【連載】元部員の古民家リノベ 報告 寝室の改装編その4【元部員みねてぃのDIYライフ in 吉野】
投稿日:2019年12月4日(水曜日)
こんにちは! 元フェリシモ女子DIY部員のみねてぃです。
古民家リノベーションした時の記録、その19です。
前回は寝室の砂壁の上塗りの白ペンキを塗り終えて、今回は写真でビフォーアフターを紹介します。
リノベ前の部屋はこのような感じ。
古民家によくある畳と砂壁のシンプルな要素の部屋。大きな窓はあって光は入るのですが、どんよりと全体は暗い印象です。
ほんとうは床も断熱材入れて木のフローリングか、またはベニヤを敷いてカーペットにしたかったのですが、この部屋は時間と予算の関係上、砂壁をペンキで塗るということだけにしました。
ペンキを塗り終えてから畳を戻して、この部屋の床のサイズを採寸・オーダーしてカーペットを敷きました。
色は嫁に任せていたのでまさかの赤!
ちなみにあまり畳の上にカーペットを敷くのはよくないみたいです。畳は調湿をおこなってくれるのが大きなメリットですが、カーペットを敷くと調湿・通気性を妨げるとのこと。
ゆくゆくは畳をやめて床を断熱材とベニヤにしようと思ってもベットや家具を置いてしまうとなかなか腰が重く、すぐ1年以上経ってしまっていますよね。最初にやれるときにやるというのが正解かもしれません。
寝室リノベはこのようになりました。
壁だけといいましたが、奥の一段下がっている天井も手が届きやすかったので白く塗りました。
赤いカーペットも家具を置いたら見える面積も狭くなって、そこまで派手さはなくいい感じです(見たときはマジかーと思ったけど)。
砂壁もペンキを塗ってみるとザラザラしたテクスチャーでとてもいい感じ。しっかりとシーラーとペンキを塗ったので砂を抑えてくれていて、さわってもパラパラと落ちません。
ありとあらゆるすきまもコーキングしたのでなくなり、砂壁と砂壁の間の木の柱もいっしょに白くしたのでそのデコボコはあるけれども壁一面すっきりした印象です。もともと和室とは思えないような仕上りに大満足です。
この部屋の窓は大きく、開けたら庭には大きな木と遠くには山が見える。朝起きると鳥の声が聞こえる気持ちのいい寝室ができました。
同じ空間でも壁を白くするだけで、こんなにも明るく広々した印象になります。白は正義ですね。白く塗ることによる空間の変化は大きいんだなと実感しました。白く塗るだけなら、少し大変ですが比較的簡単にできますし、何よりそこまでお金がかからないから、何をどうしていいか迷ったらとりあえず白く塗るはおすすめです。
それでも床や天井もしたいし、写真には写ってないですがこの部屋には押入れもあって、とりあえずふすまは外した状態でオープンにしたまま残しています。そのあたりはまた何かしたとき報告しますね。
次回はリビングの床にフローリングを張っていきたいと思います。
寝室ができたということで、おやすみなさい。
フェリシモ女子DIY部卒業後は奈良で木工家具工房を開業するためただいま準備中。
インスタグラムでは古民家と工房のリノベーションの様子、また家具などの製作物をあげています。
【インスタグラム】
https://www.instagram.com/wataru830/
コメントはブログ管理者が公開するまで表示されません。