【連載】元部員の古民家リノベ 報告 キッチン・ダイニングの リノベ編その5【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】
投稿日:2020年5月27日(水曜日)
こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
古民家リノベーションした時の記録、その30です。
前回はキッチンまわりの壁にタイルを貼っていきました。
今回はタイルのとタイルのすき間・目地にセメントを入れていきます。
目地のセメント入れはお風呂場で貼ったタイルと同じくですが、あのときは初めてということもあり目地入れに必死で記憶も記録もなかったのですが、今回はしっかりと紹介します。
用意するのは水を汲んだバケツふたつ以上(目地を拭き取った雑巾を洗うのにすぐ水が汚れるので複数あったほうがいい)・目地セメント材・それらを混ぜ合わせる用のバケツ(容器)・雑巾を複数枚・ゴムベラ。
目地セメント材は白がよく売られていて、だいたいその横に色をつけるための粉があったりします。
今回はタイルが黒で目地が白だとコントラストもつきすぎて汚れも目立つかなと思い、目地の色は黒の色粉を少し入れてグレーにします。
空のバケツに目地セメント材を入れて、少しずつ水を加えて混ぜ合わせていきます。一気に水を入れるのではなく少しずついれないと、シャバシャバになってしまい、目地セメント材を大量に追加しないといけないからです。セメントの硬さはやわらかすぎず硬すぎず、耳たぶのやわらかさくらい(←ここは本当に感覚)。そのあとに色粉を水で溶いたものを理想の色に近づくまで加えていくのですがこれまた少しずつ。
目地入れの前には、いちおう飛び散っていいように養生しておきます。
目地セメントは時間がたつとどんどん硬くなっていくのですばやく入れていきます。
ゴムベラで目地セメントを隙間にざっくりと入れ込んでいきます。雑巾で刷り込んだ後に、指の先も使ってすき間にしっかりと入れ込んでいきます。次は水でぬらして硬く絞った雑巾でタイルについたセメントをきれいにしていくイメージで全体を拭きとっていきます。この作業を何度かしてすき間無く入っているか確認しながらやります。
今までの汚れた雑巾は使わずに、最後にきれいな雑巾を水で濡らして硬く絞った状態で仕上げのつもりでタイル全体を拭いて完了です。
大きな面積を一度にするのは大変なので、何段かに分けてやっていきました。
こんな感じの仕上がりになりました。
今回はタイルもピシッときれいに狂いなく貼れて、目地もきれいに入って大満足な仕上がり。
古いタイルもピカピカになりました。
そして、ここのタイルがもうすぐできるかできないかくらいのタイミングで特注で頼んでいたキッチン天板ステンレスが届いたとの連絡が。
軽トラに乗ってやってきたキッチン天板ステンレス。
届くタイミングで「現物見たい」といって業者の紹介や見積もりまで手伝ってくれた田中くんがやってきてくれた。
さらに一緒に家まで運んでくれる。
傷が付かないようにがっちりした木枠で組まれていて重い。
みんなでよいしょとひっくり返して仮の脚にのせてみる。一気にここがキッチンだということの実感が湧いてきました。
青いのは養生のラップでまだ壁にペンキとか塗るので剥がさず残しておきます。せっかくきてくれたのにステンレスの仕上げまで見れなかった田中くん。とりあえず謎の記念撮影だけはしておきました。
次回からキッチン・ダイニング壁の仕上げをしていきますー!
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/
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