【連載】元部員の古民家リノベ 報告 キッチン・ダイニングのリノベ編その9【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】
投稿日:2020年7月22日(水曜日)
こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
古民家リノベーションした時の記録、その34です。
前回はキッチンのステンレス天板を特注したものだけ届いていたのでキッチンの高さを決めて下の部分をつくってコンロを組み込んでいきました。
今回はキッチン・ダイニングのリノベがいったん終わったのでビフォーアフターを写真を交えて紹介していきます。
キッチン・ダイニングのビフォーはこのような感じでした。
床が一段上がった掘りごたつの和室。もともとは土間だったところに一度リフォームされたクッションフロアの床にL型のキッチンに塩ビの青いタイル。
土間部分の壁は縦ストライプが入ったクロス仕上げでした。
このふたつの部屋を床のレベルを合わせてひとつの部屋にしました。
では写真を交えてアフター紹介します。
土間の勝手口からみたキッチン部分。
キッチンの下の収納部分はまた後でつくっていこうと思います。
塩ビの青いタイル部分は一度壁をつくってから新たに陶器の黒いタイルを貼りました。このタイルはたまたまタイミングよくもらったもので自ら選んだものではなかったけれど、黒はちょっと重いかな? つやありのタイルはどうなのか?と思ったのですが空間が引き締まって結果よかったと思います。つやがあるのはなんとなく苦手だなと思っていたのでお風呂に貼ったのはつや消しのタイルでした。多分自分でキッチンのタイルを買うならつやなしを選んでたと思いますが、つやがあるのも利点があると思いました。半鏡面のように周りを写すので空間に広がりがでます。
キッチンからみた土間の勝手口。今は勝手口が充分に広いので、ここを玄関としています。勝手口お部屋の間には建具がありましたがボロかったので今は取って開放的にしています。
勝手口から部屋に入るところの横に手洗いの場所があります。もともと土間だったところ。勝手口から畑仕事をしてからすぐに手が洗えるように設けられたものだと思います。この水源は水道管からではなく山水を引いていて今はもう蛇口をひねっても水は出てきませんでした。ここを壊しても使い道がない空間になってしまうのでそのままにして、お風呂で余ったタイルを貼ったり、照明を変えたり見た目を少し整えました。
掘りごたつだった和室の部屋は一段下げて部屋をつなぎ空間が広々としました。大きなダイニングテーブル・いすを置いても窮屈ではありません。
キッチンからみたもと和室側。土壁だったところも新しく一面大きな壁をつくって白くしました。白くするだけで空間に広がりが出ます。
もと和室側の窓は時間とお金の関係で木製建具のまま。昔ながらの模様が入った型ガラスで趣はありますが、ガラスは薄く断熱性がないのでここはいずれ変えたい箇所です。
となかなか時間がかかりましたが、なんとかキッチン・ダイニングは生活できるくらいまでリノベが完了しました。
次回は暮らし始めてからもう少しキッチン・ダイニングに手を加えたのでそこの部分を紹介していきます。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
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