【連載】元部員の古民家リノベ 報告 リビングのリノベ編その8【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】
投稿日:2020年12月2日(水曜日)
こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
古民家リノベーションした時の記録、その43です。
前回はリビングのビフォーアフターを写真を交えて紹介していきました。
今回も引き続きリビングのリノベのアフターを紹介していきます。
リビングの天井真ん中にある梁。
そこに子どもの誕生日プレゼントとしてブランコを作って付けてあげました。
子どもの体重にも耐えられるのか心配でしたが、全然大丈夫。大人が乗ってもビクともしないくらい丈夫な梁でした。ブランコは部屋の中にあっても絵になるような物にしたし、子どもたちが楽しそうにこいでくれています。
縁側も新たに手をくわえたところです。
もとは和室のしつらえで縁側と呼ばれる部分があって残していました。縁側はフローリングをはった床から約2cm落ちていて生活するうえでその段差が物を移動させるときに引っかかったり、角に埃がたまりやすかったり、段差でつまずくとかでとても不便だなと感じていたのでフローリングの延長をはって段差をなくすために縁側の上にフローリングをはってフラットにしました。
ただ完璧につなげるというのは難しく、縁側と部屋の間には建具があって敷居と言われるレールの溝があった部材を取り、新しい角材をつけ縁を切ってからフローリンが続いてみえるように幅をあわせてはっていきました。
この作業は前のフローリングをはってから約2年経ってからしました。同じ材料、同じ塗料を使ったのですが、色味が全く合っていません。2年前にはったフローリングは気付かぬうちに経年変化でだいぶと色褪せてアメ色になっていました。いづれ新しくはったところも経年変化でアメ色になって色味が近づいていくのが楽しみです。
リビングは3つの部屋をひとつにしていてめちゃくちゃ広いです。
3つの部屋と縁側と床の間を合わせると17畳以上あります。広いのはいいのですがやはりその分冷房や暖房の効きが悪いのです(前の家のエアコンをそのまま付けているためパワー不足)。
どうしたものかと考えた結果、ひとつの空間だけカーテンで仕切りを付けてみようと考えました。
その空間とはL型のリビングのこの部分。
前回縁側面の掃き出し窓も換えたし、今までそこのカーテンがなかったし買おうと思ってたのですが、カーテン・カーテンレールを調べていると自在に曲げれるカーテンレールを見つけました。
でそのカーテンレールをどのように付けるかというと、下の図のように付けます。
ここに付けるカーテンレールは長さも1cm単位でオーダーでき、届いたときには直線で何本かに切り分けておいてもらいました。簡単に手で曲げられアールは適当な円筒状の物をガイドして曲げました。曲げた部分つけたのがこちら。
カーテンはこのカーテンレール分の長さを用意するのではなく、その半分の長さをオーダーしました。ふだんは掃き出し窓だけカーテンで目隠しし、空間を仕切りたいときは部屋側までスライドさせるというと考えました。
このカーブでカーテンがうまくスライドするのかと不安になりましたが、ちゃんとスライドしました。
スライドさせた様子が下の動画です。
このように窓だけカーテンをしたり、空間を仕切ったりできます。
空間を仕切ると4.5畳分面積が減りエアコンも充分効くようになりました。またこの場所は子どもが遊ぶ場所だったのでふだんは散らかしっぱなしで急にお客さんが来たらササッと目隠しできるし、また友だちがお泊まりに来たときにまだこの家にはゲストルームがなくだだっ広いリビングに布団を敷いていたのですが、間仕切った空間が簡易的なゲストルームにしたりしています。
今回でリビングのリノベ編は終わりです。
次回はリノベには欠かせない電気工事関係のお話をしていきます。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/
コメントはブログ管理者が公開するまで表示されません。