【連載】カフェ板を使ってサイドキャビネットを作ろう 前編【burubon。のちょこっとカフェ風DIY便り】
投稿日:2023年9月20日(水曜日)
こんにちは。熊本県の働く主婦Diyer burubon。(ぶるぼん。)です。
皆さま、カフェ板って知っていますか?
ホームセンターなどで取り扱いのある杉の無垢材で、側面の片方が矢印のように出っ張り、もう片方は矢印のようにへこんだ構造になった板です。
床板などにも使われるこのカフェ板、幅200mm×厚み30mm×長さ2mでお値段が1200円くらい~と、とってもリーズナブルなんです。
以前このカフェ板を使って、既存の床板の上から新たな床板を張ったこともあります。
今回はカフェ板を使い、小さめのサイドキャビネットを作ってみたいと思います。
ホームセンターで2mのカフェ板を購入し、ホームセンターで700mm 2枚、140mm 1枚、240mm 1枚にカットしてもらい、残りの端材も持ち帰りました。
今回使う材料は以下の通りです。
・カフェ板 長さ700mm 2枚
・カフェ板 長さ140mm 1枚
・カフェ板 長さ240mm 1枚
・背板(合板)幅200mm×厚み12mm×長さ700mm 1枚
・角材 幅15mm×厚み15mm×長さ1m 2本
・端材(後編で使用)
・さしがね
・のこぎり
・ボールペン
・やすり
・接着剤
・木工パテ(あれば)
・電動ドリルドライバー
・ビス
700mmのカフェ板の端に240mmのカフェ板をぴったりと当てて、写真のように2枚とも線を引きます。
角材に180mmのところに線を引いて、のこぎりで切り、2本の180mmの角材を作ります。切り口はやすりできれいにしておきます。
カフェ板に先ほど引いた700mmのラインの下にぴったり合うように、角材を電動ドライバーでビス留めします。
角材をつけたカフェ板が2枚できました。
写真のように、取り付けた角材の上に長さ140mmの板をのせて棚板として使います。
次に背板を取り付けます。
まっすぐな壁に板の側面を沿わせて、キャビネットの前面になる方を下にしてセッティングします。
このとき、2枚の板の間が140mmより広くなったりせまくなったりしないように、さしがねで角を取りながら長さを確認します。
背板がずれないように手で押さえながら、電動ドライバーでビスを打ちます。
背板の底の方を留めるときは、棚板となる140mm幅の板を、右の写真のように側板と側板の間に入れてからビスを打つと、歪みにくく打ちやすいです。
天板と棚板(140mmの板)をのせてみました。作り上げたい形状に近づいてきました。
今回使っているカフェ板の幅が200mmです。
そのままでもいいのですが、少し天板の大きなデザインにしたいと思ったので、角材2本を240mmにカットし、接着剤で貼って1本にします。この木材を天板の後ろに貼り付けて、少し天板を大きくします。
天板は240mmにカットしたカフェ板を使います。
キャビネットの幅は200mmになりますので、天板の後ろ側の左右それぞれ端から20mmのところに線を引きます。
また表側にビスを取り付ける穴の位置に印をつけておきました。
背板の真ん中あたりにもビスを2カ所打つとともに、先ほどくっつけて1本にした角材をカフェ板240mmの背面に取り付けます。
印をもとに天板の位置を決め、電動ドライバーで印をつけたところにビスを打ちます。
上から見るとこんな感じです。
ビスを目立たせたくない場合は、木工パテを使います。
ビスをさらに深く打ち込み、できた穴に木工パテを注入し、ヘラで均等にします。
4~5時間以上置いて完全に乾燥したら、やすりをかけたり、塗装をしたりしてより馴染ませることができます。
サイドキャビネットの形ができあがりました。カフェ板の色合いがナチュラルで、このまま使ってもよさそうです。
これで前編はおしまいです。
次回はこのキャビネットに色を塗ったり、もう少し装飾したりして仕上げたいと思います。後編も楽しみにしていてください。
熊本県在住の会社員主婦です。
自宅をカフェみたいなお気に入りの空間にしていきたいと、
できるだけお金をかけずにDIYでいろいろ作っています。
この連載では大雑把さんでもできる簡単DIYやセルフリノベーションなどをご紹介できればと思います。
ブログやインスタグラムにもDIYやインテリアを載せています。【ブログ】https://porttoleaf.blog.fc2.com/【インスタグラム】https://www.instagram.com/burubon_urrk/【ツイッター】https://twitter.com/burubon8
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