【連載】窓の枠を原状回復可能な方法でリメイクしよう【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】

こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。（ぶるぼん。）です。

わが家にはFIX窓があり、そこから庭の植物を眺めることができるのですが……

その窓枠の色が薄いベージュの感じで、木の味わいのある窓枠だったらもっといいのにな……と、思っていました。

以前、ホームセンターのセールで、こんな薄い木の板を買っていました。
今回は紙のように薄いこの板を使って、わが家の窓枠を木の窓枠のようにリメイクしてみたいと思います。

今回使った材料と道具はこちらです。
・薄い木の板
・マスキングテープ
・はさみ
・カッター
・強力タイプの両面テープ
・定規
・メジャー
・好みの色のワックスなど
・ウエス
・ポリ手袋

まず、メジャーで窓枠内のサイズを測ります。
測ってみたところ、サイズは
内側の高さ…約1500mm
内側の横の長さ…約600mm
表面（外側）の高さ…約1540mm
表面の横の長さ（間の長さ）…約600mm
表面の幅…20mm
でした。

まず薄い板を測った長さにカットします。定規やメジャーを使い、木の板に印を付けて線を引き、はさみやカッターでカットしました。
カットした薄い板は、実際に窓枠に当ててみて長さが合っているかをチェックしておきます。
少し長い場合は、ここで調整しておきましょう。

カットした薄い板に、ワックスを塗ります。
今回は、オールドウッドワックスのウォルナットとクリアを混ぜた色にしました。ポリ手袋をして、ウエスで塗り込みます。
塗った後は、しっかり乾かしておきます。
この板を窓枠に貼りたいのですが……

実は、窓枠の奥行よりも板の幅が少し短いので、そのまま貼ると元の木肌の部分が残ってしまいます。
そこで、茶色のマスキングテープを足りない部分に貼り、板の足りていないところをカモフラージュします。
今回のように濃い色の板の場合は、マスキングテープも濃いめの色がいいかなと思います。

原状回復可能な方法で、薄い板を貼るために、マスキングテープを写真のように端と端に貼りました。
そのマスキングテープの上に両面テープを貼ります。
マスキングテープから両面テープがはみ出すと原状回復がむずかしくなるので、はみ出さないようにご注意ください。

両面テープのはくり紙をはがし、ずれないように気をつけながら薄い板を貼り付けます。貼った後は、手でしっかりおさえてぴったりくっつけます。
マスキングテープと両面テープは、すき間なくぐるっと貼ったほうがしっかり密着し浮いてこないのですが、この日家にある材料でさっと作りたかったので、私は少しテープを貼る量を減らしました。
マスキングテープ、両面テープのストックがたくさんある場合は、ぐるっとすべてに貼った方がしっかりくっつくと思います。

内側のすべての面にマスキングテープ、その上に両面テープを貼り、薄い板を貼ります。

枠の表面の細い部分にもマスキングテープを貼って、その上から両面テープを貼り、薄い板を貼りました。

完成です。近づかないとわかりにくい自己満足レベルのDIYではありますが、気になっていた窓の枠が木目に変わりました。

最初の写真と同じ感じで撮ってみました。木の味わいのある窓枠になって大満足です。

遠目で見るより近づいた方が違いがよくわかります。

ちょっと窓の枠を変えただけですが、小物も映えるような気がします。
木の板を貼る下地にマスキングテープを貼ったので、飽きたらはがして元通りにすることが可能です。
マスキングテープの粘着力によっては、枠の塗装などがはがれる場合もありますので、施工は自己責任でお願いします。
薄い板でなくてもリメイクシートやマスキングテープを貼ることでも雰囲気が変わると思います。
DIYのヒントになればうれしいです。

burubon。（ぶるぼん。）
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。


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