【連載】元部員の古民家リノベ 報告 リビングの床編その1【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】

投稿日:2019年12月18日(水曜日)


こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。

こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。

古民家リノベーションした時の記録、その20です。
トイレ、お風呂場に続き前回は寝室のリノベまで終わりました。

トイレ、お風呂場に続き前回は寝室のリノベまで終わりました。

今回からはリビングの床を張っていきたいと思います。
間取り図で見てみると、リビングは和室3部屋をひとつにして広い空間にしたいと思います。

間取り図で見てみると、リビングは和室3部屋をひとつにして広い空間にしたいと思います。

この3部屋は解体の時には畳を全部とって、シロアリにやられていた板は全部とっぱらって新しくしました。

この3部屋は解体の時には畳を全部とりました

シロアリにやられていた板は全部とっぱらって新しくしました

これが畳をとっぱらった下の板だけの状態です。

これが畳をとっぱらった下の板だけの状態です

この上からフローリングを張っていきますよ。
3部屋の区切りにはそれぞれ建具が入っていて、その下には建具をスライドさせるレールがあります。そのレールも取っ払ってひとつの床にすることで視覚的にも広く見えます。

ただ板の上に直接板のフローリングを張るだけでは底冷えがするので、断熱材を入れて足もとが冷たく感じないようにしたいなと思いました。断熱材を入れるのと入れないのではだいぶ快適さが違うと思います。断熱材を入れるために根太という角材を等間隔で床に打ち込んでいきます。

この家は年月も経っているし基礎は石の上に柱を乗せているだけの構造なので、床は少なからず傾いている状態でした。根太を打ち込むと同時に床全体の水平レベルを大工さんが合わせてくれていました。
そして断熱材はこのような板状で売られています。
この断熱材はポリエチレン樹脂を主原料とする発泡体の断熱材で、要は高密の発泡スチロールのようなものです。

この断熱材はポリエチレン樹脂を主原料とする発泡体の断熱材で、要は高密の発泡スチロールのようなものです

断熱材は厚ければ厚いほどい効果はあると思います。一般的には厚さ20mm~50mmがホームセンターで売られています。ただそれぞれ床の収まりの条件などがあるので、今回は25mmを使用しています。
ではでは断熱材を根太の間に入れていきたいと思います。

断熱材はカッターで切れます。断熱材を根太の間隔の幅ちょうどに切るのに簡単な方法があります。断熱材の端を根太の片方に当てておいてから、切りたい幅のもう片方の根太の角に当てるように置いて断熱材を上からグッと抑えると断熱材に線のように跡がつきます。その線をカッターで断熱材の厚さの半分ほど切れ目を入れるとあとは手で折るように力をくわえればパキッと切れます。
断熱材はすきまなく埋めましょう。ちょっとすきまがあっても端材の断熱材を小さく切って押し込めて埋めます。

断熱材を埋め終わった様子がこちら。

断裂材を入れるだけでももう足もとがひんやりしない。
次回はこの上にフローリングを張っていきます。

みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
みねてぃ(元フェリシモ女子DIY部員)
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/

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