【連載】元部員の古民家リノベ 報告 子ども部屋その1【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】
投稿日:2021年5月12日(水曜日)
こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
古民家リノベーションした時の記録、その53です。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
今回はこの家でもうひとつ部屋が残っているところのリノベをご紹介します。
家の間取り図で見てみると下記の赤線で囲った場所です。
リビングとダイニングに挟まれた、押入れを除くと4畳半の正方形の部屋です。
もともとはリビングと廊下に面するところは木製建具が入っていましたがそれは取って壁を作りました。
ここの床は日当たりが悪く床はシロアリに食べられていたので取り替えしていました。
この部屋は特に目的があるわけでもなく、今のところ家族分の服や子どものおもちゃなどを置いておく部屋にしています。のちのち子ども部屋になればいいかなという思いでちょこちょこ改装していました。リビング側に面する壁はこれまでと同様にペンキで仕上げましたが子ども部屋と仮定して青いペンキをアクセントとして塗りました。
この部屋ももともと畳で最初は時間と余裕がなく、畳の上に前の家で使っていたカーペットを敷いてしばらく過ごしていました。カーペットがちょっと寸足らず。
重い腰を上げてこの部屋もフローリングにしていきます。
これまでリビングの床やキッチン・ダイニングの床
をフローリングにしていましたが、このふたつの場所は大工さんといっしょにしました。その経験があったからこの狭さの部屋なら自分ひとりでもできる自信があり、今回はひとりでやっていきます。
まずは畳を取り、板の状態にします。
根太といわれる角材を留めていきます。
根太の間に断熱材を入れていきます。
断熱材を根太の間隔の幅ちょうどに切るのに簡単な方法は20回目のリビングの床編で文字で紹介しましたが、もうちょっと詳しく今回は動画でご紹介します。
断熱材の端を根太の片方に当てておいてから、切りたい幅のもう片方の根太の角に当てるように置いて断熱材を上からグッと抑えると断熱材に線のように跡がつきます。その線をカッターで断熱材の厚さの半分ほど切れ目を入れると、あとは手で折るように力を加えばパキッと切れます。これで幅ちょうどに断熱材が切れます。
断熱材を入れ終わりました。
リビングやダイニングは吉野檜を使いました。そして今回のフローリングは吉野杉です。
杉は檜に比べればやわらかく傷つきやすい材ですが、吉野杉もこの地域を代表する良質で木目きれいな木材です。なぜ今回杉にしたのかというと、たまたま大量にこのフローリング材をもらたから。田舎では時とタイミングでこのような材料や薪ストーブにつかえる丸太なんかもらえることがあります。
ありがたくいただき自分で張っていきます。
フローリングの張り方はリビングの時と同じです。
ここに住み始めるまでは、木工で家具は作れても大工仕事で自分ひとりでフローリングを張れるなんて想像していませんでした。簡単なことなら家の修繕は自分でできるようになったと思います。
次回は子ども部屋のアフターを写真でご紹介します。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
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