【連載】元部員の古民家リノベ 報告 リビングのリノベ編その7【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】

投稿日:2020年11月18日(水曜日)


こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
古民家リノベーションした時の記録、その42です。

※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。

古民家リノベーションした時の記録、その42です

前回は冬に備えてリビングを区切るためにさらに壁を作りました。

前回は冬に備えてリビングを区切るためにさらに壁を作りました

今回はリビングのビフォーアフターを写真を交えて紹介していきます。

リノベ前のリビングはこのような感じでした。

今回はリビングのビフォーアフターを写真を交えて紹介していきます

リノベ前のリビングはこのような感じでした

リノベ前のリビングはこのような感じでした

リノベ前のリビングはこのような感じでした

もともとは床の間が大きく鎮座し畳が敷いていてThe和室という感じの雰囲気の3つの空間。写真では戸が閉まっているので光ほとんど入っていないですが、戸を全開にしても仕上げられていない砂壁の色が影響して部屋全体がとても薄暗い印象でした。

リビングのリノベはこのようになりました。

リビングのリノベはこのようになりました

リビングのリノベはこのようになりました

40回目にリビングを紹介した時よりさらに手を加えています。

ひとつは砂壁しかペンキを塗っていなかったのですが、砂壁の周りの構造体の鴨居や長押や吊り束といわれる部材と木のままだった柱までペンキで白く塗りました。

砂壁の周りの構造体の鴨居や長押や吊り束といわれる部材ペンキで白く塗りました

木のままだった柱までペンキで白く塗りました

この部材たちをすべて白くすることで部材で仕切られていた砂壁の白の面積が一体となってすっきりとし壁がさらに広くなったように思います。最初はここまで塗ったらいいかと悩んで、塗り終わったらまたあそこも塗ったほうがよかったなと感じて何回かに分けて塗り足していきました。結局は勢いよく最初から全部塗ったら何回もマスキングしたり養生したりする手間がなくなるしペンキのロスも少なくなるのでとてもらくでしたね。

また床の間の横の書院(昔は作り付けの机のうえで書物を読んだりする書斎の役割だったそう)と呼ばれる場所、この部屋では床の間の向かって左側にある部分です。

この部屋では床の間の向かって左側にある部分です

ここにあった障子窓と欄間も解体してから書院の裏も表も真っ白にしちゃいました。

ここにあった障子窓と欄間も解体してから書院の裏も表も真っ白にしちゃいました

ここにあった障子窓と欄間も解体してから書院の裏も表も真っ白にしちゃいました

ここにあった障子窓と欄間も解体してから書院の裏も表も真っ白にしちゃいました

ここにあった障子窓と欄間も解体してから書院の裏も表も真っ白にしちゃいました

L型のリビングの玄関と廊下に面している空間の鴨居と長押なども白く塗りました。

L型のリビングの玄関と廊下に面している空間の鴨居と長押なども白く塗りました

主にこの空間は子どものおもちゃがあって遊び場になっています。

仏壇置き場と押し入れを壊し壁を立てて物置にしたところ。

仏壇置き場と押し入れを壊し壁を立てて物置にした

物置はこのように使っています。

物置はこのように使っています

奥行き約300cm・幅約95cmの物置に掃除道具やらオムツやテッシュの生活用品のストック、その他こまごましたものなどを置いておける場にしています。ごっちゃっとしててあまり見せれるような場所でもないのでふだんはつっぱり棒に布にフックを仕込んだカーテンで簡易的に隠せるようにしています。

ごっちゃっとしててあまり見せれるような場所でもないのでふだんはつっぱり棒に布にフックを仕込んだカーテンで簡易的に隠せるようにしています
 
そしてリビングの窓は以前までは薄いガラスが入った木製の物だったのですがを2箇所をペアガラスのサッシにしました。
まず家の正面の縁側面の大きな掃き出し窓。

まず家の正面の縁側面の大きな掃き出し窓

戸袋も解体し取り払って一面透明の端まで大きくしたらさらに部屋が明るくなりました。そしてやっぱりペアガラスにすると断熱性も優れ、虫の侵入もなく、さらに密閉性があるので外の音がほぼほぼ入ってこなくなりました。ふだんから静かな田舎なので、ほんとうになんの音も聞こえないと思う時があります。

そしてその反対側の家の裏側面の薄い型ガラスが入った木製の腰窓もペアガラスに。

そしてその反対側の家の裏側面の薄い型ガラスが入った木製の腰窓もペアガラスに

こちらは真ん中に柱を立て分割してその左右にそれぞれ2枚の引き違いの窓を。分割せずに2枚でもできたのですが、今の建築基準ではこの幅の窓を作ることがなかなかむずかしいらしく作ったとしてもサッシやガラスがオーダーになってしまうために見積もりを取ったらめちゃめちゃ高かったので諦めて分割しました。

サッシやガラスがオーダーになってしまうために見積もりを取ったらめちゃめちゃ高かったので諦めて分割しました

昔は基準もそこまで厳しくなかっただろうし、今の建築より太い構造体も使っているのでこれくらいの幅の窓が当たり前にあったと思います。以前は型ガラスで半透明でしたが、今回透明にしたのでさらに明かりが入り、裏に生えている木々たちが贅沢に目に飛び込んできます。断熱性を欲してサッシのペアガラスを買いましたが窓を買うことはそれだけではとどまららない要素があると思います。それはこの景色を買うということで窓の外を見るたびにとても贅沢な気持ちにさせてくれます。

それはこの景色を買うということで窓の外を見るたびにとても贅沢な気持ちにさせてくれます

またリビングの木製の窓の時は網戸がありませんでした。というかこの家、窓はいっぱいあるのにもともと網戸がほとんどなかったんです。それだと夏場は虫が入ってくるので窓は開けれないから外の空気も入れられないし暑い。昔の人はどうしてたんだろうととても不思議。今回網戸もついていて風が存分に抜けてとても気持ちがいいです。

次回も引き続きリビングのアフターをご紹介していきます。

※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。

みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/

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