【連載】元部員の古民家リノベ 報告 キッチン・ダイニングの リノベ編その4【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】
投稿日:2020年5月13日(水曜日)
こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
古民家リノベーションした時の記録、その29です。
前々回はキッチン・ダイニングの壁をパテ埋めし、ヤスリがけしました。
前回はキッチン自体をどうするか決めてキッチンの天板ステンレスを特注で作ってもらうことにしました。今回はキッチン天板ステンレスが届くまで壁にタイルを貼っていこうと思います。
キッチン自体は新しくするのですが、場所は変わりません。
キッチンがもともとあった場所にはこのような青いタイルが貼られていました。
このタイルよくみると陶器製ではなく、プラスチックのタイルでした。
だいぶ汚れてしまっているのでこのタイルのまま仕上げとはせずにタイル上からベニヤを張ってもらいました。
やっぱりキッチンは油が飛んだり汚れやすい場所なので、ふき取りやすい陶器製のタイルがいいなーと思っているところ、友だちが「タイル余ってるでー」ということでもらえる事になりました。
もらったタイルがこちら。
ガラクタ市みたいなところで手に入れたらしく、一度使用済みなのか接着剤がついたあとがあったり汚れがひどいものがある中でも半分以上はちゃんと使えそうな状態でした。この手の四角いタイプのタイルはホームセンターでも売られていますが、欲しいタイミングで欲しいものがもらえるのは物のめぐり合わせだと思い、このタイルの上にも付ける予定のこれもまたもらえたレンジフードも黒色で黒のタイルにも合うんじゃないかなと思いました。
お風呂場のタイル貼りではセメントを練って手がドロドロになりながらかなり苦戦しながら貼っていきました。
苦戦したのもお風呂に貼ったタイルは外装用の厚みが約10mmもあるタイプだったり、貼る面がコンクリートだったりで練ったセメントを使うしかなくて初心者には結構難しい条件だったのです。
今回のキッチンのタイル貼りはもう少し簡単で、貼るタイルの厚みは約5mmで貼る面はベニヤということで、大工さんのアドバイスではセメントは練らずともタイル用のチューブタイプの接着剤で貼れるんじゃないかということでした。
このタイプだとセメントを練らないので手がドロドロにならないし、セメントだと時間が経つと固まっていく問題もなくあせならくてもすみます。
では、さっそく貼っていきます。
タイルとタイルのすき間=目地幅をレンジフードの高さの間で割り振りを計算して目地幅に合わした板の切れ端を差し込みながら貼っていきます。今回はゴムハンマーで叩いてあげなくても、ぐっとタイルを手で押してあげながらで圧着して貼っていけました。
コンロ・レンジフードまわりだけではなく、シンク・水切りかごまわりの水が飛びはねそうな場所にも貼っていきました。
タイルの貼り方のパターンは1段ごとにはタイルを半分カット、半分ずらして貼っています。ずらさず素直に貼っていってもよかったのですが、ふつうになりすぎるのと、少ない面積でも印象的にみせたいなと思ったからです。
タイルを半分に切るのは、お風呂場のタイルを切ったときと同じタイルカッターを使いました。
キッチンのタイルは厚みがないぶんとても切りやすい!
2回目で慣れてきたということもありますが、お風呂のタイルを貼るよりはるかに今回のキッチンのタイル貼りは簡単によりきれいにできました。
次回はタイルのとタイルのすき間・目地にセメントを入れていきますー。
※このリノベーションは2018年〜2019年に作業したものです。
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
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