の下にブロックがくるようにしてください。
位置が決まったら木の板の上に仮置きし、印をつけ、接着剤で貼り付けます。
次に、ブロックを貼った長方形の木の板2枚を横並びに接着します。側面に接着剤をつけ貼り合わせて、さらにブロックを貼り付けていない裏面から連結金具2個でねじ留めしました。
塗装は、ラティスのナチュラルな色味に合わせて、ワックス(オールドウッドワックス ジャコビーン)を使用しました。ウエスにワックスを多めにつけ、木材にすりこんでいきます。乾燥してきたら余分なワックスをきれいなウエスで拭き取ればOK。インテリアに合わせたり、お好みに応じて好きな色のペンキで塗装しても素敵に仕上がりますよ♪
仕上げにラティスと木のブロックをねじで留めます。あらかじめ細いドリルを使って、ねじ留めするラティスの外枠に穴を開けてから留めると簡単です。
今回は木材カットの手間やインテリア性を重視して木のラティスを使用しました。同じ物がなければ、みなさまそれぞれのアイデアを生かして、類似品で木材とねじ留めできる代用品を使用してもよいです。
最後に、ラティスの上の方にねじ式のフックをふたつ付けます。
長方形の木の板の裏面の四隅にキャスターを取り付けたら……
完成です!
ラティスと底面の板とのねじ留め部分の強度が気になる方は、L字金具を追加してもいいと思います。
ナチュラルな色合いに仕上がって大満足!
段ボールを省スペースに保管でき、キャスターのおかげで移動もらくちん。フックには開梱用のカッターやひもを切るはさみが掛けられます。
ゴミ出しのときはブロック同士のすき間からひもを通せば、大量の段ボールを持ち上げなくても下からひもをかけられます。
DIYしたストッカーを使えば、ゴミ出しのモチベーションも上がりそうです。ぜひ作ってみてください。
今回で、神戸新聞夕刊での記事連載は終了となりました!ご愛読いただいたみなさま、ありがとうございました。
今後もフェリシモ女子DIY部ブログでは、さまざまなDIYにチャレンジしていきますのでよろしくお願い致します^^
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